【「百万本のバラ」の旅】道先案内人 加藤登紀子× 山田五郎〜「国って必要なんですかね?」 | ☆Dancing the Dream ☆

☆Dancing the Dream ☆

Let us celebrate
The Joy of life ♡
with ☆Michael Jackson☆

山田五郎
「いきなりデカいこと聞いちゃうようなんですけど、”国”って必要なんですかね?
 登紀子さん、どう思います? 国って必要?」

加藤登紀子
「あのね、国っていうのは見えない時が一番平和なんです。
 本当はね。
 あってもなくてもいいもんだなって時が一番平和な時ですよ」

五郎
「一応、あった方がいいの?
 いやすごく最近、邪魔だなって思うときが‥」

登紀子
「いや、それは分からない、私には。
 今ここで断言できません。色んな事情ももちろんあるんですが。
 でも、国っていうものがどうなのかっていうのは、
 ものすごく新しい課題だと思う」


とても面白い会話だった。


もう解散してしまったけれど、ラトビアの「Cosmos」というコーラスバンドがいた。
ラトビアは、本日のお題の歌「百万本のバラ」の原曲(子守唄)の発祥の地だ。

まず紹介したいのが、CosmosのメンバーのReinis Sējānsが作った「VINDO」という不思議な民謡のような歌。

Vindöとは、北欧の伝統的な木製の帆かけ舟(ヨット)のことのようで、「ア〜〜ヤ〜〜ウンバライエ〜ウンバリアイエア〜♪」同じフレーズが繰り返され、悠々と帆に風を受けてバルト海をすすむ舟がイメージさせられる。

実は、「VINDO」の歌詞は、どこの国の言葉でもない。
ラトビア語のようでラトビア語でなく、エストニア語のようでエストニア語でもなく、どこの国の言葉でもない言葉で歌われる。

つまり、この歌は、海がどこまでも続いているように、国境などない世界の歌なのだろう。
この歌のリズムを刻むのは「口琴」という世界中に伝搬したリズムとメロディーと言葉の間にあるような楽器だ。

1987年から1991年、ソビエト連邦に併合されていたエストニア、ラトビア、リトアニアのバルト三国で独立を求めて行われたのが、大規模な「歌う革命 Singing Revolution」だった。
https://www.youtube.com/watch?v=4njksFKyycY

Cosmosの「VINDO」も、根っから歌うことが大好きな人々による 自由と平和の歌なのだろう。



Vocal group Cosmos VINDO   2007/03/16


Cosmos - Vindo (Shipsea | Koncerts Dailes teātrī, 2022)
すでに解散したCosmosのメンバーが、ウクライナ戦争が始まった2022年、
再び集結して「VINDO」を歌った。 


Vocal Group COSMOS 1 000 000 roses 2007/04/04
First official Cosmos video. Produced by Indrek Maastik (EST)
北ヨーロッパの共和制国家ラトビアの歌謡曲『Dāvāja Māriņa』(マーラが与えた人生)が原曲。マーラとはラトビア語の「命、母性の女神」の意。

Cosmos (band). wiki (Years active 2002–2010)
https://en.wikipedia.org/wiki/Cosmos_(band)
https://www.youtube.com/@VocalGroupCosmos
VocalGroupCosmos
Vocal Group Cosmos, mainly known as Cosmos is a Latvian a cappella band that formed in Riga in 2002. Since its inception, the band has comprised singers Jānis Šipkēvics, Andris Sējāns, Juris Lisenko, Jānis Ozols, Jānis Strazdiņš and Reinis Sējāns
Cosmos gained national and international recognition after they were chosen to represent Latvia in the 2006 Eurovision Song Contest held in Athens, Greece with the song I Hear Your Heart. They finished in sixteenth place out of the twenty-four competing nations, with thirty points.

