さて 松葉ガニ解禁日の翌日 今年も いい日に来ることができました。

日本海の冬の贅を満喫するコース
「松葉蟹×鮑×ブランド但馬牛」を堪能する会席

板長直筆のお品書きです。

お部屋に入ると 食卓の真ん中に 秋の草花に 飾られた
いくつもの小鉢が 用意されていました。
「前菜になっていますが、お料理の間に おつまみ下さい。」
これは とっても うれしい心遣いですね。


ばい貝バター焼き かに金紙巻き


せこがに 綺麗に身をほぐしてあります。 いくらみぞれに 手前はあんきもかな?

かき卵 (卵の味噌漬け) これは すっぽんかな?
最後まで 少しづつ 楽しみながら いただきました。

そして この日 私たちの食卓にあがってくれるカニさんが ご挨拶に・・
さっきまで 目の前の海にいたカニさん・・足をバタバタ させていますよ。

まずは 小吸い物 かにすり流し

赤いさざんかと紅葉で 飾られた舞台の上に カニさんの足が
堂々の登場です。
花の和紙のランプの中で 灯りが ゆれています。

向附 カニ刺し 地魚 2種

新鮮なので 身が ねっとりと 殻にへばりついています。


いつも 甲羅みそは 私に譲るパパが 美味しいって食べていました。

煮物 あわび
肉厚の鮑で とても 食べ応えがありました。

強肴 但馬牛ひれステーキ
これが 今まで食べたステーキの中で 一番美味しかったと言えるほど
美味でした。焼き加減 柔らかさ 私の好みに ぴったりでした。

蒸し物 蒸しかに
仲居さんが 丁寧に さばいて下さいます。

そして 板長の御登場です。
板長自ら かにしゃぶをつくってくださいます。

まずは かにの 心臓と みそを さっと お出汁に・・
かにの心臓って・・
もちもちっとしていて 生麩のようなお味と言っていいかしら・・
これは 珍味ですね。
みそは ふわ~って開いて お花のようです。

次に かにをしゃぶしゃぶして 板長が ちょうどいい頃合いに お椀に
入れて下さいます。
きゃ~ お星さまだ~ なんて 騒いでいるうちに 寡黙な板長が
野菜を入れて お鍋を仕上げて下さいます。

そして 器に きれいに盛り付けてくださいました。

う ・ つ ・ く ・ し ・ い 
俵型のものは 白菜の中に カニの小さな身を包み込んであります。
こんな お上品なカニしゃぶを いただいたのは 初めてです。

そして 板長が退場されて 再び 仲居さんが あらわれ
さらっと カニ雑炊を 仕上げてくださいます。
温泉卵をのせた かに雑炊 です。

そして 秋のデザート です。
二人で なんとか 完食しました。 はあ~ お腹 いっぱ~い
カニは お醤油も 三杯酢も 塩も つけることなく 蟹そのもののお味を楽しむことが できました。
うっすら 海の塩味が きいた 蟹の身は ほんのり甘く
とっても やわらかく 美味しゅうございました
ごちそうさまでした

お部屋に 帰ってしばらくすると 仲居さんが
お休みなさいのご挨拶と共に
お夜食を 持ってきてくださいました。

夜の静かな灯りの中で
あかまつ号から 始まった 今日一日を 思い出しながら・・・
おやすみなさ~い