ついに、今治市の村上治さんらの市民グループが、
今治市の「公文書疑惑」について松山地方検察庁今治支部に告訴した。
その内容は、
〜2015年6月5日に内閣府が開催したWGに、
今治市が加計学園幹部と共に参加し、
同年6月8日復命書を起案したが、
内閣府から議事要旨公表に際して、
2017年3月初旬に今治市に「確認メール」あり、
今治市は、2015年6月8起案の復命書を全部作り替えた〜
というもの。
これは、今から 約7ヶ月前の
2017年8月6日の朝日新聞のスクープに端を発し、
地元市民の熱意と努力で告訴という形に漕ぎ着けたものだ。
加計問題の深い巣穴から狢を引きずり出す糸口となった
7ヶ月前の朝日の動きを改めて見てみよう。
スクープの翌日の菅官房長官の定例会見での
「朝日ミナミ記者 vs ガースー官房長官」は、かなり凄い❗️
最終ラウンド残り3秒で、朝日新聞 政治記者 南彰氏は、
ガースーにカウンターパンチを入れた❗️
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①2015年4月2日 今治市職員と加計関係者が官邸に呼ばれ、
柳瀬唯夫首相秘書官に会った。
②2015年6月4日 今治市は国家戦略特区での獣医学部新設を提案。
③2015年6月5日 内閣府は今治市に対する国家戦略特区WGヒアリングを開催。
加計学園も同席し発言していた。
④2015年6月30日 獣医学部新設に関わる4条件を閣議決定。
⑤2015年12月15日 今治市は広島県と抱き合わせで国家戦略特区指定を受けた。
(広島県・愛媛県今治市 - 観光・教育・創業などの
国際交流・ビッグデータ活用特区)
昨年、加計問題が加熱する中、
政府は、WGの議事内容は「すべて公開し、透明性が高い」
「一点の曇りもない」と説明していたが、
朝日新聞が、2017年8月6日、この政府の説明を翻すスクープ記事↓を打った‼️
https://www.asahi.com/articles/DA3S13074457.html
〜2015年6月5日に行われた国家戦略特区WGによる愛媛県と今治市ヒアリングの際、
《加計学園の幹部ら3人が同席》していた。
複数の出席者によると、
〈教員確保の見通しなどについて学園側と質疑が交わされた〉というが、
今年3月に公表された議事要旨には載っていなかった。〜
このような内容の朝日新聞のスクープ記事に対し、
即日、政府側は、WG八田達夫座長の署名入り、
問合せ先 内閣府地方創生推進事務局 TEL 03-5510-2151として、
「国家戦略特区WG(平成27年6月5日)の議事要旨について」(2017年8月6日)
という説明の文書を発表し、
翌日の8月7日には、八田達夫座長は記者会見を行なった。
そして、8月8日のこの「ガースー vs 朝日のミナミ記者」の対決となったのだ。
(22:35〜)朝日新聞の南彰 記者の質問
南彰(みなみ あきら)慶應大学 総合政策学部 卒。
朝日新聞記者。 08年から政治取材を担当し、
青木幹雄氏の地元・出雲をルポした連載「探訪保守」などを執筆。
共著に『ルポ・橋下徹』(朝日新書)。
寄稿で「安倍一強で進む司法の政治化」(岩波『世界』)
「歴代官房長官会見を500回以上取材した記者が見た“ガースー決壊”」(文春オンライン)など。
南 記者「歴代のとくに保守の政治家は、
歴史的検証に耐えられるようにということで、
公文書管理の管理ということはかなり力を入れてこられたと思うんですけども。
そのなかでですね、ある政治家の本では、
『政府があらゆる記録を克明に残すのは当然で、議事録は最も基本的な資料です。
その作成を怠ったことは国民への背信行為』と、
そういうことをおっしゃっている政治家もいるのですが、
これを本に記されていたのはどなたか、官房長官はご存知ですか❓」
菅官房長官「知りません」と一蹴。
南 記者「これは、官房長官の著作に書かれているのですが」
南 記者!お見事❣️
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朝日新聞 の南彰・政治部記者による『世界』2017.5月号 寄稿。
〜「安倍一強」で進む司法の政治化〜より
「首相は(略)昨年6月に
加計学園監事だった木澤克之氏を弁護士枠で起用するなど、
すでに12人の最高裁判事を任命した。
来秋の総裁選で三選を果たして続投すれば、
19年3月までに長官を含めた15人の最高裁裁判官は
全て安倍内閣の任命者に差し替わる。」と指摘。