🇱🇻ラトビア
 ラトビアと北隣のエストニア、南隣のリトアニア、バルト三国は1940年にソビエト連邦に占領・併合され、ソ連崩壊に伴い独立「回復」を宣言した(ラトビアは1990年5月)。2004年に北大西洋条約機構(NATO)と欧州連合(EU)に加盟。2014年に通貨ユーロ導入。2016年に経済協力開発機構(OECD)加盟国となった。
 ラトビアの国内問題には、国内に居住するロシア人への処遇問題がある。ソ連時代からラトビア領内に住む非ラトビア人に対しては、ラトビア国籍取得に際してラトビア語試験などを課し、民族主義的な側面が多々あり、2022年時点で約12万人のロシア人が無国籍である。最大のマイノリティであるロシア系市民やロシアが頻繁にこのことに関する改善を要求し、EU加盟委員会も加盟に際してこの問題の改善を促した。
 他方、首都リガではロシア語生活者が半数近くを占めるなど文化としてのラトビアの存続に危機感が募る中、EU加盟後の現在でもロシアはこの問題を外交カードとして使っており、ラトビアにとっては非常に悩ましい問題である。
 EU加盟後も、ロシアと国境問題が存在した。これは併合前の国境を主張(ラトビアはロシア西部プスコフ州の一部の領有権を主張)していたためで、ロシアとの国境は暫定国境になっていたが、両国の関係改善を求めるEUの働きかけもあり、最終的にはラトビア側が要求を取り下げ、2007年3月27日にロシアとの国境画定条約に調印した。



【ジョージアのアンリ・ルソー】泣ける!放浪の画家ピロスマニの悲劇
【加藤登紀子・百万本のバラ】
山田五郎 オトナの教養講座



登紀子の「土の日」ライブVol.30「百万本のバラを語る」
加藤登紀子× 山田五郎

加藤登紀子 百万本のバラ(1983)
https://www.youtube.com/watch?v=wOq-gV8dNPw
加藤登紀子 長谷川きよし 灰色の瞳 (1974)
https://www.youtube.com/watch?v=ylHFXRjdJAI
愛はすべてを赦す 加藤登紀子(1982年)
https://www.youtube.com/watch?v=98DVQG4f_LU&list=RD98DVQG4f_LU&start_radio=1
悲しき天使 メリー・ホプキン Those Were The Days/Mary Hopkin
https://www.youtube.com/watch?v=6e_5SaFui4M
コンスタンチン・ポドレフスキー Konstantin Podrevsky(悲しき天使・作詞)
https://en.wikipedia.org/wiki/Konstantin_Podrevsky
アレクサンドル・ヴェルティンスキー Вертинский, Александр Николаевич(Дорогой длинною(長い道 ダローガイ・ドリーンナィユ) 悲しき天使)
https://www.youtube.com/watch?v=ob1vMDpRrCc
花はどこへ行った Pete Seeger: Where Have All the Flowers Gone?
https://www.youtube.com/watch?v=1y2SIIeqy34
On July 26, 1956, the House of Representatives voted 373 to 9 to cite Pete Seeger and seven others (including playwright Arthur Miller) for contempt, as they failed to cooperate with House Un-American Activities Committee (HUAC) in their attempts to investigate alleged subversives and communists. Pete Seeger testified before the HUAC in 1955.
In one of Pete's darkest moments, when his personal freedom, his career, and his safety were in jeopardy, a flash of inspiration ignited this song. The song was stirred by a passage from Mikhail Sholokhov's novel "And Quie Flows the Don". Around the world the song traveled and in 1962 at a UNICEF concert in Germany, Marlene Dietrich, Academy Award-nominated German-born American actress, first performed the song in French, as "Qui peut dire ou vont les fleurs?" Shortly after she sang it in German. The song's impact in Germany just after WWII was shattering. It's universal message, "let there be peace in the world" did not get lost in its translation. To the contrary, the combination of the language, the setting, and the great lyrics has had a profound effect on people all around the world. May it have the same effect today and bring renewed awareness to all that hear it.
マレーネ・デートリッヒ Marlene Dietrich "Où vont les fleurs?" 1962
https://www.youtube.com/watch?v=zEe3qQg-HHY
And Quiet Flows The Don (with English Subtitles) - 1957 & 1958 Soviet Film (Full Movie) 静かなドン
https://www.youtube.com/watch?v=sZVYaKkAAqQ
カジミール・マレーヴィチ
https://ja.wikipedia.org/wiki/カジミール・マレーヴィチ

