【文字起こし★最新・児玉龍彦氏】早期検査治療が重症化防ぐ❗️問題は「たかがコロナ」が背景 | ☆Dancing the Dream ☆

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児玉先生は、
当初からずっと、PCR検査の拡充を訴えておられた。

やはり、
早期診断(検査)、早期治療が、
重症化を防ぎ、人命を救う鍵だという。

その流れが壊れているところが、
悲惨なことになっており、
そういう酷いことになっているところには、
大体「たかがコロナ」という議論があると指摘された。

今、最も悲惨なことになっているのは、大阪だが、
大阪の維新は、菅政権と特別に密接な繋がりがある。
菅政権も、実質「たかがコロナ」なのだ。

要するに、政府を批判しながら、
「コロナはただの風邪」「マスクを外せ」
などの言説を広めている人々に同調するのは、
哀しいかな、実際は政府と同じ方向を向いていることになる。
その言説の発信源の多くは、
政治的、経済的求心力を得ようとする思惑のあるもの。

ここは落ち着いて、非合理な考えを改め、
政府の不作為の仕組みと闘う、心ある科学者が
分かり易く教えて下さる科学的な対応というものを学び、
自分の生命も、人の生命も大切にしよう。
特に、変異株は子供の感染も増えて来ている。
協力し合い、この危機を皆で乗り越えよう。

PCR検査を抑制したのも、
空港検疫の緩和で変異株が流入させてしまったのも、
コンタクトトレーシングのCOCOAの失敗も、
結局のところ、利権に執着したことが原因なのだ。



5/1 最新 児玉龍彦氏✖️金子勝氏

菅総理は、
前回緊急事態宣言の解除の5つの約束は無視され、
訪米、IOCバッハ来日を優先した。

もう一回落ち着いて、
科学的な方法を皆で良く理解することが大事だ。

PCR検査のデータの見方などをはじめ、
自分の身を守る知識をもう一回確認していきたい。

PCR検査について、
はじめの頃は「検査の否定」が言われたが、
オリンピックになると(選手や関係者は)「毎日やった方が良い」
「みんな検査はやったほうが良いよ」
という格好になってしまった。(苦笑)

まず、PCR検査の読み方を説明したい。



これは鼻咽頭の拭い液や、
唾液に含まれる「核酸」のコピー数というのを倍々と増やしていくというやり方。

まず最初の傾向は、ノイズが非常に揺れている。
それで「しきい値(スレッショルド)」を決めておいて、
何回、倍々と増やしたら、ノイズの揺れを超えたかという事を、
スレッショルドサイクル(Ct値)というのを計るというふうにするのが、
PCR検査である。



「核酸によるコピー」とは?
新型コロナウイルスにRNA(核酸)が1コピー入っている。
ウイルスの個数は電子顕微鏡では数えることはできるが、電子顕微鏡で鼻の拭い液を全部見ることは無理なので、核酸のコピー数を測る。

倍々と増幅させる過程で、
元のウイルスの数が多いと早く引っかかる。
元のウイルスの数が少ないと、倍々の数を増やさないといけない。

※ウイルスにはDNAウイルスとRNAウイルスの2種類ある。
コロナウイルスはRNAウイルス。
検査はウイルスのRNA(遺伝情報)の有無を確認する。
DNA(デオキシリボ核酸、deoxyribonucleic acid)とRNA(リボ核酸、ribonucleic acid)は「核酸」と呼ばれ、核酸にはウイルスの遺伝子が含まれている。
二本の鎖が対になってらせん状の構造をもつDNAウイルスよりも、RNAを遺伝物質として持つRNAウイルスは、遺伝子としての安定性が低い。そのために、RNAウイルスは変異スピードがDNAウイルスよりも速い。



「スレッショルドサイクル」とはなにか?
Ct値が低いほど、細胞や動物に感染し易い。
人間の細胞などを使って実験すると、
最初の感染成立数というのは、
およそ「33サイクル」増やした場合に
「1000コピー」位あると人間の細胞に感染すると分かる。

一部で、「100万コピー投与しなければ感染しない」と
間違えて言っている人がいる。
これは、動物実験で、100万コピー入っている液を投与すると5割以上が重症の肺炎になるので、色々な治療効果を見るためには100万コピー投与している。というのと間違えている。

最初の感染の成立は、約1000コピーと考えられている。
これは、オーストリアのゲノム疫学から出ている数とも一致しており、非常に妥当性がある数字だ。

「Ct値33」くらいから感染性を持ったウイルスが検出される。
Ct値がそれ以上だと、ノイズが増えて正しい診断でないものが増える(擬陰性、擬陽性が増える)。
Ct値34以上、35〜40位の間は、「要再検査」として「陽性」とはしないのが一般的。

