ウクライナの混乱を煽動したヌーランド。
台湾を揺さぶるペロシ。
米下院議長、台湾訪問 25年ぶり、中国は反発 対立激化必至、軍事挑発も
8/3(水) 0:00配信 時事通信
https://news.yahoo.co.jp/articles/98a8067f61edd62e8c12f5de44b9977b44459f28
【ワシントン、台北、北京時事】ペロシ米下院議長(82)は2日、台湾を訪問した。
米下院議長の訪台は1997年のギングリッチ氏以来25年ぶり。中国は早速反発しており、米中二大国の対立激化は不可避の情勢だ。
台湾海峡をめぐる緊張も一層高まる可能性が高い。米ホワイトハウスは、中国が台湾海峡へのミサイル発射などの軍事的挑発に乗り出す可能性があると指摘。地理的に近接する日本の安全保障にも影響が出そうだ。
ペロシ氏は台北市にある松山空港到着後に声明を発表し、「今回の訪台は台湾の民主主義を支援するという米国の関与を示すものだ」と表明。「世界が専制主義と民主主義の選択に直面する中、米台の結束はかつてないほど重要だ」とも述べ、米国の台湾政策に変更はないと強調した。
中国本土と台湾は不可分とする「一つの中国」原則を掲げる中国は猛反発している。外務省はペロシ氏の台湾到着直後、「断固反対で厳しく非難する。米側に厳正に申し入れ、強く抗議した」とする声明を発表。国防省も報道官談話を出し、「非常に危険な行為で必ず重大な結果を引き起こす。中国軍は軍事行動を展開して抵抗する」と反発した。新華社通信によると、中国軍は4~7日に台湾を取り囲む6カ所の海空域で軍事演習や実弾射撃を行う。
ペロシ氏は米議員団を率いてインド太平洋地域を歴訪中。台湾総統府は「堅固で重要な国際的友人」とペロシ氏を歓迎した。蔡英文総統とペロシ氏は3日午前に会談し、米台の協力や共通の懸念事項について意見交換する。
〔マーケットアイ〕外為:ペロシ氏訪台「なぜ今」、市場に疑心 ドル安/円高の火種に
ロイター編集
[東京 2日 ロイター] -
https://jp.reuters.com/article/tokyo-frx-idJPL4N2ZE08L
<10:05> ペロシ氏訪台「なぜ今」、市場に疑心 ドル安/円高の火種に
市場では、ペロシ米下院議長の台湾訪問が関心を集めている。当初のアジア歴訪予定に台湾は含まれていなかったが、前日に複数のメディアがその可能性を報じた。中国外務省の趙立堅報道官は定例会見で、台湾を訪問すれば中国軍は「座視しない」と警告した。
バイデン政権は対中関税の一部撤回を検討するなど、トランプ前政権に比べて歩み寄りの姿勢を見せていたことで、市場では米中対立の緩和期待が高まっていた。
みずほ証券のチーフ為替ストラテジスト、山本雅文氏は「米国がペロシ氏の訪台により、何を得るのかが不明だ。対中関税引き下げの可能性も低下することになり、目先はドル/円の調整が続くリスクが高まった」と話している。
ドルは130.90円付近でいったん値動きが落ち着いてきた。
<09:45> ドル130円割れ視野に、日米金利差4カ月ぶり低水準
アジア市場で米10年債利回りが2.53%台までさらに低下し、ドルは一段安。130.59円まで下値を切り下げてきた。ドル安は対ユーロでも進行しており、一時1.0294ドルと7月5日以来、1カ月ぶり安値を更新した。
10年債の日米金利差は4カ月ぶりの低水準まで縮小した。米連邦公開市場委員会(FOMC)を経て、ドル/円と金利差の連動が次第に強まり始めており、市場筋の推計によると、現在の金利水準ならドルは126─129円付近が適正になるという。
<09:24> ドル131円割れ、2カ月ぶり安値 米金利低下と株安で
