時は中世だろうか広大な土地ロザリオという平和で争いもない国が存在した。
四季を通して温暖で チューリップなどが咲き誇る丘や風車の丘、他国へ行くための船や気球などもあり 他の国より住みやすい国だった。
戦争もなければ 他国のように怪物が出ることもない。
治安の悪い海岸沿いの国みたいに海賊に襲われることもない。
それがロザリオという国であった。
とりわけ ロザリオは商業の分野でも発展していて大富豪も多く住んでいた。
食べ物も 魚介類から肉類、穀物、季節のフルーツなど
多くの出店や飲食店で 食べることが出来たようだ。
そんな なに不自由ない国に 育った子供たちが
何人か集まって不平不満を述べていた。
「あ〜 この国 面白くないなぁ。食べるもんも苦労しないし 職業も将来的には 親の後を継ぐことが義務付けられてるしなぁ」
小太りの少年は緑の葉が生い茂る公園で ほかの二人の少年を見渡しながら そう言った。
「怪物とか他国では たくさん出るらしいね。
それにひきかえロザリオったら 平和すぎて つまんねー」
細身のすらっとした少年が口を尖らして言った。
「戦争でも 起きないかなぁ 胸くそ悪い人と人とが ぶつかり合うのをオレ達は高みの見物といきたいぜ〜」
見た目は真面目そうなのに 目つきも悪くて陰険な表情した 背の低い少年が 言った。
それを公園のベンチで座って本を読んでいた ローブを着た男は 少年達の方に近づいてきた。
「な、なんだよ なんか 奇妙なおっさんが オレらに近づいてくっぜ」
陰険な表情の少年が ローブを着た怪しげな男を指差した。
「だっせえ あの おっさん 魔法とか 魔物もでない国なのに いかにも魔導師です的な杖なんか 装備してるぜ」
細身の少年は言った。
「うわっ マジで のそのそと こっちに来やがった!」
小太りの少年は じわじわ こちらに歩を進め
半径5m以内に寄ってきた 男に向かって 両手を広げて嫌そうなリアクションを取った。
「おまえたちの話を聞かせてもらった。
おまえたち どうやら何不自由なく暮らせて 暇そうだなぁ。 ここいらで 私の昔話を聞いてみないか?」
これは今から20年くらい前のロザリオで実際起きた時の物語である。
王マッシュの伝説は もしかしたら おまえ達でも知ってるかもしれないが まだ魔物が地上に少しばかり存在してた時代に若きマッシュ王子と その仲間たちは
魔物の親玉を倒してロザリオを平和にしたそうな。
ロザリオ国からは剣術の達人の王子マッシュ。マッシュの妻はハーフエルフの少女セラフィーヌ。魔法の使い手だった。また
マッシュは魔法も少々使えたそうな。
隣国のアズラルとも仲良くしていたのでアズラルの戦士アズラル2世は モーニングスターやバトルアクス、棍棒など超重量級の武器に関しては
誰も右に出るものはいなかったそうな。
そしてアズラル国の賢者イリアスは 武器も少し使え、拳術も少し使え、魔法も多彩に使えるマルチな男だったらしい。
この物語は ロザリオ国とアズラル国の協力により魔王を倒して さらに10年以上の時が経過してからの お話なのだ。
おまえたち
これから
私が 語る この本の内容に 刮目せよ。
20年以上前のロザリオの話から 話そうか
……。
ロザリオの王マッシュが国を治めていて 息子はいない。 娘ナイチングーールがいる!
王は長髪に少量の口髭と大きく凛々しい目と長身が印象深い男だ!
