中国昔話リー伝説リマスター | 全国No. 1短編小説家ー中国地方の観光&グルメレポ

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るるぶとかタウン情報おかやま、winkなどに載ってるスポットばかりアップしてます。メディア記載の場所に実体験したレポかな(笑)

これはむかしむかしの リーという働くカンフーの達人と その家族の話である。

中国の湖南省にある「鳳凰古城」は中国一美しいと言われる街。

特に夜景は素晴らしく現代でも ロマンチック中国夜景スポットのベストテンにランクインされてる。

鳳凰古城の夜景は規模が大きく、特に南華門近くの橋からの眺めはおすすめ。赤提灯などが灯された川沿いの古い町並みがどこまでも続き、なんとも幻想的でノスタルジック。



リーの住む街周辺は、少数民族のトゥチャ族(土家族)とミャオ族(苗族)が多く暮らしている地域で、彼らの伝統と文化を肌で感じることができます。夜には町全体に灯りがともり、昼にも増して幻想的でノスタルジックな雰囲気に包まれる!

リーとその一家は 「鳳凰古城」近くに住んでいたとされている。

そしてリーの 家は二胡演奏家のチャンミンが稼いだお金で 水の都を一望できる土地に家を近年建てたそうな。




リーとチャンミンの間には三人の子供がいた。



11歳の娘レンと、12歳の娘ランと 10歳の息子ヤンという名前の子供たちだ。 


リーは常にカンフー着に、ややえりあしが のぞくくらいのヘアーに、濃く 目鼻立ちが くっきりした男だ。

年齢35歳のカンフーの使い手 でもある。


だが、メンタルとか不安定なのか、よく精神的に不安定になり 酒に溺れる日もあった。

また

急に体調不良になる日もあった。

気分屋でもあった。

そのせいで 今まで働いた仕事は どの仕事も続かなくて 安定した稼ぎの ほとんどはチャンミンによるものだろう。

そんなある日 「うぐっ~ 苦しいよぉ~ また呼吸発作があ~ 助けてくれ~ チェンミン」

と リーは嫁チェンミンに抱きついた。 

「あらあら 毎回 かわいそうだと思ったら あなたの考え違いだわ。隣村の医師から いただいた とんぷくさ 飲めだっちゃ!」


「わかった… よ」

ゴクリ。

そして 

数分後…


「あぁ発作が おさまってきたよ」

「だっちゃよか〜

まぁ いつものことね」

フフ…

チャンミンは洗い物を手際よく片付けながらリーをみて笑った。



「あのさあ リー あなた建設の仕事 またクビになったんだって~」

「すまないチェンミン」


「いったい いくつ仕事をかえれば気が済むの? もう あなたとは暮らせない!アタシ実家に帰るわ。」

「チェンミン~お前まで オレを見捨てるのか~」

「毎回 あたしの稼いだ金をアテにしてるようで

もう たまんないんだっちゃよ。

とりあえず別れたいの。

でも もし あなたの浮気癖が 治るなら 考え直すけど

無理だぶぁいね?多分」


「オレ もう浮気しないからさあ 頼むよーー子供達の為にも」

「うだうだ 女々しいんだよ!ムサイルックスの癖して

おめえ 女かよ!?女々しいぞ」



リー「女々しくて女々しくて 女々しくて 辛いよーー🎵」

「はぁ? それ どこの国の いつの時代の歌?

だっせえちゃ。 やっぱ あなたとは一緒におれんわ。

出て行かせてくれ。

明日にでも!」

部屋を別々にされて

その翌日

リーは 起きてみると

本当に チャンミンがいなくなったのに 激しく狼狽した。


その日は 雨の激く降り注ぐ 6月の早朝だった。

ザァザァザァザァ

ゴロゴロ

⚡️

激しい雨と雷の音は まさに 今のリーの心境のようだった。

悲しさと自分への怒りと 心の奥は 煮え切らない気持ちでいっぱいのリー。

チャンミンが出て行ったので

 リーは、息子と娘を一人で面倒見ることになる 

「ハァ~ 俺、生活力ないのに 三人の子供を 養うのは 大変だぁ~」と 酒場で ぐちっていた時 

飲み友達 ジャッキーがやってきた。


小太りで 丸く ぱっちりした目と ちょび髭の 彼は こう言った!「なぁに リー よ お前 あの竜仙人さんに 若さの秘術を学んでるじゃろ?だから 今のおめえ 見た目25歳 で じゅうぶん通用するぞ。」