例えば、世田谷区の病院で院内感染が起こったとき、
コロナ病棟以外のところで感染が広がった。
そこでPCR検査だけでなく、Ct値もみたら、
ウイルス量の非常に多い人がいたのが分かった。
PCR検査だけではなくCt値を見て、
院内のゾーニングを変えたら抑え込めた。

また、世田谷区で、
無症状の高齢者を定期的に検査したら、
ウイルス量の多い人を見つけ対応していったら、
クラスターは3分の1に減った。

症状がない人にも、
ウイルスを沢山もっている人がいるので、
これに対応することが極めて重要だと考えられている。

早期の検査が大事。
なぜ早期の検査が大事なのか?
「それは重症化させない」ためである。

コロナウイルスでは、
発症後しばらく経ってから「免疫暴走」で急速に重症化する。

放射線科でやるCT検査(コンピューター断層造影)で、
肺炎のある人は、早期に確認できる。
肺炎のある患者は、早期からステロイドやアクテムラで治療すると、重症化が防げるという事がわかってきた。

まず、
「PCR検査」は、
ウイルス量、変異の有無も含めて、介護施設や病院では定期的に必須。
感染が増えてきたら保育園や学校、大学でも必須。

PCR検査の陽性例の治療は、アビガンやイベルメクチンと言われるが、CT検査で肺炎のある人は免疫暴走を抑える早期治療をするとかなり重症化が抑えられる。

コロナの治療というのは、「早期発見、早期治療で重症化させない」ことが大事。
逆に重症化してしまうと非常に大変である。
今の大阪で多いのは、「早期発見、早期治療」のサイクルが壊れてしまったために、重症化が非常に増えていることだ。

金子勝先生
「学校と保育園の感染拡大は、野党側の質問もあったが、
菅さんは〈エビデンスがない〉と言って拒否している。
実際に大阪はHPをみると、28校くらいが休校したという記事があるが1校一人、多くて3人くらい。
つまり、一旦出たら全校検査をして、子供、職員を隔離するということをしていない。
名古屋も15校が休校になっているが、きちんとした抑え方、つまり、全校検査をして、感染が家庭内その他に広がるのを抑える事を全然していない。
相変わらず、酷い。」
「発熱したりする事例は検査するが、無症状の人も沢山いる。特に若い子は。
それが全部見逃されているというのは、膨大な感染者が見過ごされている事を意味するのではないかと危惧する。」

前の12月1月の時も、
12月は飲食店が多かったが、1月は保育園で一斉に感染が広がって、
それが自宅に持ち帰られて、そこから高齢者施設や病院に入り込んでいる。

大阪でも豊中で全校の検査をしたら、「1.5%感染していた」という報告が出ている。やられている所ではちゃんとした追跡ができている。
小学校や保育園で感染者が出たら追跡が極めて重要。



なぜ、こういう事が起こってしまったかというと…

厚労省の医系技官などは、
「PCRの物理的な絶対量が足りない」と言ってきた。
一方、
感染研や分科会の人たちは、
「症状のある人だけ検査をすれば良い」と言ってきた。

しかし、実際に見ていくと、
第二次世界大戦中の「インパール作戦」とか「特攻隊」になるのと同じで、
「英米と比べて物理的な量が足りない」と言っている人が一方で統計などで言うことと同じだ。
一方で軍部は「今のままで良い」と言う。
それで突っ込んで行ってしまう。

遺伝子科学や計測科学や情報科学の専門家がいて、
コストをかけて、絶対数、要するに自動化の機械を入れて検査を精密にして、さらに変異型も分かるPCR検査というのも先端研などでは2種類くらいのチェックをやっている。

そういう事は、ごく普通にできるようになっているのに、
「無症状者の検査を本人負担」にして、
「自己責任」にして、
質の劣化を招いているという事が非常に問題だと思っている。

尾身先生は緊急事態宣言も「国民の気の弛み」「国民が緊張感をもっていない」から感染が拡大したと言っているとしか思えないがどうか?