山田五郎 やまだ・ごろう(編集者・評論家)
1958年 東京都生まれ
上智大学文学部在学中にオーストリア・ザルツブルク大学に1年間遊学し
西洋美術史を学ぶ。卒業後、㈱講談社に入社『Hot-Dog PRESS』編集長、総合編纂局担当部長等を経てフリーに。
現在は時計、西洋美術、街づくりなど、幅広い分野で
講演、執筆活動を続けている。


Александр Вертинский - Дорогой длинною | Русская музыка
アレクサンドル・ヴェルティンスキー 悲しき天使




ーーーーーーーーー


百万本のバラ Wiki


百万本のバラ Wiki





アーラ・プガチョワ
日本では、『百万本のバラ』の歌手として知られており、この歌は加藤登紀子の歌う日本語版として1983年にリリースされた。
https://ja.wikipedia.org/wiki/アーラ・プガチョワ




Dāvāja Māriņa - Aija Kukule「マリーニャの贈り物」アイヤ・ククレ(「百万本のバラ」の原曲)

ラトビアの子守唄「マリーニャの贈り物」は「百万本のバラ」の原曲。
ラトビアの1981年の曲。 作曲ライモンド・パウルス、作詞レオン・ブリアディス。
ロシア帝国、ソ連の支配のもとラトビアという国が歩んできた苦難の歴史を暗示している。



ヌクス美術館(イゴール・サヴィツキー美術館)
http://museum.kr.uz



Uncertain future for Uzbekistan’s avant-garde museum
Al Jazeera English

The remote Uzbek city of Nukus may seem an unlikely destination for art lovers.
But thanks largely to the efforts of by one man, Igor Savitsky, it is now home to a world-class collection of avant-garde paintings, rescued from destruction by the KGB, the committee for state security, in the Soviet era.
But the future of this unique museum could now be on the line.

"Igor Savitsky built up a vast collection of Soviet art from the 1920s and 30s, saving it from communist destruction. To keep it safe, he housed it in a small, in hospitable town in remote Uzbekistan. Now it is being rediscovered". Amelia Gentleman, The Guardian


ヌクス美術館(イゴール・サヴィツキー美術館)

ウズベキスタン・ヌクスは「カラカルパクスタン」の首都!?カラカルパクスタン国立のイゴール・サヴィツキー美術館で、消えかかっているアラル海を想う。
食べて喋って旅をして【世界一周ドキュメンタリー】2023/08/20

ウズベキスタンの中の「カラカルパクスタン自治共和国」の国立美術館。
砂漠のルーブルといわれているほど、貴重な作品が収蔵されている。



 彼は芸術を所有していなかったので、厳格にはイーゴリ・サヴィツキーをコレクターとみなすことはできない。しかし、サヴィツキーは単独で美術館のコレクションを築き上げ、トレチャコフと並んでロシアの主要アートディーラーの一人となった。
 1960~70年代には、サヴィツキーはウズベキスタンのヌクス町にある美術館の館長を務めた。もともとそれは地元の歴史博物館であったが、サヴィツキーは自らのイニシアティブにより、何万点ものロシアの前衛的な美術品を収集した。彼のコレクションは、ロバート・フォーク、クリメント・レドコ、リュボーフィ・ポポーワや、その他多数のロシア・アヴァンギャルド派のメンバーによる作品を特徴としている。それらは美術史家の間ではきわめて人気だが、一般大衆にはあまり知られていないものだ。サヴィツキーにちなんで命名された美術館とはいえ、コレクションは今でもウズベキスタンの遠隔地に所在するヌクス町に保管されているため、その知名度はなかなか高まっていない。
https://jp.rbth.com/arts/2015/01/07/5_51453