皆様、こんばんは音譜

 

バタバタしていて1ヶ月もあいてしまいましたが、前回記事の続きです下矢印

 

 

 

 

なぜ塞栓に気づけなかったのか?

さて、血管塞栓の兆候が明確にあったにも関わらず、なぜこの医師は塞栓を疑うことなく放置してしまったのか?

 

 

その理由はなんと、

 

 

ヒアルロン酸注入という施術によって血管塞栓による皮膚壊死という副作用が起こりうることを知らなかった・・・

 

 

ええ~~~っポーン、いやいやいやいや~おいで(予想の斜め上をいく展開)

 

 

いうたら、信号で止まらないといけないことを知らずに車の運転してるのと同じレベルです。いくら信号が灯っていようとも、で止まらないといけないことを知らなかったら止まれませんもんね。

 

 

これ聞いたときは、椅子から転げ落ちそうになりましたチーン

 

 

医師の経歴

 

通常あり得ない原因(?)が分かり、そのクリニックのホームページを見てみました。

 

大手ではないけれど、全国にチェーン展開している美容クリニック。

 

すべての分院の医師の経歴を調べると、全員が「直美(ちょくび)」とまではいかないけれど、他科からの「転美(てんび)」でした。

 

 

研修医を終えたあと他科でしばらく働いた後に、いきなり美容をやり始めるという、直美と並んでこれも最近多いパターンです。

 

 

それまで何科(外科系?内科系?)でどんな仕事をしていたなどは一切不明(記載なし)で、「○○年~某美容クリニックで勤務」みたいにいきなり美容の経歴が始まる感じ。

 

経歴詐称みたいなのも多い中、そこは正直に記載してあったので、そこはまぁまだ悪徳クリニックとまでは言いがたいかもしれんけども。

 

総院長らしき医師もそんな経歴で、誰ひとりとして形成外科や皮膚科の診療経験一切なし。つまり指導できる医師がひとりもおらん、ということです。

 

百歩譲って、

 

それでも学会や書籍などで少しでもヒアルロン酸注入について学んでいれば、学ぼうとしていれば、塞栓のリスクや怖さについて、知ることが出来ていたはず。(逆に塞栓のリスクを知らないまま、どうやって施術を学んだのか謎でしかない真顔

 

 

で、結局こういう事故を起こしても自分で後始末できないから、他院に丸投げあせる

 

 

この患者様に関しては残念ながら結果的に鼻翼を救済できず壊死してしまい、総合病院の形成外科で再建手術をすることになりました。

 

一生、鼻の変形が残ります。・・・一生です。

 

 

こういう悲惨な事例を少しでも減らしたい、と思って私も長年せっせと書籍を書いたり、学会で講演したりしてきたけど、結局この手の輩には一切届かないという虚しさが・・・。(学会来ないし)

 

 

このケースは、全国で起こっているほんの一例に過ぎません。

 

 

注意喚起のために、また実際に起こった事例を今後もご紹介してゆきたいと思います。

 

派手な宣伝や謳い文句、安価な施術費用に釣られて、このような危ないクリニックで施術を受けないように注意してください。

 

つい最近も友人の先生が雑誌「形成外科」に論文を投稿されていましたが、その内容が

 

レーザー脱毛のコースを契約したところ無料でヒアルロン酸注入がついてきて、結果、血管塞栓により失明までは至らなかったものの、複視を生じてしまったというケースでした。(無料といいつつ、高額な脱毛コースにその料金も入っていると思います)

 

手を変え品を変え、勧誘しますね~。

 

 

※特定のクリニックや医師を糾弾することが目的ではありませんので、該当クリニック名などのご質問には一切お答えできません。

 

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皆様、こんばんは音譜

 

私は注入用のヒアルロン酸がまだ無かった時代・・・、そう、牛コラーゲンの時代から注入治療をやっておりまして、講演や医学書の執筆などをたくさんさせて頂いてきたこともあり、注入治療の副作用ついて患者様からも先生方からも相談を受けることがよくあります。

