前川喜平さん ありがとう part2❣️ 「眼横鼻直」 2017.12.5 IWJインタビュー | ☆Dancing the Dream ☆

☆Dancing the Dream ☆

Let us celebrate
The Joy of life ♡
with ☆Michael Jackson☆


もしも
前川喜平さんのような方が、
近くのお寺で
寺子屋のようなものを開いて下さったら、
どんなに嬉しいだろう。
ぜひ 私も童にもどって手習いに参じたい…

そんな気持ちになる
素敵なインタビューでした。

前川さんの 座右の銘は、
「面従腹背」を返上して、
今は 道元禅師の言葉「眼横鼻直 (がんのうびちょく )」だとのこと。

眼は横についている、鼻は縦についている…
というだけの 当たり前の話。
ありのままを ありのままに 受け止める ということ。
道元禅師が、人に問われて答えた時の言葉だという。

「道元先生は、中国まで行って
随分立派な勉強をしてこられたのでしょう?
たくさん色んな学識を蓄えて帰ってこられたのでしょう?
色んなお経をたくさん持って帰られたのでしょう?」
と人に問われた。

さて、最澄や空海は、中国まで行って
たくさんのお経を持って帰ってきたけれども、
道元は、手ぶらで帰ってきたのだ。

道元は、中国の偉いお坊さんの天童如浄に出会って
修行をしたが、
解ったことは、当たり前のことは当たり前だ
ということだけだったと言ったのである。

〜当下(とうげ)に 眼横鼻直(がんのうびちょく)なることを認得して、
 人に瞞(まん)せられず。
 便乃(すなわち)、空手(くうしゅ)にして郷に還る。
 所以(ゆえ)に 一毫(いちご)うも仏法無し。〜

〜すぐさま、目は横についていて鼻は縦についているというように、
 当たり前のことは当たり前ということ、
 それ以上のことはないんだと解った。
 それが解ったことによって、人に騙されることがなくなった。
 いくら目は縦についていると言う人がいても、
 自分の目で見たありのままは、目は横にについているはずだから、
 騙されることはない。
 仏教の極意は、そういう心構えしかないということが解ったので、
 手ぶらで帰ってきた。だから、私の手元には少しの仏法もないのだ。〜

前川喜平さんは、
現役時代は、「面従腹背」し、
「目は縦についているんだぞ」と言われれば、
「はい、そうですね、目は縦です」と言っておいて、
組織の中で面従を強いられても、
魂を売り払ってはいけない。
腹では、「そうではない目は横だ」と思っていたわけだが、

今は、現役を退き、組織人ではなく、
ボスがいない 一個人、一私人になったので、
「王様の耳がロバの耳なら、ロバの耳だ」と言うし、
「王様が裸なら、王様は裸だ」と言うのだとのこと。

