「オムツ大魔王よ!バトスが これ以上 巨大化する前に 仕留めてあげなさい。」
ウガーー!っ
中国映画にも 出てくるキョンシーの魔王みたいな迫力と溢れるパワーと凶暴さを 見せながら オムツ大魔王はジェイの号令に 合わせて 巨大化しつつあるバトスに金棒を振り回しながら突進した。
バトスは 巨大化しつつ 目から怪光線を放った。
その怪光線を浴びてから
じわじわと 石化しているオムツ大魔王。
「あわわわわわ……」
ジェイは 驚きで 足がすくんだ。
石化を治す魔法なら使えるが すでに ゾンビ化してるオムツ大魔王には 効き目はない。
このまま石化するのを待つしかない。
60秒も経たないうちにバトスは100mは あろうか 巨大な濃い緑の龍 真っ赤な動向、蛇にも似たような巨大龍となった。 他の漫画の7つの球を集めると現れる あの龍みたいな形となった。
巨大龍となったバトスは 完全に石化したバトスを いともたやすく 腕の筋肉、引っ掻き攻撃だけで バラバラに砕いた。
ジェイも 雅も その場にいた 全てのものは あまりの巨大さと強さと恐ろしさに 足がすくんだようだ。
そんな時に
1つの影が 巨大化したバトスの前に現れた。
それは舞だった。
正確には舞の心も身体も完全に乗っ取り 前以上の魔力を身につけた より恐ろしくなった魔女メルヴィンだった。
「ま、舞ーーっ! 私よ 覚えてるの なんで 今の今までどこ行ってたの ?復活したなら 加勢してよ。」
雅は 舞に 近付こうとするが
「うるさいわーー」
舞の装備している不思議な扇から 竜巻を起こし
雅を吹っ飛ばした。
吹っ飛んでいる舞を 人間ジェット機みたいに 垂直に飛んで助ける美玲。
「気をつけて雅。 あれ舞じゃない あの気は 明らかに 異端の血を流す 生き物……魔女だよ。」
美玲は バトスよりは 弱いけど 星☆☆☆☆☆レベルの魔女メルヴィンの実力も 計算できているようだ。
美玲は アイボが異世界の地球人がロボットを発明して さらに何十年後には人間だがロボットに前園博士により改造された傑作アンドロイド。
あらゆる計算能力にも 長けているようだ。
バトスには 敵わない
メルヴィンにはタイマンでは7%しか美玲では勝てない。
雅は回復魔法使いながらだと魔女に勝てるとほかの人は言うが 進化した魔女相手だと 回復以上に 受けるダメージが大きくて3%しか雅が魔女に タイマンで挑んでも勝てないと 脳内のコンピューターシステムで計算できてたようだ。
美玲は この危機的状況で 舞が なぜ姿を表せたか 理解してるが 他は 舞が 生き返って なぜ 今まで我らに加勢しなかったのか? なぜバトスに一人で立ち向かうのか?疑問でいっぱいなのも 読めていた。
「舞ーーあなたは 裏切り者ですよね 私の妻リンから そう聞かされました。 なぜ 私を裏切ったのだー!っ」
ジェイは おしおきとばかりに 真空波のような魔法で
舞を攻撃したが舞は 掌の波動だけで それを かき消してニヤリと笑った。
「まんまと騙されておったな ジェイめ!10年以上前に妾を滅ぼしたと思っていた と勘違いしてたようだが 妾は霊体となり いつも お前たちの中で強い魔力やフィジカルを持つものを憑依しようと狙っておった。」
舞に憑依してる 魔女メルヴィンは 掌から 気を発して あの100mもある バトスを 麻痺させてるのが 凄いというか なんていうか…
「てことは虚偽の情報により ジェイと私達を仲間同士で 争わせるよう 企んだのは 全て あなたの目論見だったわけね!?」
雅は 憑依体の舞に疑問を投げつけた。
「そうさ 全て妾の目論見によるものじゃよ。 案の定 仲間割れできたようで さっそくリザードマンバトスは 死滅しおった。
そして 己の最強になりたいというジェイの欲にも取り入る策も成功したのじゃよ。
ジェイはネクロマンサー術師になりおってから
ウシシシシ」
「薄気味悪い笑はよすのだにゃん」
猫戦士は ずっと大人しくしていたが たまらなくなって 魔女メルヴィンに 剣を抜いて 飛びかかる。
「愚かな猫戦士よ!」
ぶはっ!あっちーーーあっちーにゃん
魔女は 舞の技も習得というか吸収できてるので扇から炎の壁で猫戦士サムを追い詰めた。
「サム、あの魔女相手に 迂闊に飛び込んじゃダメです。」
雅は回復魔法をかけながらサムに言った。
全ては魔女の目論見通りに 悪い方へ悪い方へ物事は流れていた。
そして 魔女は 巨大化したバトスの力も上乗せしようと
バトスを麻痺させて
憑依の魔法を唱え始めた。
妾の身体〜舞の姿を捨てし 妾の身体
ドラゴンに憑依せよ
完全なる憑依
完全なる嘆き
全ての世で最強となり
妾が世を支配する
