曲目はメンデルスゾーンのバイオリン協奏曲や交響曲「スコットランド」などでした。
クルストファー・ホグウッドの指揮も、N響の演奏はさすがでした。
ただ、バイオリンの独奏は、私が思春期の頃、この曲を聴いていたときに感じた、
「人生においていは絶対に満たされないことが直感的わかっている、
けれども、それでもなお、憧れ、求めることをみずから禁じることができない何ものかへの『痛い夢』のようなもの」を、演奏者と共有することができない不満が残りました。
演奏者という、「準創造者」にも、「人生の年輪」が必要なんだろうと、思いつつ、秋の夕暮れ、帰宅しました。