【前川さんアラカルト】
・パソコンの待ち受け画面は、ゲバラ。
 権力や権威を信用しない質だったので
 中学生の頃にチェ・ゲバラに出会い魅力を感じた。
・小学校三年生の時に不登校になった。
・東大法学部に入ったが、学部を6年行った。
 憲法以外の六法には興味が持てず、
 本郷時代の2年間は高等遊民のようにプラプラしていた。
・小学校の頃から宮沢賢治に惹きつけられた。
「世界が全体幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない。」
 この言葉はついに到達することのできない永遠の目標として
 今日に至るまで意識の奥底に存在している。
・父の影響で仏教に親しんだ。
 東大の「仏教青年会」に入っていた。
 大乗仏教の中でも禅宗に傾倒していた。
 お釈迦さまのはじめに語ったのはどんな言葉だったのかを知りたくて、
 原始仏教、根本仏教について、中村元、増谷文雄の本を沢山読んだ。
・仏教についてのお話〜
 心を落ち着けて座って修行をして(=座禅)、
 自分の中を空っぽにしていくと、何も恐れなくなる(=絶対安心、安心立命 )
 そういう境地に達すると、囚われた心 執着心(=煩悩 がなくなり)、
 苦しみから解放される=苦集滅道 (四諦)
 道元もひたすら座れ(=只管打坐)と教えている。
 〜仏道を習うは自己を習うなり。自己を習うといふは自己を忘るるなり。
 自己をわするるといふは、万法に証せらるるなり。
 万法に証せらるるといふは、自己の身心および
 他己の身心をして脱落せしむるなり。〜
 つまり、仏教を学ぶということは、自己を学ぶということ、
 自己を学ぶということは、自己を忘れるということ、
 自己を忘れると、大宇宙すべてが自分の中に入ってくる。
 そうすると、自他の区別がなくなって大宇宙の生命と一体化する。
 宮沢賢治が傾倒していた法華経も同じことを説いた。
 大宇宙という大きな生命があってその大きな生命と一体化する状態。
 これを悟りというのだろう。
 しかし、人間の喜怒哀楽という感情は大切なものである。
 人間というのは、他人の喜びや悲しみが伝わってくるもの。
 それは、命が根っこで繋がっているからだろう。
・奈良県御所市、小さな村の庄屋の家に生まれた。
「水平社宣言」のあった土地で被差別部落もあちこちにあった。
 東京育ちの母は、田舎の因習に捕らわれない人であった。
 貧しい人弱い立ち場の人を助けて守ってあげなければいけないという考えの
 母のお陰で差別意識や特権意識を持たずに育つことができた。
・出会い系バーに行って、女性の貧困について判ったのは、
 1つは、多くは、両親の離婚を経験していること。
 もう1つは、高校を中退していること。
 教育の問題も見えてきた。
 高校中退して通信教育を受けるが続かないケースが多い。
 しかし、構造改革特区で作った 株式会社立高校の通信教育は、
 100%の卒業率を誇ると謳われているが、
 全く勉強しなくても単位が取れ高卒の資格が得られる
 安直なシステムになっている実態が、
 ある女性からの聞き取りで判った。
 やはり、学びに戻してあげるという仕掛けが欠けている。
 必ずしも学校である必要はない。
 今ボランティアで行っている自主夜間中学は、
 中学という名はついているが、学校ではなくフリースクールである。
 生涯学習というのは、就学者が主体であり、
 どこで学んでもいつ学んでもいい。
 中認、高認、というような社会的に認知して
 評価する仕掛けはあった方がいい。
・祖父の前川喜作さんは、学生寮の和敬塾を作った。
 細川護熙の先祖の細川公爵の屋敷の後が和敬塾になった。
 和敬塾は財団法人だが、その前身は、和敬会という宗教法人だった。
 喜作さんは、仏教で戦後の日本人の荒廃した心を立て直したいと、
 自力の禅宗のお坊さん、他力の浄土宗のお坊さんをよんで
 学びの場を作った。
 和敬とは、聖徳太子の十七条憲法の「和をもって尊しとなす」
「篤く三宝を敬え」からとっている。




■「加計獣医学部を平成30年4月開設せよ」と
安倍総理の意志表明があった!
忖度ではない。


籠池さんより加計さんの方が
ずっと大事なお友だちだったんでしょうね。
加計孝太郎さんの方が大事にしないといけない理由があるんでしょう。

学部は設置されてしまうんじゃないかなとは
思っていましたけれども、
そのプロセスが歪んでいたことは間違いないわけですね。

不公正であり、不公平であり、
4条件の審査はほとんどされていないし、
極めて恣意的な条件で京産大を排除している。

様々なルートから、
これは「総理の意向」なんだということが伝わってきていたわけだし、
はじめから加計ありきだったということは、
関係者の前提としてありましたし。

私が現職の時に知らなかったことも後から
出てきましたから。

・萩生田副長官のご発言概要っていうので、
総理は30年4月開設とお尻を切っていた、というのが
記されてたペーパーの存在。

・それから2015年の6月5日の
特区諮問会議ワーキンググループに加計学園がすでに出席して
発言していたということ。

・2015年4月2日に加計学園、今治市、愛媛県の関係者が
官邸に行って一時間半面談していた。
面談の相手は柳瀬さんという首相秘書官だったこと。

これらのことを
私は ぜんぜん知りませんでした。
これは私が現職時代に知っていた以上の話だなと思います。

そうだとすると、もうその時点から
「国家戦略特区で加計学園の獣医学部を認めよう」という
共通の方針は、関係者の間で共有されていたんだということが
解ってきたんです。

