食品表示 ③アレルギー表示 | グルコサミン博士のブログ

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食べ物が、免疫学的機序(多くはIgE抗体)を介して、蕁麻疹・湿疹などの皮膚症状、下痢・嘔吐・腹痛などの消化器症状、鼻・眼粘膜症状、咳・呼吸困難などの呼吸器症状など、体にとって不利益な症状が起こることがあり、食物アレルギーと呼ばれています。最も激烈なタイプはアナフィラキシーショックといい、全身発赤、呼吸困難、血圧低下、意識消失などの症状が現れて、対応が遅れるとまれに死にいたる場合もあります。
近年、乳幼児から成人に至るまで、特定の食物が原因でアレルギー症状を起こす人が増えてきました。アナフィラキシーショックも年々増加しています。そこで食品衛生法関連法令が改正され、平成14年4月から、アレルギーを起こしやすい物質を加工食品に表示することになりました。この表示の目的は、重篤な食物アレルギー症状が起きるのを避けることにあります。これにより表示を見ることで、食べても大丈夫な加工食品を選べることができます。



かならず表示される品目:卵、乳、小麦、そば、落花生

表示が推奨される品目:あわび、いか、いくら、えび、オレンジ、かに、キュイフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン



しかし、2005年の1年間に確認できたアレルギー患者の数で、エビが6位、カニが10位となり、ショック症状が出た症例数でも同5位と13位だったため、厚生労働省は4月27日、加工食品に含まれるアレルギー物質のうち表示を義務づける対象として、エビとカニを新たに加えることを明らかにしました。


グルコサミンはエビやカニなどの殻を原料として製造していますが、アレルギーの心配もされています。製造時に塩酸分解という工程があり、アレルゲンとなるたんぱく質はほとんど除去しています。従って、概ね心配なく食べていただけますが、蕁麻疹など症状が発生したら、一時中止して様子を見るかかかりつけの医師にご相談されるとよいでしょう。