(昨日の続き)
グルコサミンに加えて関節軟骨のもうひとつ重要な栄養素はコラーゲンです。
コラーゲンは体自身が作るたんぱく質で、関節軟骨も含めて身体のあらゆる組織に存在し、細胞と細胞を結びつける役割を持った補強繊維になっています。
しかし、食物から鶏や魚のコラーゲンを食べても、そのまま私たち人間の体のコラーゲンになるわけではありません。食べたコラーゲンは消化を経てアミノ酸に分解され、小腸から吸収されます。そのアミノ酸を再びコラーゲンの材料にして私たちの身体の中でコラーゲンが作られるのです。そして、このコラーゲンが不足しますと軟骨に限らず、肌の老化や臓器全般が脆弱化してしまいます。
従って関節軟骨や全身臓器の丈夫さを保つためには良質のたんぱく質を積極的にとるように心かけましょう。
また、軟骨成分の70%は水なのですが、体に存在する水には血液やリンパ液のように流れる遊離水と、身体の組織が捕まえて放さない結合水があります。軟骨成分の水は、全てこの結合水で、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸などはこの結合水を蓄えてクッション効果を果たしています。水を吸い寄せるスポンジを思えばイメージが沸くと思います。関節軟骨の機能を維持するために求められるのは、水の補給ではなく、ヒアルロン酸の原料であるグルコサミンとコラーゲンを摂る事が大切でしょう。