これは、周りの人が「忖度していた」のではなく、
これはやっぱり、
「安倍総理自身の何らかの意思表明があった」のだと
考えざるを得ないですね。

特に、2015年4月2日、
「事務方の秘書官」が会ってるんですよね。
これはね…事務秘書官っていうのは、
総理の影の存在ですから。
官邸でお客さんに会うっていうのは、
〈総理の名代〉として会っているわけです。
総理に断りなく官邸でそんなお客さんに会うわけがない。
事前に〈指示〉か〈了解〉があったはずです。
事後に必ず〈報告〉はしている。

だから、私は、2015年4月2日以前の段階で、
総理は、「加計学園の獣医学部を国家戦略特区で作らせる」
という意志を固めて、
それを事務の秘書官を通じて確認した。
こういう会合だったんだろうと私は思っています。

その時の推進派と考えられていたのが、
もちろん〈総理〉ご自身だし、
前 文部大臣の〈下村博文〉さんも
加計学園と非常に仲がいいわけですからね。
安倍総理と下村文科大臣が、推進派だったんです。

それに対して、慎重派や反対派がいて、
獣医師会の支援を受けている麻生前副総理、
前の国家戦略特区の担当大臣だった石破 地方創生担当大臣。
麻生副総理と石破大臣は、慎重派 反対派でした。

閣内に推進派と反対派の
綱引きがあったと思うんです。

その結果として、閣議決定されたのが、
2015年6月30日の《4条件》です。

これは獣医学部の新設の門を開いたように見えるんだけど、
門の向こうに4つの高いハードルが立っているわけです。

閣議決定というのは、国民を拘束するものではないけれども、
政府全体を拘束するもので、
国の役所は、絶対に従わなければならないものです。
閣議決定というのは、内閣府も文科省も
文科大臣も内閣総理大臣も従わなければいけないんです。

この4条件は、
ちょっとやそっとではクリアできないものです。
加計学園は、
ぜんぜん、どう考えても、4条件を、満たしていない。
とにかく、審査なんていうものは、ほとんどしてないんですよ。

文科省の「大学設置審議会」というものは、
マンデイトとしては、
学校教育法に基づいて作られている
大学設置基準、大学認可基準に照らして審査するだけの
権能しか持っていないんです。

4条件の審査は、
「特区諮問会議」でやるべきものなんです。
国家戦略特区として特例を認めるかどうかの審査をしたのは、
「特区諮問会議」です。

具体的には、その下のワーキンググループで決めて、
最終的に「特区諮問会議」の本会議にあげて、
議長である総理が認めているわけですね。
それが、2016年11月9日。

2016年11月9日に、
4条件はクリアしている、と確認した、
と関係者は口を揃えて言ってますが、
じゃあ、いったい誰がどこでどういう審査をした結果なのかは、
一切、答えられない。
だって、審査していないから。

■総理の意向「加計獣医学部平成30年4月開設」の
シナリオ通りにみんなでお芝居をしていた


とにかく、加計ありきだった。
だから、ずっと 加計隠しが行われて、
その加計隠しは、今年の1月20までだった、
ということなんですよね。

加計ありきだったことは明らかですね。

2015年4月2日の官邸での会合
これは一体誰がどういう意図でやった会合で、
どういう議論をされたのか、
これは、しっかりと説明してもらう必要があると思います。

私が想像するには、
「これまで 構造改革特区でトライしてきたけれども、これは無理だ。
構造改革特区の仕組みからしてこれ以上やっても無理だから、
新しい仕組みを作ったから、国家戦略特区という仕組みがあるので、
これでやればできますよ。」
「とにかく世界に冠たるものだと説明さえ着けりゃいいんだ」と、
「そうすれば、国家戦略だって言えるので、例外を認められますよ」と、
そういう知恵を政府側が出してね。
それを加計学園や今治市に振り付けた。
「こういう風に書けよ」と添削指導した結果として、
6月5日のワーキンググループで今治市が提案して来た、と。
書いたのは、加計学園でしょう。
しかし、「こう書け」と指示したのは、〈内閣府〉だと思いますよ。

