「ねぇねぇ 免許証見せて!」
ぐっ!
心臓が破裂するかと思った。
その時 奇しくも 舞のスマホから 誰か知らん男からだと思うが電話が かかってきた。
「あ〜 伊丹君! 今 送ってもらったとこなんよ〜
じゃ明日会えるのね?
岩盤浴連れてってね」
案の定か…
「あんさあ 今日は もうこれで帰るね。またね〜。」
なんか 憎たらしい電話だが オレの免許証を見せなくて済んだのは助かったぜ。
あ〜また 水島まで 高速ぶっ飛ばして帰らないといけないのか。
もう 舞のこと諦めよっかな〜
その夜 明日も早いし 寝ようとしたら
舞からLINE通話が入ってきた。
「次、11月の二週目の土曜日に会おうよ。和風の服が欲しいんよね。アリオ倉敷で それ誕生日プレゼントに買って欲しいです。」
「はぁ?着物? それ いくらすんの?」
「2万ちょいかな。でも それ買ってくれるなら 今より濃い付き合いできると思うんだけどね〜。
舞が 今度はご馳走してあげよっかな〜」
「わかった!その代わり もう他の男友達と会うなよ。」
「それ おかしくね(怒💢)
だいたい 人は自分と違う 人と交わることにより成長できるんだよ。
オフ会とかで せっかく出会った男友達なんだから 人生の学びのため 会って吸収してこそ 人間でしょ?
あんたの言ってる事は おかしい!もおいい!誕生日プレゼントもいらんしーー
付き合うというのなしにしようか?」
なんか18歳になろうかとする小娘の発言とは思えない。筋が通った物言いといい
ヤーさん風だし 説得力あるし
でも ムカついてムカついて胸糞悪い。
そこで水多光は 次会う時に 誕生日プレゼントを舞に買ったら 強制的に 肉体関係にさせて
自分のものにしようと思った。
色々 曲者な舞の攻略法を考えた。
まるでドラゴンクエストなどのRPGのラスボスを攻略するため
あらゆる作戦やアイテム、チームなど 試行錯誤を繰り返しているようだ。
(舞と肉体関係を結べば 確かに数ヶ月は自分の言うことを聞く女となるだろう。
そのための作戦① ガンガンいこうぜ作戦
これは プレゼントを見てから その日 肉体関係にしてくれたら買ってあげると 物々交換的な取り引きをする。
② バッチリ頑張れ作戦
とりあえずデートを楽しみプレゼントを買ってあげて 良いムードを作り 帰り際にキスする。
そして ノリが良ければ 帰らせないパターンを作る。
ただし リスクを伴う。
③お金を使うな作戦。
このまま 舞と会わず まくってしまう。
④全力で戦え作戦
自分の年齢をさらけ出し 裸にしたから 舞も身も心も裸にしろよと指示する作戦
当たればデカイ!
水多は 知り合いに 岡山のキャバクラで働いている 若い子がいるんで 客として
舞攻略の 作戦 どれが いいか 一緒に考えてもらった。
小悪魔アゲハという雑誌にも出てきそうなケバいが つけまつげしっかりしてるし アイライナーもしっかり引いてあり Gカップはあろうかという豊満なバストも魅力な人だ。
細身の身体なのに 凄いスタイル良くて 久しぶりに 遥に会えて良かった。
「オレ 舞って子でなくて 遥と付き合いたいかな〜」
「光君、なにそれー 気持ちは嬉しいけど あと3回はドンペリ飲ましてくれないと その依頼 承認しないぜーイエイ!」
結局 ④全力で戦え作戦を実行しようと考えてた。
全てを出して KO決着にする作戦を立てた 光。
そして11月の第2金曜日がやってきた。
いきなりの舞からの深夜の着信。
「あのさあ ひかりゅんさあ あんたキャバクラ行ったでしょう??舞さあ 夜のお仕事🌉をたまに手伝っていた その遥って子 実は いとこだったのね。
色々 聞いたよ。
やっぱ あんた最低だね!
もう 付き合うとか なしだけど
また ご飯とか カラオケ奢ってね。」
なんじゃその返答はあーっ。
その後
何度か 舞から LINE通話が入って
お誘いのLINEがきたが
何かしら 断った 水多光だった。
時は2018年4月
水多光は とある 婚活パーティーで 今までのドンファン生活を 死ぬほど改めて いや 悔いる目的で
自分と同世代の人と結婚したらしい。
舞は その後 読者モデルとしても働きつつ
コスプレイヤーとしても活躍していたが
なぜか夜のお仕事に惹かれて行って
遥のお店(岡山中央町の公園付近の キャバクラ)で 人気No.1となった。
だが そのあと
様々な事情で そのキャバクラが 闇討ちされて
無くなり
ヒモとなり ピンサロからの ソープ嬢として
下に落ちたようだ。
舞「はぁ〜今日も 疲れたー こんなことなら 水多ひかりゅんを あの時 受け入れて肉体関係にさせておいて
付き合えばよかったわ〜」
肉体関係にトラウマがあった舞が 今や 見ず知らずの方々と毎日 肉体関係になるなんて
なんて人生は皮肉なもんなんでしょう。