移動時間の延長と膝OA | グルコサミン博士のブログ

グルコサミン博士のブログ

グルコサミンのことならなんでもお答えします♪

83日本整形外科学会学術総会で「中高年者の移動時間延長はX線上の変形性膝関節症ではなく、肥満と膝痛に関連する」をテーマに東大村木先生の発表がありましたので、その要約を紹介します。


変形性膝関節症(膝OA)の有無、膝痛、肥満の中で、ロコモティブシンドロームの評価基準であるTUGテスト(椅子から立ち上がり 3メート先の矢印を回って戻ってくるテスト〕の移動時間に影響を与える因子を検討した。40歳以上の637名を対象に、X線上の膝OA、膝痛VAS、体脂肪率で検討した。移動時間延長は、男性は膝痛、女性は肥満と関連し、X線上の膝OAは関連しなかった。以上より、中高年男性では選択的に膝痛の治療、女性では肥満の改善を行うことが、運動機能低下の改善・予防に有効となる可能性が示唆された。