本来ならジェイが 水龍を倒した時に身につけた秘奥義とかで魔女を倒すことも可能なはずだった。
しかし 雅らを冷たくあしらい
なおかつバトスを仲間なのに死滅させてドラゴンに自身の技のために してしまったことで うつむいた まま 何もできずにいた。
雅や猫戦士は美玲に 今は こらえろと 立ち塞がられていた。
舞の姿は 魔法を唱えるうちに 消えていき
本来の おぞましい姿の魔女メルヴィンが ドラゴンの前に現れてドラゴンの身体をのっとろうとしている。
最悪の事態が 起ころうとしていた。
「もう この世は終わりだにゃん! にゃんとか にゃらんのか? 」
猫戦士は 終始 この戦いで役に立ててないので ガックリと自分の無力さを痛感していた。
だが 予想外の展開に あたりは騒然とした。
憑依しようとする魔女メルヴィンの麻痺させる魔法を自力で龍化したバトスは解いて
魔女メルヴィンを 腕でつまみ上げた。
「へっ? えっ? マジで?ガチで?
これって こんなことが あって あって うわ!ーーっ」
まさかの麻痺魔法がバトスに 破られて バトスに鷲掴みにされて
そのまま バトスは 魔女を喰らった。
バトスは 魔女メルヴィンの魔力も くらって さらに 背中に ヒュドラみたいに もう1つの巨大な 龍の首と顔が現れた。
「こんな 悪夢があっていいのか…」
ジェイは 嘆いた。
(もう私のような裏決まりものは雅達は仲間だと思ってくれてない こうなったら単身 私が さらにパワーアップしたバトスの相手をして 一矢報いる)
ジェイは 身体の中のオーラをフルに噴出させて 単身 バトスに立ち向かう。
「バトスよ! 私は私の己が最強になる欲望に負けて 君を巨大化させてしまいました。許してください。」
その声かけに
意識はあるのかないのか
バトスの動きが 一瞬止まった。
ジェイは詠唱をはじめた
地よ 大地の精霊よ 海を越えし 私の元に集え
私の手元から水の龍よ集いし 汝の敵を消滅させよ
元々の龍の口から吐く炎は 止まらないが
新たに魔女を食らった時に現れた 龍の口から吐く
凍える息は
ジェイの秘奥義により 止まった。
そのあと ジェイは 肩にかけてる剣を抜いて 新たに魔女を食らった首に斬りつけるが ダメージを ほとんど与えられない。
かくなる上は……
舞がヒュドラ戦で 見せた 光の粒子となり 対象となる相手ごと滅ぼす自滅魔法を唱えはじめた。
「先生!私は あなたの事 ずっと好きでした。 ここで あなたを失わせるわけには 行きません。」
雅が なんと驚きの告白をジェイの詠唱中に 告げた。
「自爆魔法〜正直なところ 無駄死にするのも 私は知ってます。しかし私は 誰も救えなかった。
ここで 私が死んだ方が良いのでは ?しかし 一矢報いるほどのダメージは絶対 与えれます。」
「先生、いやジェイさん あなたを死なせない。
あなたは生きて 舞やリンさんの 分まで 私が幸せにしてみせます。生きてください。」
雅は ジェイに魔力を どんどん注いでいる。
「私はネクロマンサー術師として 徐々に心が悪に蝕まれてる。しかも あなたを 諸悪の元凶だと 勘違いしていたんだぞ。」
「わかってますわ。
でも 人間 誰だって 欲に負けます。不完全です。
そんな不完全なジェイさんの 心の葛藤もわかってました。 だからこそ 生きて幸せになりましょう。」
雅は さらに ジェイにエネルギーを送る。
「私は 救えない人間だよ。 リンも 村の大怪我した人々も さらにバトスも」
「ジェイさん、あなたは あなたの 今のままの あなたでいいのです。 本当に悪い人だと 罪悪感って浮かびますか? 」
「……雅」
「そうやって 罪の意識 反省する心が あなたには 溢れてます。 ラパスギアに埋もれてた カンナさんも 必死で助けたことも知ってますよ。」
ジェイの 鋭い表情は いつになく柔和になっている。
「あなたは 肩の力を抜いて 生きて欲しい。 これは
私の全魔力です。 今や あなたには 相当量のマナが 体内に流れてます。 このマナをぶつける魔法を マジックフラッシュエンド!って言います。
私の 掛け声に合わせて マジックフラッシュエンドって叫んでください。」
バトスの攻撃を ジェイと雅は 喋りながらも 不思議と
全て避けてるのも 遠目から見てる猫戦士達の目から見たら異様な光景だった。
あまりに 攻撃を避けられるので バトスは 炎と氷と 同時に 雅とジェイに向けて 特大のものを吐いてきた。
「いつ 唱えるんだい雅?」
「唱えるのは今です。」
「今です!」
「今でしょ!」
これでも くらえーーっ(くらってください)
マジックフラッシュエンド (バーストーーっ!)
