五十肩にヒアルロン酸注射 | グルコサミン博士のブログ

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中高年に見られる五十肩には通常、疼痛緩和治療が行われるが、拘縮が強く慢性化する例も多い。ヒアルロン酸を注射すると、関節可動域が回復し、痛みも改善する―。

そのような記事が日経メディカル8月号に掲載されているのでその概要を紹介します。



「肩関節周囲炎、いわゆる五十肩は明らかな外傷や誘因がなく、肩周囲組織の老化に伴って炎症を来し、痛みや運動制限を生じるコモンディジーズだ。

痛みが発生した早期(急性期)の治療は、疼痛緩和が中心になる。具体的には、安静の上、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の外用や内服が一般的に行われている。

さらに夜間痛を伴い、日常生活の動作が制限される場合、肩峰下滑液包にステロイドの注射を打つという治療法もある。


一方、患者自身が『五十肩だから様子を見よう』として、整形外科受診時には慢性期になっていることが多いため、疼痛緩和に加え、関節可動域を増やしていくという治療の目標もある。そのために行われている治療法がヒアルロン酸の注射である。疼痛緩和の効果はステロイドより弱いが、関節の動きをスムーズにする効果が高い。

昨年には、海外で660人を対象に行われた無作為抽出ランダム化比較試験の結果が発表され、ヒアルロン酸注射が疼痛や夜間痛、可動域の改善に有効であることが明らかになった(J Bone Joint Surg Am 2008;90:970-9.)。」


以上です。