金子勝先生
「変異株は若い人が感染し易く、重症化し易い、PCR検査の重要性が増している。今までは検査をしないと言っていた。
無症状者の検査を否定し続けていた。
ところが、オリンピックが始まれば、選手や関係者は毎日PCR検査をやるんだという話になってきた。
言っている事が、もうデタラメになってきている。
擬陽性があるからやらないと言っていた。オリンピック選手が大量に擬陽性が出たらどうするんだという話になる。
論理的に破綻している。科学性が全くない事が露呈している。
気がついてみると、人文科学や社会科学的に考えると、PCR検査を受けられない生存権が蔑ろにされている。
大阪の事例だと、病院にも隔離施設にも入れない。突然自宅で急激に症状が重症化して亡くなるケースもある。これが非常に大きな問題だ。」
「尾身会長は気の弛みだとか、小池都知事は心の隙がウイルスの好物ですなどと言った。これは精神論的な自己責任論だ。
PCR検査を自己責任でやるという話と似ている。
結局、感染したら自分のせいだという事だ。
だから、感染したら非国民という差別が発生する。感染した奴が悪いみたいな。
そこが逆に、風評被害論みたいなものが出てきて、新宿とか感染集積地の検査はしない。
大阪などは、区別に感染者数や陽性率の公表をしない。風評被害被害が起きるからという議論になっているからだ。
そういう状態はうまくいかないので平気でウソをつき始める。
大阪は宣言をいち早く解除したが、あの時〈変異株は発見できなかった〉と言っている。それはウソだ。現実には出ているのだから。
(変異株スクリーニングは)5%くらいしかやらないので数は少ないのは当たり前だが。しかも大阪は死亡率が日本一。データは高齢化率は全国平均よりも少し下くらいだから、全くのウソだ。
大本営発表と同じようになってきている。
4月の連休前あたりから小池都知事、吉村府知事は〈ステイホームだ〉と言い続けている。一年前も同じだ。
それは、検査しないで欲しがりません、勝つまでは!と同じ。
もっと不味いのは、〈私権の制限論〉まで言い出す。
強制できないから悪いんだと、自分らの失敗の責任を強制論に変えている。
僕は愚か者に戦時統制みたいな事をされたいと思わない。
最後に、三密はいけないと言いながら、オリンピックの聖火リレーをやってみたり、オリンピックを一生懸命煽ったりしている。
やる事をやらないで、美談を煽る、大和魂みたいな話、精神論的な自己責任論が戦時体制に似ているような、戦士の戦時動員に似ているような構造になっている。
児玉さんがいうように、科学的な対応が何より大事だ。
そうしないと、非合理的な判断にどんどん巻き込まれていく。
私は人文科学的に憂えている。」



変異株をどう捉えるか?
今回の新型コロナウイルスで、世界の遺伝子工学、計測科学が進化した。

ウイルスが広がっているときに、同時にウイルスのタイプが決まる、という事が進んでいる。

日本でも感染研の黒田先生などを中心にデータが溜まっているが、
なかなかそれが公表されて来なかった。



最初は武漢株、
去年3月頃にD614という欧米株、
去年8月頃にB11284 とB11214という東京埼玉株が出てきた。
これが広がっているのにGOTOトラベル、GOTOイートをはじめて、
世界でも類例がないが政府が主導してこの株を日本中に広げた。
そして、B11214がB11284に置き換わった。
東京埼玉株で、2回大きな波を起こした。
これが年末年始だった。
それが収まってくる頃に、
今度はちょっと違う、いわゆる「変異株」と呼ばれる、
英国のB 117、南アフリカのB11315、ブラジルのP1というのが出てきた。
去年11月、実は検疫緩和と同時に、日本の中に入り込んだ。
これが(前回)緊急事態宣言解除の時に、大阪をはじめとして日本中で広まり出していた。



B 117というのは、英国株と言われるが、
心配しているのが、この英国株というのはデンマークのミンクで起こったものと同じものを一杯もっているという事だ。
コロナウイルスというのは、
コウモリと人間、ミンクと人間という人獣共通感染で、
異なる動物種をまたぐときに、非常に多くの変異が入ってくる。
英国株というのは、英国から世界中に広がった。

次に続いて出てくるのが南ア株のB11315とE484K
これはワクチンの予防効果が低下してくる。

さらにブラジルのP1は、
N501YとE 484Kの両方をもっているということで
怖い変異がブラジルから世界中に広がっている。

これらの全部が、
11月の検疫緩和から、
「14日間の隔離」をきちんとやらねばならないのを無視して
日本中に入ってきてしまっている。



変異株をどうするかだが、
感染の悪循環サイクルと3つの対応。

・空港ですり抜ける外国からの変異株を防ぐ。
 14日間隔離が必須。
・外国から入ってきた変異株が
 国内のエピセンターを作っている。
 神戸、大阪など関西のエピセンターから
 東京や福岡に広がってしまう。

 