内閣府が、「とにかく世界に冠たるものなんだ」と
「国際水準だと 言ってくれないと国家戦略特区にならないからね」と。
そういう知恵を内閣府が加計学園につけてやって、
内閣府が、また官邸からね、僕はこれは和泉さんだと思うけれど。
和泉さんから言われて内閣府が知恵をつけて、
加計学園が今治市の代わりに書いたものを
今治市に持ってきて、
で、今治市が説明した、と。

そこに、今治市だけじゃ説明しきれないから、
加計学園もくっついてった。
ということだと思うんですけど、
それはしかし、加計学園に色々 入れ知恵したのは、
ワーキンググループの事務局にいる人達ですよ。

だから、みんなで、
まあ、お芝居しているようなものですけどね。

2年前、2015年の6月のワーキンググループのそのあたり、
その前の4月の頃から、
加計ありき は、すでに始まっていたと。

その加計ありき を、
ずーっと、加計隠し をして隠し通してきたんですけれども、
それが、今 まあ こうやって
ポロポロと隠していたものが出てきているという
状態だと思うんですけどね。

■総理は加計の申請をずっと知らなかったという
ストーリーは誰も信じない


総理は、加計学園が獣医学部新設を申請していることを
「今年の1月20日に初めて知った」と言った。
これはだれも信用しないと思いますよ。
ここまで国民を馬鹿にした人はいなかったと思いますね。

「眼横鼻直」の話で言えば、眼は縦についている、
と言っているようなもんですよ。
矛盾しているんですね。
質問主意書の答弁書で言っていることと矛盾している。

そりゃもう、福島さんが怒るのは当たり前です。
文書で答えたことと違うじゃないかと言うと、
この前、「混乱があったので整理したら最終的にはこうなりました」
なんて(国会で)仰ってましたが、
要するに辻褄が合うように作り変えたということですよね。

でもこのストーリーは、かなり無理がある。
このストーリーを作ったのは、総理ご自身じゃなくて、
周りにいる秘書官とか補佐官とかが作ったんだと思うんですけど、
ちょっとこのストーリーは作り方を間違えていると思う。
このストーリーは失敗だと思いますよ。
あまりにも嘘が大きすぎて、信じてもらえない。
これを信じるというのは、よほどの安倍さんのいうことは
なんでも100%正しいと思っている人しか信じないですよね。

■特区のカラクリを知り抜いた男
和泉洋人(総理補佐官)がシナリオを書いた!


和泉さんというのは、
個人的に親しいわけではないんですけども、
国交省の官僚で技官の方ですよね。
で、国交省で局長をやった後、
内閣府で 地域活性化統合事務局っていうところの
事務局長というポストに就かれたんですけども、
ここのポストというのは、〈特区制度の担当〉ですから。
この頃から、麻生内閣の頃から、
ずーっと特区制度をやっているわけです。
特区制度というのは、
隅から隅まで知っている。

そもそも特区制度を作ってきた人だと
言ってもいいくらいの方。
特区制度を作るにあたって、どういう意図で作ったかというのも、
彼の意図で作っていると言ってもいいくらいだと思うんですよ。
だから、この制度を使えば何がどうできるかということを
よーく知っている。

特区制度という大義名分というか、
例外的な取り組みをすることで
国にとってこれだけ良いことがあるんだ、
みたいなこと。
そいういう大義名分を使って、
実は、個別の利益に資するようなことができる。

そういう表の看板と、中身が違うようなことを
こうすれば上手く出来るという
その辺のマヌーバーというか、マニュピレーションというか
操作の仕方を知っているんですよね。
よーく知っているわけ。

