多くのSNSに
「山田涼介 僕は 多くの女の子をナンパしまくる悪魔だ!でも ダメな奴はナンパしたふりをして 即LINEをブロックしてる悪魔だ。」
なぜか上記のキャッチフレーズが 一夜のうちに
広まっていた。
また 多くの女の子のSNSに 誹謗中傷コメントが 投稿され 山田涼介より と どのコメントにも書かれているようだ。
中でも昨夜のハロウィンイベントで知り合った人らしき女性から 被害届が出されたそうな。
それを受け持っているのが
ここ 田町交番の警察だそうだ。
警察官「今朝、山田涼介と名乗る男から LINE教えたら 雪崩のように 悪口を吐いたと 通報が 入っておるぞ?!
君が山田涼介くんだな? ちょっと署まで来て話を聞こうか?」
山田涼介「ちょっと ちょっとまってくださいよ。誤解です。誰かが僕に成りすまして LINEを その子に送ってるんです。僕、今 スマホ持ってないんです!」
山田涼介は警察官を睨んだ。
半分泣きそうになりながら 山田涼介は警察官を睨んだ。
警察官「なんだか 嘘ついてるようにも見えない表情だ。訳ありかな……
軽く ここで 話して見て 無罪を証明して見せてください。」
山田涼介は マジ泣きになりながら スマホを置いてたら盗難され 変な人に拾われて悪用されてるリアルを伝えた。
警察「全く そういう事例が ないとは 言い切れないし なるほどねぇ。 ご苦労なこった。」
山田「人ごとじゃねえ!殴るぞコラァ!」
山田涼介は あまりに 他人事みたいに 話を聞こうとせずポケットに手を突っ込んだ ままの警察に 暴言を吐いた。
警察「悪りぃ 悪りぃ 現実離れしては ないが 珍しい例なのでねえ。 ちょっと 私も上の空なんだわ。
まあ 被害届出した事だし、なんか あったら また ここに来て相談してくれ。 」
「わかりました…」
山田涼介は 警察署を後にした。
悪用されてるのを 止めなくては……
山田涼介は イオン岡山のauショップに急いで行った。
そこには あら 不思議!?
昨日の夜 ハロウィンイベントで出会った アリスのコスした 「はるか」ちゃんがいるでは ないか!?
人形のような白い肌、大きな猫目、ピンク色の口角の上がった唇、ナチュラルブラウンと毛先がレッドのツートンカラー。
華奢なわりに 胸がある。
身長は150あるかないか それが「はるか」ちゃん。
声が やたらアニメ声みたいに高く イントネーションもあるし すぐ山田は 昨夜のアリスの方だと気づいた。
山田「昨日は どうも〜」
はるか「いらっしゃいませ〜。 って あれ? どなたですか?私 あなたと お会いしたことありましたっけ?んんん?おかしいなあ」
山田「昨日ハロウィンで 僕は巡音ルカのコスしてました。」
はるか「あ あ〜 ルカちゃんね。 昨日 LINE返すの忘れててごめんね」
不思議と はるかのLINEには 山田涼介の誹謗中傷メールとか 届いてないのが幸いしたようだ。
山田は 事情を はるかに わかりやすく説明した。
はるか「それ、悪用されとるよ。 機種変しようよ。」
山田「わかりました。って 三月に スマホ買ったばっかりで半年も経ってないんだけど この場合?」
はるか「ポイントも使えないし 新機種買うのに80000かかります。 しかも 前のスマホのデータとか 全くないし… なにもかもリセットした状態で 新機種を使うような形でいいですか?」
山田「仕方ない! でも 盗まれたスマホは どうなるんですか? やっぱ 機能停止した方がいいですよね。」