魔物が地上から出なくなって すっかり平和ぼけしたロザリオ。
そんな
ロザリオ王国の城に隣国のアズラルの国のアズラル三世と屈強なエリート兵士達とアズラル三世の側近の魔導師らが王のいる寝室に入ってきたのだ。
寝室までロザリオの兵士達は アズラルらに次々と倒されていった。
だがラルフレアという少年は違った。
彼は アズラル国のものであり、アズラル三世とも血の繋がりがあったのだ。
アズラルが狂うまでは アズラル自身もロザリオに来た時は ラルフレアを応援し 可愛がっていたそうな。
もともと ラルフレアは 賢者と戦士の才能があったので
ロザリオで魔法や剣術も学ばせてオールマイティな存在にするため 奉公させていたと聞く。
ラルフレア「おじさん なぜ 多くの罪のないロザリオの城の人の命を狙うの? おかしくない?
昔の おじさんじゃないよ」
エリート兵士や魔導師らの攻撃を かいくぐりながら
ラルフレア少年は アズラル三世に言った。
「おまえの命だけは助けてやるから オレの言うことを聞け! おまえの手で 王マッシュを殺せ!
そうすれば許してやる。」
「いくら あの優しかった おじさんの言うことでも それは できるわけない。」
「左様か? なら おまえは ここで
眠ってろ」
アズラル三世の側近の魔導師が催眠波を ラルフレアに かけたら
あっという間に 眠りに落ちたラルフレア少年。
そして
ラルフレア少年が目を覚ました時には
王マッシュは 暗殺されていたのだった。
「いゃああぁあ パパ… なぜ?」とナッシュの娘ナイチングールは悲しみで胸が張り裂けそうな声を出した。
「王は、隣国のスパイに殺されたに違いありません。なぜなら、王の寝室に、置き手紙が あったではありませんか?」
と兵士の1人が言った。
そして 目を覚ましたラルフレアは こう言った。
「
ぼ、僕がいながら 王を守れなかった……
僕が無力なせいで……」
ラルフレア少年の言葉に耳を傾けず兵士は 手紙を開いた。
置き手紙には、こう書いてあった!
「私はアズラル国のアズラル三世!王マッシュよ あなたから再三に渡り、娘ナイチングールを私の花嫁にしてほしいと懇願していたのに、あなたは、私にナイチングールをくれませんでした。
私とナイチングールは良き友だったのに…悲しい。あなたには死んでもらう」そう書いた手紙をナイチングーールは、読んだ。
泣いている時に兵士のひとりが駆けつけてきて こう言った!「あなたこそ 次期女王となってください。 王となってくださいマッシュの代わりに国を治めてください。」
こうしてナイチングールがロザリオの新女王となった。
しかし平和は束の間、アズラルの兵士達によって、ロザリオの兵士は 次々と奇襲攻撃に合い殺されていった。またアズラルから手紙が届いた。
「貴様ら、ナイチングールが女王となったようだな。俺の嫁になるつもりは ないみたいだし 明日までに明日の夕刻までに女王を、俺の元へ よこさないと貴様らに宣戦布告だ!」
ナイチングールは、父殺しのアズラルの花嫁になるはずがない!
すぐに戦にとりかかれるように 頭には美しい細工と宝石が施された守備力の高い金の髪飾りを装備した。
竜のうろこから作られたドラゴンシールドと純白で光沢のある白銀の鎧と袋には、傷ついた兵士の傷を癒すための 数十種の薬草を入れ 腰にベルトと共に巻きつけて、ミスリルソードを装備した。
ナイチングールの 容姿は美しく 目は人形のように 大きく 長い睫 大きな胸 美しく輝く白肌 高い鼻 小さく輝く口 後ろに束ねた赤髪の女性で 戦闘防具を身につける事によって 美しさが より引き立った!
また、エリート兵士のクルーは、ナイチングールに恋心を抱いていたが、いつも上手く伝えられずにいた。青の厚手の鎧にレザーマントを装備し、バトルアクスの使い手で いつも女王を気に留めていた!
見所を説明しよう。 女王ナイチングール、エリート兵士クルー ここからは ほんとの愛と アズラル三世の 破壊的な行動〜 ここに注目せよ」