構造改革改革特区では出来なかったことだが、
国家戦略特区では出来ると
このカラクリが解っているわけですよ。

だから、今までずーっと構造改革特区で
15回トライして出来なかった獣医学部を
国家戦略特区で一発で通したわけですから。

構造改革特区っていうのは、
地域限定の実験をするというもの。
規制緩和の実験を一地域だけでやってみて
上手くいったら全国化する。
上手くいかなかったら廃止する。
まあ今まで廃止した例はないんですけど、
私は、株式会社立高校っていうのは、廃止すべきだと思ってますが。
実はこれも一悶着あって、民主党政権の時に、
文科省としては、株式会社立高校を廃止したいと
内閣に言ったんだけど、その時も和泉さんが押さえたんです。
でも全国展開は絶対できないけれど、廃止には至らずに、
是正というような中途半端な対応になったんですけどもね。
でも、ウィッツ青山学園なんていうのが出てきたから。
今こそ廃止すべきだと思いますよ。

いずれにしても、
ずーっと構造改革特区っていうのは地域限定の実験をする
上手くいったら全国化するというものですが、
国家戦略特区というのは、はじめから国家戦略なんです。
地域限定じゃないんです。

獣医学部を作るという話は、
文科省が従来なんて言っていたかというと、
獣医学部は地域限定で作れませんよ、
愛媛県に作るとして、愛媛県の学生だけしか入れないという
大学にするんですか?そんなことはできないでしょ。と。
大学を作る以上は、日本全国、世界各国、
どこからでも入れるというのが大学というものなんだと。
高校なら学区というものがあるが、大学には学区はないので
地域限定の実験という構造改革特区の仕組みそのものに合致しない。と。
そう言って断っていたわけです。
これは、真っ当な理屈だと思うんですよ。
この理屈が成立する限りは、構造改革特区で何度提案されても、
ハネるしかないということだったんですね。

それに対して、
国家戦略特区というのは、
はじめから国家戦略なんですよ。
はじめから国際競走力を高める、とか、
国際的な経済拠点を形成する、とかということが目的であって、
その利益は、国全体に及ぶということが
はじめから前提になっているわけで。
だから、国家戦略特区は特区と言っても
地域限定の実験ではないんです。

しかも、特区はどこにするかというのは、
トップダウンで決めるんです。
国が ここを特区にする、お前のところでこれをやれ、と。
これは国家戦略なんだ、と。
国がやらせるという仕組みなのです。

構造改革特区でも出来なかったことでも
国家戦略特区だったら、
理屈さえ上手く作れれば、出来ちゃう。

これは、実は、二匹目のドジョウなんですよ。
新しい学部を国家戦略特区で作るというのは。
一匹目のドジョウというのは、
千葉県成田市に作った国際医療福祉大学の医学部なんですね。
これは、まさに国際競走力をもった国際拠点を作ったんです、
という説明をしているわけです。
留学生を大量に入れて国際的な医療人材を育成する、
これで国際拠点と言えますよね、と、
国家戦略特区の主旨に適った国際拠点を作ったんです、
という説明になっているわけ。

これも無茶なんですよ。
無茶なんですけど、
その同じ考え方で
今治市に加計学園の獣医学部を
同じような説明をすれば出来るだろうと。
一匹目のドジョウと同じようにやれば良いんだと。
そのように考えたんでしょうね。

それで、国家戦略特区で出来ますよ。と言って
スタートしたんだけど、
今治と成田で違ったところは、
新しい人材への需要ってものがあるということを、
担当の役所が言ったか言わなかったかなんです。

成田の場合は厚労省が、
新たな人材が必要だ、と言ったんです。
だから、文科省は、そうですか、と言って、
新設を進める方向に向けて足を踏み出せたんですね。

ところが、今治の場合は、
獣医師の新たな分野の人材が必要かどうか、
農水省がずっと逃げ回って言わなかったの。
農水省が新しい分野の獣医師が必要だと言わない限りは、
文科省としては、需要がないんだったら門戸は開放できません、
というスタンスにならざるを得ないわけです。
そこで座礁しかけたわけですよね。

それに対して、
官邸側の考え方としては、
とにかく、文科省さえ、うん、と言わせれば良い。と。
最終的には、文科省が特例を認めることなので、
文科省が、うん、というためには、
農水省というところにかかずらわるな。と。
農水省が将来の需要があると言ってくれなければダメだ、という
その考え方をやめろ。と、迫ってきたわけですよね。

