グルコサミン研究会学術大会の発表⑤ | グルコサミン博士のブログ

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グルコサミン研究会第6回学術大会では他素材とグルコサミンと併用時の相乗効果の発表がありましたので、紹介します。

PIPS高含有リン脂質

関節腔内のヒアルロン酸(以下HA)は滑膜細胞により産生されますが、加齢や関節疾患への罹患によりHA含有量が低下することが知られています。一方グルコサミンはHA産生能を高めると報告されていました。また、PIPS高含有リン脂質にはHA合成酵素の活性化作用がることが知られています。

ヒト滑膜細胞株を用いて、PIPSとグルコサミンそれぞれの単独群および併用群を作り培養。その後培養上清に含まれるHAを定量しました。その結果、PIPS5μg/mLとグルコサミン0.005mM併用添加時にHAの放出量が有意に増加しました。

各種アミノ糖およびウロン酸のヒアルロン酸産生に及ぼす効果

ヒアルロン酸(以下HA)はN-アセチルグルコサミン(以下GlcNAc)とグルクロン酸(以下GlcU)から構成されています。一方グルコサミン(以下GlcN)は細胞内においてGlcNAcに変更され、HAなどのグリコサミノグリカンの構成成分として存在します。

アミノ糖であるGlcNGlcNAc、、ウロン酸であるGlcUGalU(ガラクツロン酸)を添加時のヒトの滑膜細胞および軟骨細胞におけるHA産生に対する効果を検討したところ、GlcNつまりグルコサミンのみ培養上清中のHA濃度の増加が認められました。