【厚労省「通知」積極的疫学調査を縮小❓】諦めたら試合終了❗️〜問われる知事のリーダーシップ | ☆Dancing the Dream ☆

☆Dancing the Dream ☆

Let us celebrate
The Joy of life ♡
with ☆Michael Jackson☆

あきらめたら試合終了」とは、
NBAファンの私の愛読書でもある『SLAM DUNK』の
湘北高校バスケットボール部監督の安西先生のセリフである。

シリアで武装勢力に3年4ヶ月も拘束された安田純平さんも
この言葉を支えに監禁生活を生き抜き生還したという。

そうなのだ。
あきらめたら試合終了だ。

1月22日、和歌山県 仁坂由伸知事が、知事メッセージを寄せている。
諦めてはいけません。
 諦めたと言った瞬間にコロナとの闘いの戦線は大崩壊を起こし、
 その地域を突破口として、
 日本のコロナは少なくとも欧米並みに大爆発をします。
 だって感染者がどんどん世の中に出ていくのですから、
 人にうつすに決まっています。


仁坂知事は、何を「諦めてはいけない!」と言っているのかというと、
コロナを抑え込もうとする「保健医療行政」の行為のことだ。
1早期発見
2早期隔離
3徹底した行動履歴の調査
4保健所の統合ネットワークとしての運用

これは、政府が「保健医療行政」を「積極的疫学調査」と言い換えて名づけた保健所が行っている仕事だ。
また、政府は、まるで新しい組織ができたかのように「保健所」のことを
「帰国者・接触者相談センター」などと言い換えている。

この「保険医療行政(積極的疫学調査)」は、都道府県の行政の領域で、
責任は、一から十まで、都道府県知事がもつ。

ところが、政府(厚労省)は、第三波の感染拡大が深刻化してきた段階で、
1/8、感染研の「積極的疫学調査実施要領」の改訂と同時に、
保健所が逼迫していることを理由に、
積極的疫学調査は優先度を考慮して行うように、
つまり、縮小するように、都道府県に「通知」(業務連絡)を送ってきた。
これに従って、神奈川県、東京都は、積極的疫学調査を縮小することとした。

ーー

元鳥取県知事・片山善博さんが昨年11月に上梓された『知事の真贋』に、
新型コロナウイルス対策において、
政府による「通知」行政が横行していることの弊害が指摘されていた。

事務連絡として発出される政府からの「通知」は、
単なる政府の考え方を記した助言であり、法的な効力はない。

同著の〜第三章 各都道府県知事の閻魔帳〜の中で、
和歌山県に国内初の院内感染によるクラスターが発生したときに、
政府の助言に疑問をもち、主体的にPCR検査を徹底して行い、
見事に感染抑制に成功した知事として仁坂由伸知事の手腕について書かれていた。

和歌山県では、昨年2月中旬、済生会有田病院の院内感染が発生。
「PCR検査」の取扱いも、「 新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安について 」という「通知」だった。
厚労省は目安を「風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く方」とした。

この時のことを、仁坂知事は、
上記の1月22日知事メッセージでこのように書いている。

私自身は、
 昨年の2月に勃発した済生会有田病院の院内感染の抑え込みのために、
 全力で取り組んでいた時だったので、
 自分たちが必死でやっている保健医療行政の行為が
 こういう名称で呼ばれていることについて、
 少し語感的に違和感がありました。
 しかし、当時は国も、少なくとも国の専門家の方々も、
 この積極的疫学調査を重視して、
 地方でこれをする時はこういう方法でそれを実施せよ、
 などという指令をどんどん出していたのです。
 (付言すれば、そのうちいくつかは医学的にも論理的にも
 間違っていると思ったので、
 和歌山県では従わなかったのですが、
 いずれも後でその誤りが明らかにされ、
 和歌山県の方法でよかったということが分かりました。)」



その仁坂知事が、
「積極的疫学調査をしなくてもよい」という流れに警告を発しているのだ。
感染が拡大している自治体は、十分にできないかもしれないけれども、
その中でも、他の余計な仕事を保健所がしなくてもよいように
知事が手立てをするなど工夫をし、
「積極的疫学調査」という保健所のコアな仕事を諦めてはいけないと。


仁坂知事のメッセージ全文はこちら。

和歌山県
知事からのメッセージ 令和3年1月22日

https://www.pref.wakayama.lg.jp/chiji/message/20210122.html


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

問題の政府(厚労省)の「通知」⬇︎


厚労省「通知」〜積極的疫学調査の縮小について
各 都道府県 保健所設置市 特別区 衛生主管部(局) 御中
事務連絡 令和2年11月20日
厚生労働省新型コロナウイルス感染症 対策推進本部
積極的疫学調査における優先度について
https://www.mhlw.go.jp/content/000697364.pdf



感染研 「積極的疫学調査実施要綱」改訂
新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領(2021年1月8日暫定版)
https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/COVID19-02-210108.pdf
新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領
国立感染症研究所 感染症疫学センター 令和3年1月8日版
〜P1〜



厚労省「通知」〜積極的疫学調査の縮小について
各 都道府県 保健所設置市 特別区 衛生主管部(局)御中
事務連絡 令和3年1月8日
厚生労働省新型コロナウイルス感染症 対策推進本部
新型コロナウイルス感染症に関する保健所体制の整備と
感染拡大期における優先度を踏まえた保健所業務の実施ついて

https://www.mhlw.go.jp/content/000717198.pdf



東京のコロナ感染者は本当に減ったのか 
接触者追跡縮小し検査件数も2割以上削減!
和歌山県知事は「崩壊招く」と警告

LITERA 2021/1/29
https://lite-ra.com/2021/01/post-5776.html