新しい需要があるということはもうトップダウンで決めるから、
農水省にもう聞くな。と。
それはトップダウンで総理が決めた形にすればいいんだ、と。
だから、特区諮問会議で、
新しい分野の需要に対応するために新しい獣医学部を作るんだ、と。
トップダウンで決めるから、決めたら、
文科省は、はい、解りました、と言えばいいんだ、と。
文科省は説目責任を負わないから、獣医師会に何と言われようと
これは、上から言われました、と言ってやりゃあいいんだ、と。
自分で理屈を考えなくていい、と。
上から言われたので仕方ありません、と言えばいい。
そういう言い方を内閣府がしていたわけです。

民泊方式と言ってましたから。
民泊はトップダウンで決めたんだ、と。
民泊の国家戦略特区は、トップダウンで決めた、と。
成田の医学部の方は、今、ボトムアップで
人材が必要なので解禁します、という理屈を作ったわけですけれども、
獣医学部の方は、
人材が必要なので解禁します、という理屈が作れないものだから、
トップダウンでやったんだという、
理屈をすり替えたんですよね。
これは、民泊方式と言ってたわけですけれども。

そこは、一匹目のドジョウと
二匹目のドジョウが違うところなんです。

それでね、最後は、
どこが違ったかというと、
成田の医学部の方は、
医師会は、嫌がっていたけれども、最終的に納得したんですね。
だけれど、獣医師会は、最後まで納得しなかったんです。
そこが違うところ。

一匹目のドジョウの方は、けっこうスムーズにいったんですけど、
二匹目のドジョウはスムーズにいかなかったんですよ。
獣医師会の抵抗が、医師会の抵抗よりもずっと大きかったからです。
それで、あの4条件も立てられたんですよね。

成田の医学部の方は、
4条件のようなものはなく、
フワッとした作文で、とにかく国家戦略に資するものなんです、
とか言えば、通っちゃうところがあったんだけれど、
獣医学部の方は、具体的な4条件が立てられていたわけです。

この4条件というのは、
具体的なもので、
特に3番目の、既存の獣医学部ではできない というのは、
はっきりと検証出来るわけ。
加計学園の計画書を既存の大学に見て貰えばいいんですよ。
既存の大学は、そんなもの出来ますよ、と。
その先生は、今までウチにいた先生ですから。とそういう
話ですからね。

■〈安倍政権の軍事化〉と〈加計のBSL3〉の関係…
大量破壊兵器(生物兵器)の製造実験の可能性はある


岩上:
獣医師会の北村直人さんのIWJのインタビューで、
気になることをいくつか述べられていて、
この無茶をやったのは、
安倍総理のお友だちがらみの私利私欲のためというのが、
9割9分そうだろうとは思うが、
何か新しいことをやらなければならない、という
新しいこと、という中に、
大型動物の動物実験をやる、と言っている人がいる、というわけです。
これを進めて行った先に懸念することがある。と。
過去を振り返ってみると、
731部隊のように戦時期に 医者が戦争協力をした。
獣医師会も細菌戦などに協力した過去の汚点がある。
BSLがキチンとした施設でないのではないかという
バイオハザード問題もあるが、
安倍政権が軍事国家化に向かって行く中で、
新しい獣医学部が、軍事利用されたら怖い、と
言われていたんですが、
これは考え得ることなんでしょうか?
どう思いますか?

前川:
獣医師会の北村直人さんの
IWJのインタビューも見ました。
まあ、そこまで私は考えたことはなかったですけれども、
既存の大学では出来ない新しい分野の研究、と言った時に、
軍事研究っていうのは、あり得ますよよね。

つまり、4条件をクリア出来ちゃう。
今までの大学でやっていないような
大量破壊兵器の製造につながるような実験をするとかね、
ということが、もしあるんであるとすれば、
デュアルユース =民生にも軍事にも使えるという理屈を
つけるとは思いますけれども、
しかし、防衛省から大量に研究助成費をもらって、
軍事研究の方向で一生懸命やるっていうのは、
可能性としてはあるかもしれませんね。

これをもって、国際拠点の大学であるとか、
今までやっていないことですとかって説明するというのは、
あるかもしれませんね。
今まで考えたことはなかったけれど、
言われてみれば、その可能性はあるなと。