 

中には本当に悲惨な症例もあり(多くは示談で解決されるため、公になることはありませんが……)、せっかく綺麗になろうと思って受けた治療で、悲しい思いをする人を一人でも減らしたい。そんな症例を少しでも減らすために、是非皆様にも知っておいていただきたい正しい知識を少しずつ発信していこうと思います。

 

医療事故を起こしてしまったクリニックや医師を糾弾する目的ではありませんので、クリニック名や患者様のプライバシーに関わるところについては設定を一部変えてお伝えする場合がありますが、内容の本質についてはすべて真実です。

 

 

法令線への注入で鼻翼が壊死

 

30代のまだ若くてキレイな方。

 

法令線が気になり、ネットで探した美容クリニックでヒアルロン酸注入を受けたところ、注入時に強い痛みがあり、注入直後から鏡を見ると鼻翼の皮膚が白くなっていたため、医師に「大丈夫か?」と確認するも、「そうですね~、多分一時的なものだから様子みてください。」と言われ帰宅。

 

その後も痛みが継続し、2日目ぐらいから膿をもったニキビのようなものが出来はじめる(初期はニキビやヘルペスのように見えることあり)

 

 

心配になって施術を受けたクリニックに電話で問い合わせするも「しばらく様子をみてくださいね」と言われ、放置

 

 

3日目ぐらいからニキビのようなものが増え始め、皮膚の色がどす黒く変色してきて、口腔粘膜内に口内炎が出来はじめる。

 

 

ここで何かおかしいと感じ、別の美容クリニックを受診。動脈塞栓の疑いにてその場ですぐにヒアルロニダーゼの局注や抗生剤の点滴などの処置を受けるも、日ごとに皮膚の変色が進み、注入から2週間後には鼻翼が真っ黒に壊死してしまった。

 

下矢印実際の写真ではありません。イメージイラストです。(本当にこんな感じになります。)

image

 

ネットで「necrosis hyaluronic acid」で検索すると、似たような写真がたくさん出てきます。(閲覧注意注意

 

 

さて問題点は?

これ、完全に防げた事故です。

 

施術を行なった医師に確認すると、注入には太め(27G)のカニューレ(先の尖っていない針)下矢印を使用したとのこと。

 

 

一般的に太いカニューレほど、安全性は高くなると言われています。・・・が、それは正しく使用した場合です。使いかた次第によっては、鋭針よりも怖い最悪の凶器と化します。(悲惨な症例の多くがカニューレによるものです。ただし、正しく使えば安全性が高いのもカニューレです。)

 

それは、このぶっといカニューレが血管内にダイレクトにぶっ刺ささった場合です。

 

イメージとしてはこんな感じかな下矢印

 

 

 

カニューレの先端が血管内にダイレクトに入ってしまうと、注入したヒアルロン酸が全部そのまま血管に入ってしまいますガーン

 

・・・どうしたらカニューレが血管に入ってしまうのか?

 

まずひとつは、

 

バツブルーリスク血管がある危ない層に針を挿入している

※場合によってはリスクエリアに針を進めないといけないこともあります。

 

バツブルーバツブルー乱暴な操作で針を挿入している

 

私は他の医師に注入指導をおこなう場合、「木綿豆腐以上の硬いものには、力任せに針を進めるなビックリマークと指導しているのですが、本当に木綿豆腐を突き刺すぐらいの弱い力でも乱暴に針を進めると、血管を突き破ることがあるんです。(特にこめかみエリア)

 

乱暴に針を進めない(特にリスクエリア)ことが、すごく大切。

 

大きな声では言えないけど、やらかす先生の手技を見ていると、ほぼ100%手技が荒くて乱雑汗。そして注入が異常に早い。

(ゆっくりならいいというわけではなく、安全なエリアは手早く危険なエリアはゆっくりとメリハリが重要上差し

 

 

今回も、鼻翼を栄養している血管(眼角動脈)にダイレクトにカニューレが刺さってしまい、注入したヒアルロン酸(4cc)がすべて血管内に入ってしまったようです下矢印

 

