9割型人類滅亡へのカウントダウン〜後編 | 全国No. 1短編小説家ー中国地方の観光&グルメレポ

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るるぶとかタウン情報おかやま、winkなどに載ってるスポットばかりアップしてます。メディア記載の場所に実体験したレポかな(笑)


 上空から ついに

あきらと老人のいる とこまで来てしまった ダテンマ。


怯える あきらと 

険しい表情になる老人に向かって ダテンマは言った。




「スカルス様 

何ゆえ本来の 禍々しいがワレに似た姿から 小汚い老人の姿に化けておられるのですか?

その少女を 私に 間引かせていただけますか?

抹殺リストに乗ってる人間ですが」


「ばっかモーーン!間引きリストを もう一度見てみろ!

あきらは この内から出る波動からも 普通の人間とは別次元だと 気づかんのか?」



老人は 悪魔に向かって怒鳴った。

ダテンマに どこかの会社の上司のように言葉を吐く様子に あきらは 恐怖心は 徐々になくなったが

なんとも言えない気分になってきた。



(この老人とは何者なの?? そして ウチが ただの人間じゃない ?? って   …どゆこと?)


「申し訳ございません。スカルス様、そして あきら様

私、間引きリスト  隣町に住んでいる根っからの悪人である あきらという男性 を抹殺すべきでしたのに 間違えて 少女 あきらを 抹殺してしまうとこでした。


「ダテンマよ! 悪魔にも間違いはあるさ。リスト表を 

再度 よく見て行動するように。

せっかく上位の悪魔に おまえも慣れたんだから ここでミスすると またサターン様に 下位悪魔に戻されるとこだったぞよ」


「失礼しましたスカルス様、そして あきらさん」

ダテンマは 深くスカルスと呼ばれてるらしい老人と あきらに頭を下げた。


「えっ?何が何だかウチには全く わかんないや どうなってるの?」


今わかったことは

この お爺さんは 訳あって位の高い悪魔なのに 老人の姿に化けているということは あきらもダテンマとの会話から理解できたようだ。


「あきらよ! そなたは 地上を生き残る 選ばれしものというのを先ほどの魔法で判明したぞ。


知恵、体力、運の良さ、ルックス、優しさ、行動力、あらゆるステータスが 普通の人間を凌駕しているのお。

とにかく まばゆいばかりのオーラがすごいんじゃよ!

ワシが天上で暮らしていた頃の仲間に近いエネルギーを感じておる。


だが お主は まだ 本当の意味で この世界の終わりに生き残る力を得てない。」


「えっ?やっぱりどゆうこと?」


「ワシのような老いぼれ悪魔の血を 飲めば 光のオーラが包み込み 来るべき ハルマゲドン(地球での 人類などの一掃させる天上界の 魔法を 防げる」



「ワシを 殺せ  ???」


「スカルス様…… このもののために命を今 落とされると申すのですか?」


「いずれ天上界からワシらも消されるんじゃ おそかれ早かれ 」


「私が間引きリストを 間違えてしまったばかりに まだ単なる人間の

あきらさんを 助けることになってしまうなんて」

悪魔は 後悔している


「間違いは誰にもあるよ まあ そのおかげで エラバレシあきら とワシが出会えたのも縁じゃ。 気にするな。

ダテンマよ!

早く ワシを そなたの拳で貫け!」


ダテンマは ぷるぷる震えながら拳に力を入れている。


「ダテンマよ!何を躊躇しておる。

この あきらなら 堕天したワシらの代わりに 新しい世で人々を 導いてくれようぞ。早くワシを貫け」


すいませんスカルス様


ダテンマの拳が スカルス(こじきの爺さんの姿をした悪魔)の心臓を貫いた。




「これで いいんじゃ……さあ ワシの エネルギー玉を 受け取れ  あきらよ」


そこから出た 血が 球状になり あきらの体内に 入った。


「悪魔なのに 人間に 最後は力を貸してしまうなんて

……悪魔なのに ワシ  悪魔に なりきれなんだな……

ぐはっ」


スカルスは 朽ちた


涙を流しながら ダテンマは あきらに 言った。

「そなたは 魔では なく光を灯せ

我らも元は 天使だった。


堕天したんだ。


我らが行えなかった光を 後の世に頼む。


この先 悪魔のワレが 天使らに滅ぼされことは必須だが……

もし生まれ変わるなら

今度は 再び天使として 人々の光となる存在になりたい」



そう言ってダテンマは あきらに希望を託し 涙を流し飛び去って行った。


(悪魔なのに ウチに未来を たくすだなんて へんな展開だった……でも ハルマゲドン「地上人9割滅亡する出来事」の後に生き残れる人間に なっただなんて

なんか嬉しい  ひやっほーー)


あきらは 新しい世の希望を肌で感じとり 喜びのポーズをとった

若干10歳の少女あきら

だがハルマゲドン後は きっと今回の悪魔でも人を 助けたのを目の当たりにしたので 人々を助ける存在に成長するだろう。

新しい世の導き人となるであろう。

そして地球から多くの人々が いなくなったら後も 残った人々と共に新たな世界を創る特権が与えられるようだ。


劇終