やばい 気づかれたな………
と思ったら
その瞬間
ドタドタドタ
複数人の足音が聞こえてきた。
なんとなく EXITの「りんたろう」に似てる人相悪い警官と
なんとなく韓国アーティスト「PSY」に似てる人相悪い警官が マダムスナイパーに向かって
「そこまでだ! 」
と りんたろう風の警官は いきなり マダムに向かって発砲した。
しかし マダムは 「マトリックス風?」身体を 機敏に動かして
銃弾を避けた。
「さすが 凶悪な能力者
マダム.スナイパー
やるじゃん。
なぁら
めぐみん 私が マダムに麻痺させられたら
あなたの治癒気功で治してね。
いくわよ!
かつて中国で使われていたと言われる「双剣」胡蝶剣を取り出し構える ゆな。
「悪いが
そんなんじゃあマダムは仕留めきれないぜ!
某のように
サングラスをかけてくれ!」
PSY風の人相悪い警官らは ゆなや めぐみんにサングラスを渡そうとしていた。
私は 上の方から
その様子を見ていて
あの警官ら?
人相だけ見ると悪いし 好きになれんタイプだが
実は けっこう 良い人?
って 思いながら首を傾げていた。
でも なんか胸騒ぎがする。
マダムは 動かず黙って様子を見てるのも
不気味すぎるし
ゆなと めぐみんにサングラスをPSY風の警官が渡そうとしてる時に
急に今まで様子を見ていたマダムが
高笑いしだした。
「私達の仲間も もう到着するし凄腕警官のボスも もうすぐ来られる
なのに マダム…あなた
こんな追い詰められた状況で
よくも高笑いできてますね〜?」
と めぐみんは怪訝な表情でマダムに言った。
「フフフフ
真のあたしの獲物は富田とかいう つまらん人間じゃないのよ。」
めぐみんと ゆなは首を傾げた。
「富田とかいう奴は あたし た ち
あたしたち
の真の狙いたい奴の布石にすぎない
つまりは
きっかけにすぎなかったのよ。
真の狙いは
ゆな めぐみん
あなた達
アイドルポリスの皆さんです(ここで一皮強くマダムが叫んだ)
うてーーっ!」
ズドドドド
ズドドドド
りんたろう風の警官の装備してる小型なのにライフルみたいに銃弾が飛び散る 改良型銃が
めぐみんと ゆなを蜂の巣にした………
無惨にも射殺されてしまった二人。
マダムと警官らは グルだったわけか……
あまりに悲しい出来事に頭の中が整理できなくなった。
上から隠れて見ていた私は ガタガタ震えていた。
そして 今度は 顔にタトゥーのあるボス警官もやってきた。
「マダムも
おめえらも
よく やってくれた
多分もうすぐ
残りのアイドルポリスらも
こっちにくるころだ」
ボス警官は時計を見ながら薄気味悪い笑みを浮かべている。
案の定
十愛 以外の残りのアイドルポリスらも
やってきた。
なぜ十愛はいない??
「ボス警官……
最初から マダムらと
グルだったのね
よくも めぐみんを
よくも ゆなを……」
あっきーは ヌンチャクを構える。
「こんな 酷い事を よくも……」
普段クールなルカも
地面に何度も拳を叩きつけて
悔しがる。
だが 空手家のように 息を整えて構えた。
ランランは東京オリンピックも目指していたらしく
ボス警官に タックルで 切り倒しに かかった。
だが タックルに合わせて
ボス警官は強烈な膝蹴りのカウンターで
ランランの顔面に大きなダメージを与えた。
「ランランーーっ
なんてことを
女子の顔に……」
「もともと不細工な面を さらに不細工にしてやったぜ
ぺぇーーっ!!」
ボス警官は さらに ランランに唾まで飛ばす有様
それを見ていたリエコは急に出てきた
「悪魔の所業ですね あなた方のやってることは
わたくしだって
やる時にはやります。」
リエコは料理家なのか?料理具を武器に変えて戦うアイドルポリス?
台所用品ぽい道具で 素早い攻撃をボス警官に
繰り出していた
「なんだ
なんだーーっ
子供の遊びじゃないか
そんな攻撃。
おい マダム
こいつらの動きを止めてくれよ
うぜえんだわ
こいつら」
マダムは 一時期 再び眼帯をしてたが
また眼帯を外し
ランラン、リエコ、あっきー、ルカを睨んだ。
すると 全員 身体の動きが一気に鈍くなり
まるで老人のような動きになっていた。
そして
そこを待ってましたとばかりに
警官の子分達が
銃弾を乱射して ランランらも
蜂の巣状に撃った。
「軽いもんだなぁ
マダムよぉ」
とボス警官は マダムに向かってドヤ顔した。
「ドヤ顔してる場合か?
アイドルポリスのリーダーは
一番 厄介な奴だ!
あっちを見て見なさい。
厄介な物を身体に巻きつけて
歩いてきてるぞ」
「許さない 許せない
人のすることか
あなた達……」
自爆装置付きの防弾チョッキ?を着て 十愛が
マダムやボス警官らの所に鬼のような形相で
近づいている
(十愛……
死ぬ気なのだね
マダムらを、道連れにして……
銃弾がチョッキに当たれば 大爆発を起こすようだし
しかし
そうなると
ここも被害を被るぞ
ううううう)
小声でガタガタ震えながら私は
最悪すぎるシナリオに ムカついてもどかしくて
怖くて
どうすることもできない無力さに
取り乱しまくっていた。
「十愛……あなたは少しは利口なのかと思ってたわ。
でも この怪眼の力を忘れられちゃあ困るのよ
フフフフ」
やはり十愛もマダムの睨みで 身体が鈍くなり
その様子を見ていた子分どもが
十愛の自爆装置付き防弾チョッキを 取り押さえて脱がした。
「これで丸腰だなぁ
最後のアイドルポリス 十愛さんよぉ」
とボス警官は言った。
悔しさで涙を流している
十愛
「あなた
アイドルでもあるんでしょ?
可愛く素敵に踊れば見逃してあげるわよ」
と
マダムは十愛に言った。
「その代わり
今日のことは口外することのないように気をつけろ」
とボス警官も続けて十愛に言った。
悔しさで涙を流しながら
生きるために
今は耐えて
踊るしかなかったら
十愛は
Adoの「踊」を口ずさみつつ踊り出した。
半端ならKO〜
の歌の部分を十愛が言った時に
マダムも 後から 続いて
歌った。
半端ならKOーーーー
半端なダンスは もぉ見とぉなぁああぃ
そのマダム・スナイパーの声に呼応して
子分警官らが
十愛にも銃を発砲した。
ズドドドド
ズドドドド
十愛
何か言いそうだったが
そのまま
地面に倒れた
なんて悲しい結末なんだ……
「さて これで 全て掃除できたし
あたしらにとってはハッピーエンドね」
とマダムは 警官らに言った。
マダムよ。実はもう一人いたかも……
メインに殺る必要もない単なる布石となってもらった男だが
さっきから隠れてるらしく
見つけ次第 ついでに排除しとこっかなあ??
やる必要もねえけんど?
メインは アイドルポリスらの始末だったので フフフフ」
ボス警官と
天井から見ていた私と目が合ったとこで
夢から覚めた。
そして このストーリーを書き留めた。
劇終



