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音咲きピアノ❀FloweryNotes
「人間と植物のあいだには相互プロセスがあるのです。
人間が炭酸を吐き出し、
植物が炭酸を吸い込む。
というプロセスです。
植物と人間のあいだには、完璧な対比が存在します。」
※参考図書
「人間の四つの気質」
ルドルフ・シュタイナー/西川隆範訳
風濤社
☆シュタイナー関連の本の中では読みやすく
でも易し過ぎず、おススメです。(私見です)
人間と植物は構造的にも対照的で、
植物は人間が逆さまになったつくりをしていると
シュタイナーは語ります。
あらゆる本で語られているので
シュタイナー読者にとっては
お馴染みのことですが、
目・耳・鼻・口、や脳など
養分や外部の(電気的)情報を吸収する
人間の頭部は植物の根にあたり、
生殖・代謝に関わる
人間の腹部は植物の花にあたる、と。
(中間的存在の動物は、
この構造が横向きになっている、とも。)
シュタイナー教育では
⚪️芸術的体験
⚪️手仕事・労働
⚪️季節との関わり(お祭りや行事)
が大切にされます。
それらは大人にとっても
心身ともに健やかに豊かに生きる
生活の要素でもあります。
6月は、らっきょう、小梅、梅、紫蘇、
と毎年作業に追われる時季です。
笠取の梅は昨年“生り(なり)年”で
昨年は3kgを漬け、さらに
1kgを梅シロップにしました。
※ 笠取は宇治市山間部、自然豊かな地域です
かわって今年は実が少ないそうで、
梅仕事お休みの年になりそうです。
生り年は1~2年ごとのサイクルだとか(AI)
昨年の梅仕事では、
笠取の農家Hさんにお世話になり
納屋をお借りしての作業でした。
間をあけて2回集まり、
梅の仕込みと赤紫蘇漬けを習いました。
Hさんは私より歳上の女性で
お嫁に来てお姑さんやおばあ様に
習われたそうです。(キッチリと!😅)
計量も、塩漬けも、紫蘇のアク抜きも、
ごく当たり前のこととして
Hさんの動きは、手つきも要領も
身体にしみ込んでいらっしゃる感じでした。
質問の答えも"こんな感じ"みたいな。
計量はキチンとしますが、
数字を覚えていらっしゃるというよりは
体験として割合が入っていらっしゃる感じで。
紫蘇は青いのも赤いのも、(梅干しには赤)
笠取では道端に生えてるくらいで、旦那様が
たっぷり収穫してくださっていました。
この赤紫蘇の葉を茎から摘むのが
思いのほか大変で!
根気のいる作業でした。延々と、、
終わらないんじゃないかと思うくらい。
(最終的には量を減らしました💧)
摘み終えた紫蘇の葉は
塩で揉んでアク抜きします。
予想以上に真っ黒い汁が出てきます。
何度か繰り返して
透明感のある赤になったらOK!
言うまでもありませんが
梅干しの赤はこの赤紫蘇の色ですね♪
納屋で5人ほど(男性も一人)での作業中、
「これから紫蘇を漬け込むけど
この色がなかなか出ないことがあるねん」
とHさん。
アク抜きの良し悪しかな、とドキリ😳
すると意外な答えが…
「生理の時にこの紫蘇したらあかんねん。
なっかなか色が出ーへん時があってな、
お姑さんに
"あんた生理やったんちゃうか⁉︎"て。
そうやってん!」
…そんなことある?
んやぁ。。。😆
もともとはこんな風に
何軒かの人間が寄り集まって
老いも若きも、男性も交じって
手を動かしながらお喋りしながら
季節の事が伝承されてきたのでしょう。
梅仕事とともに
HさんのHistoryやEpisode、
集まった方々との静かな作業とお喋り
それら全ての柔らかな記憶が、
私の体験となりました。
本を開けば、AIに聞けば、
合理的でムダがないけれど、
それには代え難い経験でした。
シュタイナーはこういうことを
大事にしたかったのだと思います。
知識偏重や科学的思考偏重の行く末を
常に案じ、警鐘を鳴らしていました。
(彼は約100年前に亡くなっています)
ところで出来上がった梅干しは、
今までに食べた梅干しで一番美味しくて
梅干し大好きになりました❤️
私こんなに語りながら、梅干し
それほど好きではなかった、というか
フツーでした。
でも本当に大好き❤になりました😊
先日母に分けたら、
「今までに食べた梅干しで一番美味しかった」
って😆、親子そろって大げさ!…じゃなくて
本当に本当に😋
大満足の梅仕事でした。
💡梅干しはお腹の調子を整えることで
知られています。