はるか「もちろん!そのスマホの機能停止なら こちらでできるんで、それで犯人は あなたの スマホを悪用できなくなるわ。」
山田「あ〜よかった。 って よくないけどね
散々 人を悪魔みたいに そいつは ネットで僕のこと ばら撒きやがって」
山田は舌打ちしながら 拳に力を入れる。
はるか「そりゃあムカつくよね! ところで 内緒にしといてくれるなら80000の所を30000円で 月3回払いに しといてあげるんで ちょっと疑惑つきの このスマホを山田くんの 新しいスマホとして 使ってみない?」
はるかは 80000する スマホと 見劣りは ないが30000のiPhone8のブラックを進めて来た。
疑惑つきのという言葉に引っかかったが 5万も安くなるのなら もちろん 疑惑つきって言われたら 躊躇した山田。
腕を組んだままで山田は 何秒間か首を傾げた。
はるか「疑惑つき?なんだろうねえ? まあ 無理なら80000のを 分割で買うのがいいですよ。 変に疑惑つきの買って またも 怪現象が起こったら私の責任にもなりかねないし」
山田「いや、今月の家賃やら電気代やら助かるので疑惑つきのスマホを 買いますわ。」
はるか「勇気あるなあ さすが山田くん、お買い上げありがとうございました。」
はるかは なんか 言いたそうに山田くんに新たなスマホの入った袋を渡した。
山田くんが イオン岡山auショップを 出ようとした時、はるかは ドタドタドタと 急ぎ足で歩み寄ってきた。
はるか「待って! 何か大変だったのがわかるよ。 昨夜のハロウィンでの 出会いとか無駄にしたくない これ よかったら 私のLINEだから 登録しておいてね。無理ならいいけどさあ じゃあねぇ」
はるかは手を振って山田を送り出して 次の接客に入っていたようだ。
山田は 何か 夢でもみているのか信じられない気持ちだった。
今回の スマホが盗まれた事、悪用された事は めちゃくちゃ痛手だが
新しいスマホが超格安で購入できて 第1号のLINE友達が「はるか」だ なんて 見方を変えれば めちゃくちゃラッキーかもしれない。
はるか は 山田涼介的にも 実は 凄いタイプだったからだ。
昨夜から今朝にかけて 居ても立っても居られないほどの 気持ちが晴れ渡るような感じだ。
大雪山が 夏の暑くてエネルギーあふれる光によって 溶かされ 緑の息吹を育むような心境だ。
「雨降って地固まるってこの事をいうのかもな」
新しいスマホを いじりながら 山田はガッツポーズする。
スマホを買って 岡山の街をブラブラしていたら
いきなり知らない番号から通知が かかってきた。
ひょっとして はるか が LINEだけでなく 新たなスマホに変える時に 携帯番号も 密かにメモしてて かけてくれてるのかもしれない。
そう 軽く浮かれ気分で スマホの着信を取る山田涼介。
山田「もしもし?」
電話の中の人「オレだ!オレオレ」
山田「はぁ? 今さら オレオレ詐欺?って あんた 誰?」
電話の中の人「昨日のハロウィンイベントで 君の元のスマホを盗んで悪用してたものだ。貴様の情報を こちらでしっかり捏造させてもらったよ。 貴様は 我が組織の実験台になってもらったよ」
山田は 激しい怒りと悪寒とが 交互に体内を循環させているようだ。
手が 震えてくる が、同時に 殴ってやりたい衝動にもかられる。
しかし
なぜ このスマホの電話番号を 犯人は知っている??