バトスの周辺で大爆発が 起こった。
「あたりは爆炎で包まれた。
「はぁはぁはぁ 疲れた やりましたか………」
息絶え絶えのジェイが 地面に倒れながら言った。
不思議と ジェイ以上に ダメージもない雅は言った。
「ええ、あなたが自爆することもなく バトスは消滅したようです。リザードマンが 死す時には ラベンダーの香りが辺りを包むといいますよね?」
「わっ 凄い良い香りだにゃん」
「あたしはロボット〜でも この香りは かすかに感じる。」
「良い香りね???
あれ? おかしい やたらと 眠くなる」
雅は 足元をふらふらさせながら 言った。
「皆さん!! バトスそのものは 死滅しました。
でも その身体をのっとろうとした 魔女メルヴィンは まだ しぶとく生きてます。
気をつけて!」
どこに 魔女はいるのか?爆炎と 良い香りからは
想像も つかなかった。
でも バトスの気配は消えたが
どこからか
禍々しいオーラを感じる。
「フハハハハ 巨大化したバトスこそ死滅したが そのエキスを密かに 奴の体内で 吸収してた 妾は 幸運にも生き延びたぞよ。」
ゴゴゴゴゴッ
地面が激しく揺れて
地面から
紫の龍、しかも 三又の龍が あらわれた。
三又の龍の真ん中はバトス風な 龍らしい一般的な形のドラゴンの顔だ。
しかし 左右の龍の首から上は魔女メルヴィンの顔があるではないか!!!
なんて おぞましい
地下から
飛び出た 新たな100m近い身体の魔女龍は
すぐそばにいた 魔力を使い果たした
雅に
雷と 炎と 毒と 混合のブレスを激しく吐いた。
ボワッーーーッ
「雅さーーん」
雅は まだ 息がある 雅の そばにいき 雅を抱き抱え
こう言った。
「みんな〜っ!いったんここは ひきましょう。」
覚醒したてで 動きも鈍い 魔女龍から 雅を かかえて 逃げ出した 正義の戦士達。
「みんなーっ これに乗って」
なんと 飛空挺? ライオンの顔のフロント、ドラゴンの翼、ゴリラのような腕みたいな 不思議な乗り物を にゃん汰が操縦しながら
カンナが 傷ついた戦士達を不思議な乗り物に乗せて
ラパスギアに戻った。
「雅……しっかりしてください。 すぐに手当てをしますからね」
ジェイは 聖堂まで 雅を運ぶ。
「私は もうダメです。 私は 少しの間ですが ジェイ…あなたの腕の中で こうして抱かれて幸せでした。
私は あなたと 旅できて幸せでした。
ありがと…… 」
雅は 聖堂の前で生き絶えた。
雅ーーー!っ、
次回
まさか生きていた 魔女メルヴィン
しかも ドラゴン化して このままいくとコズミックファンタジアも 魔女に滅ぼされる。
しかさ 回復役の雅は 死去。
果たして ジェイ達は どのように 魔女に 立ち向かうのか
絶望感溢れて大ピンチの中での 今回の物語の終わりを迎えた。