そう彼に励まさたリー。

「マジかぁ じゃあ 若者が働くとこに俺も働きに行こっかな 日雇いで」

その後 ジャッキーの紹介で

古城の舟こぎの仕事を 週に数回は 手伝いながら生計を立てていたリーだった。



 月日は 経過した 妻に 三行半されてから リーの心は 平常心を失っていたが さらに リーの心境を かき乱す事が 起こった! リーの息子ヤンが 食事中いつもよく喋っていたのに 最近 妙に無口で まるで なにかに おびえているように見える。 

「どうしたんだい?ヤン」

「とうちゃん とうちゃんの前 働いていた会社ブロッキー てとこ ヤクザが 絡んでたんだって?」

「俺 知らなかったぞ」

「だって僕 とうちゃんの名前 出されては そのヤクザのボスである ゲンって 体長2mはある大男に リーを殺せ リーを殺せと この劇薬を 渡されるんだよ。」ヤンのポケットから出てきたのは 飲むと 血を吐いて死ぬ あの有名な劇薬 蛇毒薬だった! リーは 意を決して 以前 働いていた 会社にカンフー着と 赤い鉢巻きとヌンチャクを装備して 表沙汰は 建設会社として 看板を出している ブロッキー(株)

に歩を進め ホンマランを睨みつけた 

「久しぶりだなあリーよ!今年6月にクビにしてやったリーじゃないか?なんだぁ その形相は?」

ホンマランは、野太い声で リーの顔を睨んで ニャっと笑う。




「ホンマラン 貴様のやり方 許しておけねえ 麻薬売買しているヤクザだろう!」

「フハハハ ヤンから聞いたのか? あいつ思った以上に 口が軽いね」

「ああそうだ! 覚悟しろよ ホンマラン」リーは 竜仙人から授かった構え(青龍)の構えを とった 

「ククク ……リー よ。貴様 の相手は 我ら ブロッキー組が相手だぁあ」


後ろの部屋から 5人の従業員であり 

元リーの同僚である 男達が 普段 リーに 見せた事がない 服を脱いで 上半身裸になった

な なんと 5人とも色鮮やかなタトゥーを しているではないか 鯉や 花 竜などをモチーフにした タトゥー まるで タトゥーの舞踏会に 

来ているようだ。 

5人それぞれ 素手で リーに襲いかかってきた! 

しかし、いかんせん喧嘩に関しては素人なのか その従業員ヤクザ達は拳や蹴りのタイミングがバラバラだ。


なのでリーの (青龍) のかまえから 繰り出される サイドキックや 二段蹴り 一撃の拳 の前で バッタ バッタ て倒れていく 5人のタトゥーの輩達 

「ぬぅう~」

焦ってサングラスを 外す ホンマラン 

リーは 体をガードするかのごとく丸めた(玄武)のかまえだ! 

ホンマランは、パンチの雨あられで 襲いかかるが リーは 

まるで亀のような 動きで まるきり ホンマランの攻撃が効いてない 

ホンマランが渾身の一撃で 右ストレートを出す直前に 

リーは宙返り前転して ホンマランの胸元に ダブルニードロップ風の技を放つ!

「花鳥円月脚!」


 ホンマランは2m以上 後ろに ぶっ飛ばされた 

そして 鬼の形相で倒れたホンマランに近づいていくリー。

歩きながら 拳をボキボキ言わせている。


「悪かった 許して くれ~ もお リー達には かかわらねえよ」

ホンマランは おびえた口調で そう言った! 

「フン 悪は滅べ」 と 言いながら リーは 会社から 立ち去ろうとした 刹那 

ホンマランは、 どこに隠し持っていたのか 銃を手にして 

引き金を弾いた 

ズドーン! 

リーに 直撃かと思われたが どこからともなく 一つの影が あらわれ 銃弾は 弾かれ た。


さらにホンマランは その影みたいな人に、疾風のごとく 踏みつけ連続蹴りで 蹴られまくる。

そしてそのままホンマランは息絶えてしまった。

その影を見てリーは 身体を 興奮で震わせながら 言った。


「竜仙人先生~」

そこには 緑のカンフー着と 長い口髭 白髪 の おじいさん 竜仙人がいた! 




続く