女優魂 | 全国No. 1短編小説家ー中国地方の観光&グルメレポ

全国No. 1短編小説家ー中国地方の観光&グルメレポ

るるぶとかタウン情報おかやま、winkなどに載ってるスポットばかりアップしてます。メディア記載の場所に実体験したレポかな(笑)

これは
フェイ・フォンという女優の話である(中国出身の女優)

フォンは20代の頃
20世紀最強の幽艶な女性として多くの中国武侠ドラマや香港アクション映画に出演した。
そして 彼女は30代になった時から自慢の特大巨乳輪とGカップの胸
なのに しっかり鍛えたボディを 惜しみなく作品の中で披露していった。
「最強の 脱ぎっぷり女優」としても 大活躍した。



そして 40代になっても 彼女は 頑張った。
でも さすがに40代になってからは 色々とフォンの身体に 無理が生じてきていた。

ある日の フォンと 監督の会話

「監督 40歳になってもアクションやヌードは
もう 私自身きついです。
でも 多くのファンを裏切らないために 私
頑張ります。
毎日のアンチエイジングトレーニングに撮影のためのアクションも セリフも 覚えます!」

「さすがはフォンさん。
だけど 最近 ウエイトが増えてきてるよね?
バストも下がってきてるよね?
もっと ストイックに
ストイックに〜」

「はい! ちょっと気を抜いたら こんなだらし無い身体になっちゃって 
すいません。 
私  死ぬ気で 頑張ります。」


フォンは 多くのファンに裏切りたくないので 無理な食事節制やトレーニング
美容のために ヒアルロン酸注射を打ちに行くなど
ストイックに 努力していた。

「今年の夏  つまり2009年7月のクランクアップに向けて 私は 全てのファンにとって光となる女優となりたい。
だから 負けない」
2009年4月現在
 フォン主演映画の撮影中に
フォンの運命を変えてしまう出来事が 起こってしまうのであった。

 
過労もあったのか?????
40歳超えても AV風な作品に多数出演したり アクション映画やテレビにラジオに 多忙過ぎたのも原因か?
なにより 睡眠不足&不規則な生活で無理をきたしていたようだ。

44歳になって4日目 4月4日の撮影中 に大アクシデントが起こった。
監督「どうした フォン。
また昨夜も やけ酒に溺れたのかい?
無理しちゃあかんよ。」

明らかに その日 表情が 虚なフォンだった。

しかし 千鳥足だが 本番スタートになると
女優スイッチが入って 
セリフを ハキハキ言えてたから
まさかの事態までは 予想してなかったようである。

しかし 4月4日の撮影終了時間(17時前)に フォンの
その後の人生を変えてしまうようなことが起こってしまった。


2009年4月4日4時44分(16時44分)

フォンは倒れた。

意識朦朧として

病院に緊急搬送された。









私は 死ぬのか……
40超えて無理な生活で身体は ボロボロだったからなぁ…………


意識朦朧としてる中で 昔 読んだ絵本の中に登場した
「干支神フェニックス」が 現れた。
その絵本の内容とは 困った人苦しい人の前に
フェニックスが 現れ 奇跡を起こすストーリーだった。(オムニバスストーリー的な)
例えば 死にかけた貧しい農民が 悪代官と 入れ替わり
悪代官に入れ替わった農民が 素晴らしい代官様になり国を救う話などもあった。




「フォンよ! あなたは 奇跡を信じますか?」

干支神フェニックスは 薄れゆく意識の中で フォンに問いかけた。



「はい 信じます 」


「フォンよ! あなたは どうなりたいのか?


「もう女優として生きるのは疲れました。

なので 地味でもいいので 若返って 健康に暮らせたら嬉しいです。」


なんとも 死にかけて大変だからなのかフォンは

フェニックスに 多少 無理な お願いをしたようだ。


「若返り??  ふふふ 面白い。

それでは あなたは

奇跡を信じていてください。

いつか 奇跡は きっと叶います。」




「ありがとうございます。うれしゅうございます」


朦朧とした意識の中なので

それは夢か幻だったかもしれない。



フォンは 目が覚めたら いきなり若返り

健康体になっているのかと 期待したようだ



しかし

やはり現実は 過酷な状況が 待っていた。


目が覚めたらベッドの上。

「意識が僅かに戻ってますよーー」

「目が開きましたよフォンさんの目が開いたー」

「もうダメかと思ってましたよ」


などなど集中治療室らしきところから

医師らの声が聞こえてくる。


(ぐっ ぐるじぃ 痛い  なに これ?