 

この位置で血管が詰まると、ここから先の皮膚(鼻翼)が死にます(壊死)下矢印

 

 

 

 

・・・100歩譲って、ダイレクトにカニューレを血管に刺してしまったとしても、そこからまだ救済できるポイントはいくつもありました。

 

 

救済できたポイント

①針先が血管内に入ってしまっていないか、注射器のプランジャーを引いて逆血がないか確認する。

 

太いカニューレが太い血管にダイレクトに刺さってしまった場合、10秒程度プランジャーを引くと、ぶわ~っと鮮血がシリンジ内に逆流してきます。さすがに私はカニューレを血管内に刺したことは一度もないですが、そういう動画を何度か見たことがあります。

 

この段階で吸引テストをちゃんとやっていれば、ここで塞栓を防ぐことができたはず。

 

 

②吸引テストをやらなかった、あるいはやったけど逆血が見られなかった場合でもまだチャンスはあります。それは極少量ずつ、ゆっくり注入すること。そして、注入した分だけ法令線が盛り上がってきているかどうかを確認すること。

 

血管内にヒアルロン酸が全部入ってしまうと、入れた量の割に法令線がちっとも浅くなりません。

 

少量注入したところで、「あれ?おかしいな?」と気がついていれば、このような悲惨なところまでには至らなかったはずです。(0.1cc程度の注入量であれば、血管内に入ったとしても重篤な症状にまでは至らないことが多い)

 

 

そしてなによりこの事例で大問題なのは、

 

 

③注入直後から鏡を見ると鼻翼の皮膚が白くなっていたため、患者様が医師に「大丈夫か?」と確認したのに、「そうですね~、多分一時的なものだから様子みてください。」と言ってしまっているところ。

 

 

皮膚の即時の白色化は、動脈塞栓の非常に大きな兆候です!

 

 

患者様に指摘される前に、医師の方がその場で顔面蒼白になってしまう案件です、これは!

 

速効その場で、ヒアルロニダーゼで溶かす!溶かす!溶かす!

 

もしこの症例も、最悪ここですぐにヒアルロニダーゼを打っていたならば、壊死という最悪の事態は避けれた可能性が高いのです。

 

ほんまに残念汗

 

 

では、この医師はなぜそうしなかったのか?

 

 

長くなるのでそれは次回においで(あかん、書いてたらヒートアップしてくるので一旦冷ますw)

 

 

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前回記事の続きです下矢印

 

 

 

最表層、皮膚の変化

 

 

前回は、複合治療による輪郭の変化についてご紹介させて頂きましたが、最表層の皮膚の治療も同時に行なっています。

 

まずはビフォーアフターを先にお見せしますね。

 

 

治療前は、薄いシミイボ(脂漏性角化症)ホクロがパラパラと散在。

 

行なった治療は

 

丸レッドトラネキサム酸・ビタミンC・Eの内服

 

丸レッドナビジョンDRの外用(エマルジョン、レチノアドバンス)

 

丸レッドノーリス照射(IPL)+レーザー照射(Qスイッチレーザー、炭酸ガスレーザー)

 

丸レッド肌育(ダーマヒール PTx プラチナ P-HSR)×9回

 

 

結果、シミだけでなく小じわや肌の質感も良くなっていますキラキラ

 

参考までに、UVカメラ画像です下矢印

 

UVカメラ画像は表面にまだ出ていないシミ予備軍メラニンの蓄積が黒く映ります。つまり、見た目キレイに見えていても、油断するとシミになって出てくる可能性がある部位ですね。

 

 

かなりメラニンの蓄積が減少していますが、今後も紫外線対策晴れをしっかりやらないとシミが増える可能性があります。

 

 

 

次に、拡大写真比較です下矢印

 

 

毛穴が引き締まって目立たなくなっています。特に目元を見ていただくと、小じわが改善しハリが出ているのが分かりやすいかと思います。

 

上三角上三角上三角

 

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