・変異株は若い人が増えている。



・変異株はワクチンに影響がある。
・アデノウイルスのベクターワクチンの
 アストラゼネカ、ジョンソン&ジョンソンなどは効きが悪くなってくる。
・RNAワクチンのファイザー、モデルナは細胞性免疫で、
 比較的短いペプチド配列で細胞性免疫を担う為に変異に強い。
 細胞性免疫の場合はRNAワクチンで細胞性免疫を誘導できれば、
 変異型でまだ変異してない配列が多い場合には
 80%、90%という非常に有効性が、
 現実に医療従事者の接種で確かめられている。
 とは言え、1割、2割は、変異が増えると
 効かなくなる例も見られるということ。
・実際にビヨンテックなどでは、
 変異したウイルスには新たな配列のRNAワクチンが準備されつつある。
・RNAワクチンは、数(獲得数)だけを問題にしているが、
 実際には今のRNAワクチンに加えて、
 変異型に対応するRNAワクチンが必要になる。



「ロックダウン解除への方策」が
英国の論文が出ている。

⑴コンタクトトレーシングにアプリと
 迅速検査による個別隔離。
⑵無症状感染者の検査。
⑶入国検疫の徹底。
⑷マスクの使用。
⑸社会的な小集団(バブル)での規制緩和の交流。



日本では、
⑴のコンタクトトレーシングのアプリ(COCOA)も
開発していた民間人から政府がお抱え業者のパーソルにやる事で、
アプリがスマホのOSの回転の度に効かなくなってしまった。
⑵無症状感染者の検査ををなかなか自動化プロキシもやらない。
⑶入国検疫の徹底もやらない。

※不具合多発、パーソルが3億円で開発受注→1.6億円分を再委託?多重下請け
https://biz-journal.jp/2021/02/post_207021.html

この3つをやらないで⑶や⑷だけでは実際には有効性がない。

英国でもこのうち、
⑶の入国検疫だけは充分に行われていない。
それが英国で変異型が大きな問題となり、
多くの死者を出してしまった。
それでロックダウンをせざるを得なかったということ。
やはり、入国検疫は大きな問題である。

逆に、アジアの台湾などの国が成功しているのは、
入国検疫をしっかりやっているからである。
入国検疫をしっかりやっている国は、
ロックダウンから早く抜け出せている。

新しいタイプのウイルス感染が起こると、
違う感染症が始まったのと同じで、
もう一回、別の追跡をやらなくてはいけない。

だから、今、よく「置き換わる」という人がいるが、
従来のウイルスが減っている訳ではなくて、
「新しい変異型が増えている」という現象を見ているだけである。

だから、従来の感染症がやっと収まってきたときに、
新しい感染症をまた輸入しているという。
これを繰り返しているのが、
今の日本の状態だ。

金子勝先生
「去年の11月以降、IOCのバッハ会長が来日して以降、
検疫を緩和してから、変異株が拡大している。
さらに最近は放送権料がもらえれば良い、
スポンサー料がもらえれば良いみたいな事で、
スポンサーの客を入れろとか、緊急事態宣言なんか関係ない、
みたいな事を言い出して日本国内でも反発が生まれている。
実際に空港検疫を緩め始めている。
官邸の調整会議では、
杉田和博官房副長官と岡部信彦内閣府参与が中心になっているが、
・看護師500人派遣しろ
・五輪関係者は14日間隔離はナシで、毎日PCR検査をする
・コロナ専用病院を30確保しろ
などと言っている。
選手で15000人、コーチやスポンサー客で75000人を
会場と選手村にとやった場合、
国内の様々な、検査体制や、病院の医療体制や、検疫の体制などの
対策がとられないうちに、逆にそれを緩めることによって、
また感染拡大してしまうのではないか。
ワクチンを打っていけば全てが解決するかの様な
バラ色の夢を見ていくと、また感染の拡大が生じてしまう可能性もある。
そういう意味で言えば、
児玉氏がいう、科学的対応の要点というのを押し進めてて、
やってはいけない事は何なのかを知っていく事が大事だと思う。」


今の局面では、
・早期診断、早期治療をすると
 重症化予防に有効だと分かってきている。
・死者の増えている所というのは、
 早期診断と早期治療の流れが壊れている所は一気に酷いことになる。
・一気に酷いことになる所というのは、
 大体、「たかがコロナ」という議論が背景にある。
 
これが非常に怖いと思っている。

早期診断、早期治療で、
withoutコロナに変わっていく。
その見通しができているので、
そこへ皆で力を合わせていく事がとても大事だと思う。