あたしは  動けない 喋れない

最悪だわ……)


目が覚めたら呼吸器無しでは呼吸ができない状態の自分がそこにいた。

くも膜下出血で倒れたらしい。

しかも重度5(脳死)との声も聞こえてくるではないか



何度も何度も薄っすら意識を取り戻しては 眠り

意識を取り戻しては眠りを繰り返すフォン。


(何もできないし 苦しい  しかし

このままでは 終わらない  せめて

動けるように なりたい)


フォン自身も 再び 喋れることを 願った。動けないし 喋れないので何もできなくても強く願った。  

そして月日が流れた


まるで鉛のような手足を 死ぬ思いで動かそうとすると 僅かに動けることにも気付いたフォン。


さらに月日が流れ 今まで隠していたが フォンの今を映すドキュメンタリー番組が 全国で放送された。

その番組

は中国、香港、日本でも 流された。

それにより フォンの回復を待ち望むファン達のエールが ネットでたくさん投稿された。


2013年4月4日に奇跡は起こった。

意識感覚が 格段に回復し 手足も 一気に少しだけ動かされるようになった。

さらに 言葉も 奇声メインとなるが(唸り声みたいな)

稀に はっきりと日本語が 出せることも可能となった。

食事も 一気に流動食だけでなく 柔らかなものや飲み物なら 飲めるようになった。


その翌日


「はってなら結構動けそうだわ。 試していい」

と 本人の偶然はっきり言えた言葉の意向もあってか 本人を床に置いて 這わせた。

 恐ろしいスピードで モゾモゾと はって動けた

フォン。

病院内で目撃した人は 涙を流しながら拍手したものだ。

どことなく芋虫みたいで おかしいのだが

変な芸も身につけれるほどに回復したフォン。


しかし まだまだ手足は たまにしか動かせないし

片腕が曲がり麻痺してるのも不便だった。

声も 基本は 唸り声しか あげられなくて

一人でトイレに行くこともできなかった。



(一人でトイレにも行けない  歩けない

起き上がるのも相当力がいるし…でも 奇妙な芸が

できたから よかった。 あたし 回復してるわ。)


意識を ベッドの端っこの方にある鏡に向けるまで回復したフォンは 自身の今の姿を初めて鏡で知った。


そこには もはや44歳までの 美魔女のフォンの姿はなかった。

どうみても 長年の寝たきり生活や麻痺だらけの身体のせいで 60代以上にしか見えないフォンの姿があった……


「これが  あたし  なのか………」

回復してるとは いえ 寝たきりの 麻痺した片腕や顔の皺や 不潔さ漂う風貌に絶望したフォンだった。





一方その頃

2023年から 10歳若返った姿で

この世界に転移してきたものがいた。


その者が 2013年4月に転移するまでの様子を遡って見よう。







2023年3月。

その年も凶悪なマフィアとスパイを親に持つ田中幸子らは 「無人島」にて

何人も罪ある輩を 残虐な方法で殺害していった。

田中幸子 は 親は闇の者らとの抗争にて亡くし

今は 一人暮らしをしていたようだ。


田中幸子は闇取引で雇った 二ノ宮という裁判官らと共犯して 無人島で 狡猾な技で 一人

また一人と 始末していった。


だが

無人島に突如 現れた魔の手により

自分が始末されるハメになるとは

なんたる皮肉



「化け物めぇーー

こないでえぇえええ」




魔の手は 田中幸子を追い詰め

軽く握り潰す


握り潰す予定だった……


ブシュ

ブシュ………



「うぐぐぐぐ……」

「ん?ワレの攻撃をくらって まだ生きてるとはなぁ

しぶといなあ。」


「骨はある程度砕けたが まだ 死んでない  ぜ

ゲホ ゲホッ」


「やるねぇ。

ワレの攻撃を喰らって死ななかったお前に 

素敵な選択肢を与えよう」


「すてきな せ、選択肢??」


「もう一度 ワレの攻撃を食らって死ぬ

これによりキサマは楽に死なせることが可能となる。

もしくは

キサマを10年前のキサマ  が大きく狂ってしまう前の時代へ戻ることだ。

過去を 良い感じに やり直すと 約束するなら

過去の時代に 転移させてやる。

さあ どうする?」



「決まってる だろ?  このまま 死なない

ゲホッ……

だから  過去に転送させろーー」


「キサマの態度

許さん

もお 握りつぶす 一択だぁーーー」


魔の手が 

再び田中幸子を襲いかかろうとした時

幸子は 泣きながら 言った。


「ごめんなさい 

過去に戻って 今の悪い自分を改めて生きます。」


「そうか 最初から そう言えばよかったのに


さあ この掌をくぐりなさい」



幸子は 魔の手の掌をくぐり抜けた




グルル  グルル

グルル グルル


目が回りまくる幸子。




「リリリリ

リリリリ

リリリリ〜」

目覚ましの音で目が覚めた幸子。


「うぅうう 私 魔物にやられかけたけど


んん?


えっ?

マジかぁ


時を戻せたつっーーーのかーーーっ」


10年前の自分の姿に気づいて 大興奮する田中幸子であった。


10年前といえば 人生初の就職。

その時 大病院の看護婦として問題を起こしまくるまで働いてたことを思い出した。


そして その日から 看護婦として 出勤することとなった。



もちろん  行いを良くするよう しばらくは

気をつけたと思うが……

仕事は 20代後半までに身につけたブラックな心理学や動きの技術などもあり 仕事の正確さと速さは

さっそく病院内で定評が あった。


あまりに 動きも良くて 仕事もできて気もきくので
幸子は
難しい利用者さん達も 受け持つことになるのであった。

後編に続く