とりあえず 電話を切った。
そして 再び物思いにふける山田くん。
岡山駅サンステ内のサンマルクカフェで ガラス越しに 一番街を歩く人々を見ながら 本日のコーヒーを☕️飲みながら ずっと考えていた。
新しいスマホの動かし方も ようやく慣れてきてカフェから離れようとした途端 また その番号から着信があった。
電話の中の人「オレだ!オレオレ!!」
山田「おめえなあ 何者なら!!! 話がある。今から出てこれるか!!しかし 明らかに お前は 僕に何発か殴られるけどな そのあと警察にも 通報してやる」
怒りで我を忘れて怒鳴り散らす山田涼介。
一サンマルクカフェの人々は 一同が 山田涼介の方を怯えながら向く。
山田涼介は すいません 申し訳ない
と言いつつお店を出て行った。
電話の中の人「オレが なぜ数時間のうちに 貴様の情報を捏造できたか 教えてやる。
オレ様は 韓国のマフィア〜チンパンのルヒョン。
貴様 誰に向かって口聞いてやがる。
始末されるのは貴様の方だ。 居場所なら わかるぞ。
ウヒャヒャ 岡山駅サンステあたりを さまよってるな」
山田は 怖くなり 急いで田町の交番に戻った。
警察官「おぅさっきの ぼうやか!?
どうだ?新しいスマホは 買えたかな?」
山田「それどころじゃないんです。変な奴に追われてる。 この電話番号に 僕 かけてみるから おまわりさんよく みといて! で そいつと ちょっと話してみて!」
警察官は なにを焦ってるんだ こいつは〜という目で山田涼介を 見ながら その犯人のチンパンらしき男に電話するが おかしな ことが起こった。
(この電話番号は現在使われておりません。)
警察官「君さあ、スマホ盗まれたりして ちょっと疲れてない? 帰ってから ゆっくり寝たら なおるんじゃないの?」
山田「そんなバカなーーっ!」
山田は 何がなんだか わからなくなった。
山田涼介は とりあえず 井原のアパートまで 帰ろうとしたら また 使われてないはずの電話番号から 着信があった。
電話の中の人「貴様はサツにオレの事をチクっただろ?
おとしまいつけさせろ? ちょっと岡山の 田町まで 出てこれんか?」
山田「すいません 僕 もう 家に帰ってます。 貴方が 本当に何者か わかりませんが 会えません」
怖さもあってか 怒鳴りたいけどマフィア相手に刺激させたくないので 敬語で山田の方が 卑屈にも 謝る型を とった。
電話の中の人ルヒョン「このルヒョン様をなめとんのかおらぁーーっ! もう いい! 今から1時間後に君の大切な誰かが死ぬ オレに 刃向かった罪だ。」
山田「はぁ? おまえふざけとんか!
ちょっと 待てよ」
その後 その電話番号に 電話しても この電話番号は現在使われておりませんと 表示された。
地元の警察に事情を説明するが 全く取り合ってくれない。
友達に相談したいが 今は 友達の連絡先さえ 分からず
慣れないスマホでフェイスブックとかに登録しようとしたが パスワードだとログイン🆔だの
わからない
なにかのノートに書いておいたが 今は ちょっと そんな細かく探してる時間はない。
そうこうしてるうちに
かろうじて登録していた 自宅から着信があった。
母親「ちょっと 涼介!! 大変だよ。 お父さん
何者かに 撃たれて危篤なの……あぁーーーっわあーーーー 」
後半は泣き叫ぶ母親の声だけが聞こえた。
山田は 怒りと悲しみが交差して 身体の身震いが止まらない。
そして さらにルヒョンからも 着信があった。
ルヒョン「おい これでわかったか!
オレを出し抜こうとするから こうなるんだ。
チンパンをなめるな!
貴様の大切なものも奪った。だが 今後 貴様にとってもっと大切なものに なり得る奴の命も奪ってやる。
そいつの命を守るつもりなら 10万円持って 岡山田町のLAWSONに来い。
さあ 〜その そいつとは?それが 誰だか わかるかな〜?そいつとは?
わかんねえだろうな ウヒャヒャ 」
気色悪い 甲高い笑い声だけ残して
ルヒョンは電話を切った…
もう 何が何だか わからない
父さんが……
仇を取りたい
スマホを落としただけで
なぜ こんなことに
大切になりえる人?
もしや………
次回 最終回。
果たして山田涼介は 本当にチンパンの言うことを聞いて岡山田町のLAWSON前に時間までに行くのだろうか!? それとも…