映画『アレッポ 最後の男たち』
瓦礫と化す街で一人でも多くの命を救うため、
決死の救助活動を行うホワイト・ヘルメット(民間防衛隊)に迫る
衝撃のドキュメンタリー。
第90回アカデミー賞ノミネート作品
長編ドキュメンタリー部門。
世界中の映画祭で合計23賞受賞。
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アメリカの世界戦略は、二つある。
対超大国との戦争。
超大国でない国との戦争。
ミサイルをもっている国と、
そうでない国との戦争。
中国はミサイルをもっている。
北朝鮮もミサイルをもった。
イラク、南スーダンなどはミサイルは持ってない。
つまり、ミサイルをもっていない国との戦争とは、基本的には中東方面。
中東方面には、空母が使える。
極東には、空母は使えない。
要するに、
日本の「空母化」は、中東に使うためであり、
対極東の〈自国防衛には無関係〉なのである。
2002年からアメリカは、
「悪の枢軸」として、イラン攻撃を考えていた。
日本も空母を準備させられた。
イスラエルを脅かす国は、イラク、シリア、イラン。
アメリカの政治は、イスラエルにコントロールされている。
ところが、ドローンでサウジ油田攻撃ができてしまう。
米機が撃ち落とされた。
アメリカが思っている以上にイランはミサイル装備をしていると
今回のことで分かった。
つまり、対イラン攻撃に、
空母から戦闘機を飛ばすという、
イラクモデル、湾岸戦争モデルは、
もうイランには通用しない。
10年がかりの日本の「いずも」「かが」は、
対中国でも使えず、対イランでも使えないということ。
対イランとなると、核攻撃しかないという話になる。
2005~6年、米司令官から、
必要ならば、「イランと北朝鮮に、核兵器を使って良い」
という公式命令は出ている。(指令8022)
『日米同盟の正体』(2009年 孫崎享 著)
〜孫崎享インタビューより〜