■なぜ〈平成30年4月開設〉にこだわったのか❓
赤字の加計を救うため=国政の私物化


どうして、
こんなに無理をしているのか解らないです。

まあ、加計学園ありきだったことは間違いないですけど、
加計学園ありき プラス、平成30年4月開設ありきだったんですね。

この平成30年4月開設っていうには、
初めから非常にこだわりがあった、
という風に伝わってきてるわけです。
とにかく、早くしろ、と。
私も和泉さんから直接、
国家戦略特区 獣医学部の件を早く進めろ、と、
総理が直接言えないから、私が代わりに言うんだと
言われました。

担当の課長は、内閣府の藤原審議官から、
平成30年4月開設が大前提だ、と言われたんですよね。
それを逆指してスケジュールを作れと。
なぜ平成30年4月じゃないとダメなんですか?と聞いたら、
それは、もう最短でやると決まっているんだ、と。
それは総理の意向だと。

羽牛田副長官が高等教育局長が語った言葉として、
総理は平成30年4月とお尻を切っていた、という文書も出てきた。
総理が平成30年4月開設という意志をもっているということは、
紙に残っているわけです。

このように、3つのルートから、
「今治の加計学園 獣医学部を平成30年4月開設せよ」という
総理の意向が伝わってきている。
これが至上命令だ、というように伝わってきているわけですから。

これは、私は、忖度ではなくてですね、
初めから、明示的な指示なり、要望なりはあったと思います。

私は、色々な情報から、
そうとしか考えられない。

2015年4月2日に事務の 柳瀬さんという首相秘書官が
加計学園、今治市、愛媛県、の関係者に、
官邸で会っている、と。
そこに下村元文科大臣も顔を出したという情報もありますけど、
これが本当だったとすると、

これはもうこの時点、2015年4月2日の時点から、
安倍総理は、「加計学園に平成30年4月獣医学部を作らせる」
という意志をもう持っていたと
思わざるを得ないですよね。

事務の秘書官は、影のような存在ですから、
本体である総理の意向に沿わないような行動はとらないですから。

絶対に官邸でお客さんに会っている以上は、
事前に、総理の指示か、総理の了解があったと考えられるし、
事後に、総理に報告していると、
これは、間違いないことだと思うんですよね。

そうでなければ、
官邸で、総理秘書官が、お客さんに会ったりしないですよ。

だから、私は、
その時点から、総理のハッキリとした意志があったと
考えざるを得ない。

で、それが何故なのか?
どうして 加計学園に、というだけではなくて、
30年4月開設ってとこまでこだわったのかっていうのは、
そこが、解らないです。

岩上:
加計学園は、赤字経営で、
土地を無償譲渡してもらっては、
その土地を担保に金を借りるというような
自転車操業をしているという話があります。
今回も大急ぎで、次の新しい学校を作るということで、
土地を手に入れ、また建設費も補助金が入る。
設計会社は親族が経営している。
それで、30年4月開設という最短でお尻を切っているという
仮説もあるんですが、どうでしょう?

前川:
それは、あり得るなと思いますね。
倉敷芸術科学大と千葉科学大は赤字だと聞いてますしね。
法人全体としては、苦しい財政状況なんじゃないかなと思います。

確実に言えることは、
今治の獣医学部ができれば、これは黒字になります。
これは、はっきり言って必ず儲かる。
何故かと言えば、
必ず学生が入ってくるからなんですが、
多少授業料を高くしても学生は入ってきますよ。
獣医学部に入りたいという学生が沢山いるんですよね。

獣医学部の入試倍率はどこも高いし、
偏差値も高いです。
特に国立は、間口が狭いし、
ものすごく勉強しないと入れないですよ。
落ちちゃう子は沢山いるわけで、二浪三浪いるわけでですよ。
ということは、
新設規制をかけたまま、
一校だけ特例的に開設を認めるわけですから
第2志望、第3志望は沢山いるはずなんですよ。

林文科大臣の認可について、
認可されても、幕引きはさせない。
大学行政のみならず我が国の民主主義に対して
汚点を残していると思うんですよね。

憲法の下で立憲政治をやっているんですからね。
こういう無茶が行われたんだったら
国民は怒るべきだし、怒ってこの政権を変えなきゃいけないと
動くべきだと思うんです。