ドルは早朝の水準からじりじりと上値を切り下げ、130.98円まで下落。6月6日以来、2カ月ぶりの安値を再び更新した。アジア時間に入っても米10年債利回りは2.55%台と低下基調が続き、日経平均が300円近い下げとなったことで、円高が加速してきた。
円高は対ユーロにも波及し、一時134.45円と5月半ば以来2カ月半ぶり安値をつけた。
<07:58> ドル130.90─132.40円の見通し、豪中銀とペロシ氏訪台に注目
きょうの予想レンジはドル/円が130.90―132.40円、ユーロ/ドルが1.0190─1.0320ドル、ユーロ/円が134.30―135.80円付近。
ドルは早朝取引で131.48円まで下落、6月6日以来2カ月ぶり安値を更新した。米10年債利回りが4カ月ぶり水準まで低下したことが手掛かりで、市場では「131円割れも視野に入ってきた」(国内金融機関)との声が出ている。
きょうの注目点は豪中銀理事会と、ペロシ米下院議長の台湾訪問。豪は利上げ幅が直前の市場予想通り0.5%となるか、今後の利上げに向けたスタンスなどが、ペロシ氏訪台は中国の具体的な反応が注目点となる。
ペロシ大統領の旅程に台湾は含まれず、
中国の習近平はペロシ大統領の台湾訪問を巡ってバイデンに警告していた。
WION ニューデリー 2022/08/01
米中間の緊張がピークに達している。
米下院議長のナンシー・ペロシ氏の台湾訪問は、最新の摩擦要因である。
バイデンの発言:「米軍は(ペロシの訪台を)良い考えと思っていないようだ」(7/20)
✔︎樫本照幸記者(ワシントン支局長)
・下院議長は、副大統領に次ぐ地位。
・下院議長が台湾訪問するのは、97年ギングリッチ下院議長の訪問依頼25年ぶり。
・下院議長は世界の焦点の場所に訪れるというのは、最近でもペロシはウクライナのキーウを訪れ、議会の中でウクライナ支援の巨額の法案を通していくということが行われている。
・アメリカでは、大統領、議会、司法という独立した3つの柱があり、大統領と並行して、議会の指導部が世界の焦点の場所を訪問し、口を出し顔を出しアピールしていくということは、珍しくない。
(バイデンに縛られることなくペロシが訪問するかしないかを決めることができる)
・ポイントとなっているのは、米軍機を使うのか?ということ。
・台湾を訪れる議員団が米軍機を使うことはあることだが、”外交関係がない”という状況の台湾に対して、下院議長という高い地位の人物が米軍機を使って降り立つということは、中国側を過度に刺激してしまう懸念がある。
・米の報道の状況
NYT 一面〜 政府当局者の話として、ペロシのキャンセルはないだろう。懸念しているのはペロシが乗る飛行機に並行して中国軍機がデモンストレーションのように横並びで飛ぶ可能性。中国側がサイバーアタックなどを仕掛けて来るのではないか等懸念。
・不測のアクシデントを懸念。
・07年には中国軍機と米国の偵察機が衝突して不時着する「海南島事件」が起きている。(米国は中国に謝罪)
✔︎松井智史記者(北京支局)
・ペロシ台湾訪問への関心は高まっている。
・ウェイボー(Weibo=微博)中国版Twitterの検索キーワードランキングで1位になった。
・環球時報(共産党系メディアの海外版)の編集長が過激な発言をしている。
「ペロシの乗る飛行機を米軍機がエスコートすれば、それは侵略にあたるので人民解放軍には強制的に駆逐する権利がある。撃ち落とせ」
・「偶発的な衝突もあるのではないか」「まちがってしまえば戦争になるのではないか」と不安を感じている中国の人々もいる。
・4月にもペロシは台湾に行こうとしたがコロナに罹り延期になっていた。そのときにはあまり騒ぎにはならなかった。
・今回中国政府がここまで反発しているのは、中国は今年の秋に「党大会」を控えている。
