【高橋源一郎/教育勅語全訳】 「教育の恐ろしさ」翁長知事の叔母さまの沖縄戦 軍国少女の記憶 | ☆Dancing the Dream ☆

☆Dancing the Dream ☆

Let us celebrate
The Joy of life ♡
with ☆Michael Jackson☆


「洗脳教育され、人間ではなくて『立派な国民』だった!」
沖縄戦で首里攻防戦に15歳で従軍した
凄絶な戦争体験と平和への思い!
故・翁長雄志沖縄県知事の叔母・安子さん(89)
岩上安身によるインタビュー

矍鑠とした数え年90歳の翁長安子さんが語る
全 約3時間半の凄いインタビュー❗️
3日がかりで観て沖縄戦の惨さ、
洗脳教育のヤバさ、
改めて戦慄しました。



■高橋源一郎「現代語全訳」

『はい、天皇です。よろしく。
ぼくがふだん考えていることをいまから言うので
しっかり聞いてください。
もともとこの国は、ぼくたち天皇家の祖先が作ったものなんです。
知ってました?
とにかく、ぼくたちの祖先は代々、
みんな実に立派で素晴らしい徳の持ち主ばかりでしたね。
君たち国民は、いま、
そのパーフェクトに素晴らしいぼくたち天皇家の臣下であるわけです。

 そこのところを忘れてはいけませんよ。
その上で言いますけど、
きみたち国民は、長い間、臣下としては主君に忠誠を尽くし、
子どもとしては親に孝行をしてきたわけです。
その点に関しては、一人の例外もなくね。
その歴史こそ、この国の根本であり、素晴らしいところなんですよ。
そういうわけですから、教育の原理もそこに置かなきゃなりません。

 きみたち天皇家の臣下である国民は、
それを前提にした上で、父母を敬い、
兄弟は仲良くし、夫婦は喧嘩しないこと。

 そして、友だちは信じ合い、何をするにも慎み深く、
博愛精神を持ち、勉強し、仕事のやり方を習い、
そのことによって智能をさらに上の段階に押し上げ、
徳と才能をさらに立派なものにし、
なにより、公共の利益と社会の為になることを
第一に考えるような人間にならなくちゃなりません。
もちろんのことだけれど、
ぼくが制定した憲法を大切にして、
法律をやぶるようなことは絶対しちゃいけません。
よろしいですか。

 さて、その上で、いったん何かが起こったら、
いや、はっきりいうと、戦争が起こったりしたら、
勇気を持ち、公のために奉仕してください。

 というか、
永遠に続くぼくたち天皇家を護るために戦争に行ってください。

 それが正義であり「人としての正しい道」なんです。

 そのことは、きみたちが、
ただ単にぼくの忠実な臣下であることを証明するだけでなく、
きみたちの祖先が同じように
忠誠を誓っていたことを讃えることにもなるんです。

 いままで述べたことはどれも、
ぼくたち天皇家の偉大な祖先が残してくれた素晴らしい教訓であり、
その子孫であるぼくも臣下であるきみたち国民も、
共に守っていかなければならないことであり、
あらゆる時代を通じ、世界中のどこに行っても通用する、
絶対に間違いの無い「真理」なんです。

 そういうわけで、
ぼくも、きみたち天皇家の臣下である国民も、
そのことを決して忘れず、みんな心を一つにして、
そのことを実践していこうじゃありませんか。

以上!明治二十三年十月三十日天皇

 とまあ、サクっと訳したので、
若干間違いあるかもしれませんが、
だいたい、いい線いってると思います。
自分で読み返して思ったんですが、これ、マジ引くよね……』



教育勅語「全文通釈」(文部省図書局による)

『朕(ちん)がおもふに、わが御祖先の方々が国をお肇(はじ)めになったことは極めて広遠であり、徳をお立てになったことは極めて深く厚くあらせられ、又(また)、わが臣民はよく忠にはげみよく孝をつくし、国中のすべての者が皆心を一つにして代々美風をつくりあげて来た。これはわが国柄の精髄であって、教育の基づくところもまた実にこゝにある。汝(なんじ)臣民は、父母に孝行をつくし、兄弟姉妹仲よくし、夫婦互(たがい)に睦(むつ)び合ひ、朋友(ほうゆう)互に信義を以(もっ)て交(まじわ)り、へりくだって気随気儘(きずいきまま)の振舞(ふるまい)をせず、人々に対して慈愛を及(およぼ)すやうにし、学問を修め業務を習って知識才能を養ひ、善良有為の人物となり、進んで公共の利益を広め世のためになる仕事をおこし、常に皇室典範並びに憲法を始め諸々の法令を尊重遵守(じゅんしゅ)し、万一危急の大事が起(おこ)ったならば、大儀に基づいて勇気をふるひ一身を捧げて皇室国家の為(ため)につくせ。かくして神勅のまにまに天地と共に窮(きわま)りなき宝祚(あまつひつぎ)の御栄をたすけ奉れ。かやうにすることは、たゞに朕に対して忠良な臣民であるばかりでなく、それがとりもなほさず、汝らの祖先ののこした美風をはっきりあらはすことになる。
 ここに示した道は、実に我が御祖先のおのこしになった御訓であって、皇祖皇宗の子孫たる者及び臣民たる者が共にしたがひ守るべきところである。この道は古今を貫(つら)ぬいて永久に間違がなく、又我が国はもとより外国でとり用ひても正しい道である。朕は汝臣民と一緒にこの道を大切に守って、皆この道を体得実践することを切に望む』(出典=文部省「聖訓ノ述義ニ関スル協議会報告」1940年2月。田中壮一郎監修、教育基本法研究会編著「逐条解説 改正教育基本法」から)

「教育勅語」の本質が伝わるのは、いったいどちらでしたか?
(本誌・亀井洋志)

※週刊朝日オンライン限定記事



柴山昌彦 文科相 「教育勅語、道徳に使える」
「教育勅語」については、
現代風に解釈をされたり、アレンジをした形で、
今の道徳等に使うことができる分野というのが十分にある。