それが、国民にちゃんと知らされていないんじゃないかと
国民はそこの認識が充分できていないんじゃないないかと
いうことです。
それは、追求から逃げ続けているからなんで。

私から見ると、
不公正であり、不公平である。
それが私物化である。ということは、
ほぼ間違いないことなんですよね。

4条件の審査なんかしていないということで不公正だし、
加計学園を通すために京産大を無理矢理排除したんですから、
これはもう不公平です。
それはどうしてかっていうと、
2年前から加計学園獣医学部を認めるっていうシナリオができていて、
加計学園のために国のシステムを全部動かしたと、
国家公務員も色んな仕事をさせられたけれども、
結局、加計学園のためのやっている、
総理のお友だちのためにやっている、
これは、国政を私物化したということに他ならないと思います。

これは、総理は丁寧な説明と仰るけれども、
説明したら、本当のことを言うしかないんで、
丁寧な説明はできないはずなんです。
だから、できることは、もう逃げるしかない。
もう、ずーーっと逃げ続けているわけですからね。

■メディア 警察 検察 裁判所までが
政治のために動いている❗️
独裁国家に近づいている‼️


(前代未聞の読売新聞の中傷記事、菅官房長官の発言など)
ここまでなりふり構わず、
私の証言の信ぴょう性を落とそうとしたわけで、
よほど、私に話してもらっては困る
という気持ちがあったんだろうなと思いますよね。
やっぱり、加計学園の問題は、
表に出ちゃマズイという強い思いが
官邸にあったと思います。

読売新聞だって、抵抗したと思いますよ。
どんな社長さんか何か知らないけどね、
さすがにこれは躊躇したと思う。

岩上:
いや、でもね。
読売新聞は、朝刊に、
認可が降りたわずか4日後の11/18
「学生募集の新しい獣医学部誕生!」全面広告ですよ。
これは、買収されていることがバレバレですよ。
元博報堂の本間龍さんが、
新聞の全面広告を取るというのは、
掲載される最低1ヶ月くらい前からおさえておかないとできない、
金額は3500万〜4000万くらいだ指摘しているんです。
ということは、認可がおりる前から、
間違いなく認可はおりると踏んでいたんです。
毎日新聞にも11/24に全面広告が出た。
毎日新聞は、加計学園の記念イベントでヘリコプターで花束を投下して
祝うのが恒例行事になっている。
加計学園は、メディアを買収しているのです。


前川:
メディアってのは媒体っていう意味ですよね。
つまり、政治や権力と国民主権者との間をつなぐ媒体。
メディアが正常に機能しなければ、
国民は政府がなにをやっているかわからないわけだから。
なにが起こっているかわからなければ、
それを正すこともできない。
ですから、メディアの役割っていうのは、民主主義にとって非常に重要ですよね。
それが機能不全になっているんじゃないかと心配になりますよね。ー
特に私は、NHKもひどいけども、
読売はメディアという名に値しない、と、
もうプロパガンダ機関だと言ってもいいと思いますね。
ここまで来るとね。
これね、読売新聞ずっと読んでたら、国民は間違えるぞ、と、
政府のいいなりになるぞ、と
そこんとこ、ちゃんと伝えた方がいいと思う。
国の政治権力と結託して、政治権力にとって
都合の悪いことは潰そうとするという、
その動きにメディアが加担するっていうのは、
本当にメディアとは言い難い。
安倍官邸のプロパガンダ紙だと言ってもいいと思うんですけどね。
それが、発行部数が一番多いわけだから、
これは危険ですよね。

テレビもね、加計問題の時なんか、
山口敬之さんが出てましたからね。あんな人がね。
伊藤詩織さんの話なんかテレビは
ほとんど報じないじゃないですか。

あれは、警察、検察の権力が
完全に政治のために動いているっていう、
刑事警察、あるいは司法が、
政治権力のために忖度して動いたりするっていうのは、
これは、恐ろしい。
裁判所も危ない。

だんだん独裁国家に近づいているんではないかと思うんです。
まだプーチンのロシアまではいっていないと思いますが、
プーチンに近づいている。