・この党大会は習近平国家主席が3期目を伺う重要な大会。
・習近平が安定して3期目を実現するためには、国内外ともに安定した状況を保つ必要がある。
・ペロシが台湾を訪問した場合、下院議長という地位の高さから言っても「看過はできない」何らかの措置は取らねばならないということになる。
・対外的には緊張状態を生むので、中国はなんとかペロシ訪問は防ぎたい。
・習近平指導部としては、訪問する前に、可能な限り厳しい言葉を並べ、アメリカ側にペロシの訪問をやめさせたいという思惑がある。
✔︎宮本雄二(元駐中国大使)
・むしろ、4月の時の方が、中国側の記録に残されたペロシ訪問に対する発言はきつい。
・王毅・外交部長は「ペロシ氏は政治的な重要な人物であって台湾に行くことがあれば、それは中国の主権に対する挑発であり、内政に関する粗暴な干渉であり、対外的に極めて危険な政治的な信号を出してしまう。もしアメリカがやるならば中国側は執拗な反対をする。責任は全部アメリカにある。」と述べた。ペロシの訪問が「一線を超える」と言っている。
・ところが、王毅氏は、今回は何も言っていない。このような公式な記録に載る発言に関しては抑えている。
・中国は慎重を期している。今回は本当にペロシ訪台となるということになれば、(つよい言葉は不測の事態になる危険であるから)逃げる余地を残して今回は強く発言をしない。しかし、アメリカ全体としてみれば押してきている。国防長官などが台湾で色々な発言をしている。よって、国内世論に対して毅然とした姿勢をとらねばならない。
〜※渡部恒雄 笹川平和財団上席研究員の意見を受けて〜
・ペロシの米軍用機使用は、一線を越えることになりかねない。
・双方とも理性を働かせて、自己抑制しなければならない。
・人民解放軍も米国防総省も安全保障の専門家なので、あらゆることを想定し、エスカレートする可能性が出てくる。それをどの段階で切るのかということをちゃんと米中間で話されていないまま、このようなこと(ペロシ米軍機使用による訪台)を試されると、国際情勢が非常に困った局面になる。これを多くの人が心配している。
✔︎長島昭久 自民党議員
・アメリカも11月に中間選挙がある。
・下院議長が中国側から脅されてやっぱり台湾訪問をやめたとなると、選挙に悪影響。
・バイデンはなぜ「軍がペロシ訪台を良いアイデアだと思っていない」という発言を表に出したのか?
・軍の発言は、financial timeがリークした。
・NYTは、「バイデンはペロシに訪台を断念するようには働きかけない」と伝えた。
✔︎渡部恒雄 笹川平和財団上席研究員 元CSIS
・バイデンの「軍が…」発言はあまり良くない。
・バイデンは、軍の言うことを聞かないで「アフガニスタン撤退」を強行して失敗した。それと逆のことをやっている。
・バイデンは非常に不規則な発言、問題発言が多い。
・「ペロシの米軍機使用が中国にとって許し難い」ということについて、本当は中国にとってダメな一線というのは、”アメリカの要人が台湾の独立を容認したり鼓舞するような発言をすること”であって、このような安全保障上のことをやること自体が許せないというのは、中国側も過剰にメッセージを出しすぎていると思う。
25年前、1997年4月、
ギングリッチ下院議長が訪台。https://jp.rti.org.tw/news/view/id/95652
滞在時間は3時間半。
訪台前に中国を訪問し、江沢民国家主席と会談。
「台湾の正式な独立に反対し、ひとつの中国政府に同意する」と語り、
「台湾が攻撃されればアメリカは軍事介入する」とも述べた。
※1996年、第三次台湾海峡危機
(中国が台湾近海に大規模演習でミサイルを撃った。アメリカも空母を送った。)
〜以下略〜