ヒアルロン酸のOAに対する有効性 | グルコサミン博士のブログ

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変形性膝関節症治療におけるヒアルロン酸の関節内注射の有効性に関しては、いままで検証した各試験のデザインが均一でないため、報告によって評価が異なっていました。そこでStrandらは、オーストラリア、フランス、ドイツ、スウェーデン、英国で実施された5つの無作為化二重盲検比較試験から同一の評価項目によるメタアナリシスを行いました。

対象は、X線で膝OAと診断された症例。炎症性関節症や過去3~6カ月以内に関節内注射を実施した例は除外され、1%ヒアルロン酸関節内注射剤(平均分子量90万ヒアルロン酸)または対照としてリン酸緩衝液2.5mLを膝関節内に週1回、連続5回投与しました。

主要評価項目は、疼痛や歩行距離、階段の上り下りなどの日常生活動作に関する質問で構成されているLIスコアであり、評価には、投与5週後、9週後、13週後のデータを採用しました。

患者は、1%ヒアルロン酸関節内注射剤投与群(IA-HA群)が619例、対照群が536例。IA-HA群および対照群のそれぞれの平均年齢は61.8歳および61.4歳、女性の割合は62.4%および58.8%、試験開始時のLIスコアは11.0および11.3で、両群間の患者背景に統計学的な有意差は認められませんでした。

解析の結果、LIスコアの治験開始時からの改善率は、対照群では17.7%(-2.00)でしたが、IA-HA群では24%(-2.68)と有意な差が認められました。これは、COX-2阻害薬や非選択的NSAIDsなどの効果と比べても良好でした。

ヒアルロン酸関節内注射療法は、日本をはじめ世界各国の臨床試験で高い有効性と安全性が認められていましたが、上記、新たなエビデンスが加わったことは大いに意義があると思われています。さらに、ヒアルロン酸作用のメカニズムの解明、対症療法以外に疾患の進行を抑制などの作用あるかの検証はこれからの課題であるでしょう。


しかし、ヒアルロン酸注射の苦痛を解消できるのはグルコサミンの服用であり、グルコサミンは経口摂取後体内でヒアルロン酸になることが証明されています。


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