1/24 施政方針演説で「云々」が読めない男

「お前のアタマはどこにある〜?」「お前の目玉はどこにある〜?」
「国立国会図書館」には、
日本の国会議事録がコレクションされますので、
安倍総理の「でんでん」という誤読も
もちろん、記録されなければなりませんね。
国立国会図書館法の前文にあるように、
「国立国会図書館は《真理がわれらを自由にする》という確信に立って、
憲法の誓約する日本の民主化と世界平和とに
寄与することを使命として、ここに設立される。」
なのですから。
「云々」を「でんでん」と読んだことも、
かなりの衝撃ですが、
此の期に及んでは、
憲法の上にのさばっている在日米軍に
アタマも目玉も預けている
我が国の総理、でんでん君が、
国会という立法機関を破壊していることに比べれば、
もう瑣末なことに思えます。
それほど、異常な事態ですね。
決して、忘れてならないのは、
2015年9月17日のことです!
おかしいでしょう⁉️
戦争法(安保法)は、国会で成立などしていませんよね⁉️
《真理がわれらを自由にする》を理念とする、
国立国会図書館に納められた
9.17 の 国会議事録は、改竄されているんですよ‼️
あの日、心底、驚かされた安倍の「私は立法府の長である」発言が、
現実化するのを、私たちは見ました。
安倍政権下で、
国会という、立法の審議、議決の場が、暴力的に無力化され、
事実上、「日米安保条約の改悪」の法整備が強制されるのを目撃しました。
その日は、奇しくも、今上天皇が、
学び直す必要があると指摘した
1931年 9/18に発生した「満州事変」から、
84年目のことでしたね。
【9.17の異常さ】
・《警察官の侵入》
9/16、議事堂内に、目的も所属も明らかにせず、
衛士とともに行動していた者がいました。
警視庁警備課のSPが参議院内に侵入したのです。
警察官が与党による法的クーデターがまさに進行するのを、
体を張って阻止しようとする野党議員を押しのけ、
鴻池委員長の通路を確保しようとしました。
参議院規則が例外的に、議事堂内への警察官導入を認めているのは、
議事堂内でテロが起きたような場合のみです。
これは、立法府に行政権が介入したというものであり、
立法府の自律性を侵害するものです。
・《特委員以外の議員&民間人の乱入》
参院特委は、開会の挨拶もされていません。
民主・福山議員が"これからの議題は何ですか?"と話しかけながら
委員長席に歩み寄った瞬間、特別委員会に選ばれてもいない、
関係のない連中が乱入し、計画的にいわゆる委員長を囲む
「人間かまくら」を作り、乱闘、議事妨害を働きました。
特委委員以外の議員、また、議員でもなく、まったくいち民間人の
議員の秘書が、委員会に乱入し撹乱行為に参加したのです。
・《NHKが「安保法可決」との速報のデマ》
議長の元にまず押し寄せ「人間かまくら」を作ったのは与党議員と、
彼らが準備した部外者でしたが、NHKの国会中継では、
「野党議員が激しく詰め寄っている」と伝えていました。
混乱と怒号で、委員長の声は、与野党議員にもTV視聴者にも
聞こえなかったにも関わらず、NHKはその後のニュース速報で、
「安保法可決」と流し、明らかなデマを報じました。
・《特委の採決可決ナシに本会議で採決可決》
安保特別委員会は、開会のあいさつさえ行われておらず、
採否を問う声さえ聞こえていないのですから、
この安保特別委員会自体が不存在であり、無効です。
特委が無効なら、この後の本会議も無効なのです。
・《議事録の改竄》
速記録には、鴻池委員長が委員長席に戻って以降は、
「議場騒然 聴取不能」と記された後、
「委員長退席 16時36分」としか書いてありませんでした。
騒然とした乱闘の間、何も聞こえず速記も止まっていたのです。
ところが、この議事録は、改竄されました。
これは、官僚による文書偽造であり、違法行為です。
http://hama-sush-jp.pro/et-eo/entry-12163253248.html
いえ、9.17 以前に、
2014年7月1日、安倍政権は、
すでにクーデターを開始していました。
集団的自衛権は、長年にわたり憲法によって禁じられてきましたが、
安倍政権は、憲法を改正しないまま、
集団的自衛権を容認することを閣議決定。
2015年4月29日、安倍は、アメリカの議会上で、
まだ日本の国会で議論が始まってもいない安保法制を、
この夏までに必ず実現すると、約束したのです。
新しい日米ガイドライン(日米防衛協力のための指針)は、
「アジア太平洋地域およびこれを超えた地域」に
防衛協力を拡大するものですから、
日米安保条約の改定と同じです。
安倍政権は、日米安保条約の改定の約束を
国会の審議なしに行ったのです。
国民は、安倍の悪政に怒っていましたが、
これが、クーデターという内乱罪にもあたる大犯罪の現場を
テレビで見せられたなら、悪事千里です。
彼らは、確信犯ですので、自分たちの悪事に、
さらに多くの国民が怒り、もう黙っていなくなることを予想し、
秘密保護法や、共謀罪などの法で、
国民の目や耳を塞ぎ、手足を縛ろうというわけです。
さらに、私たちの自由や人権を守ってくれるはずの憲法まで改悪し、
憲法で私たちを縛ろうとしています。
2017年1月25日、
山本太郎くんが、参議院本会議で見事な代表質問をしました。
安倍の悪政をホメ殺すスタイルで、
誰が聞いても解り易く、安倍の悪政を暴き、
痛烈に批判しましたね❗️
山本太郎。
この人だけは、本当に私たちの代弁者だと感じます。
こんな政治家は、稀です。
例えば、マル暴の刑事が、ヤクザと同化したり、
医師が、薬物中毒患者になったり、
ミイラ取りがミイラになるというのは、よくある話ですが、
国民のための政治を行おうと政治家になった者が、
初心を忘れ、少しづつ国民から権力側に、身体の向きを変えて、
いつの間にか、立派な悪党になるのも、よくある話です。
山本太郎くんの代表質問中、
議長、事務総長の席の隣の下段で、
6人ほどの理事が、集まってゴソゴソ相談を始めました。
【議長と事務総長の会話】
議長 「なに、なにやってんの。つづけていいだろう?これ。」
事務総長「いま協議してますから。続けていいかどうか…」
議長 「答弁だけさしちゃやいいだろう?答弁だけ。さしちゃえば?」
事務総長「これ、確認してから。」
議長 「いいだろう?答弁して。」
(事務局から紙が渡る)
議長 「内閣総理大臣 安倍晋三くん」
(安倍 のくだらん答弁)〜〜
議長 「只今、理事が協議中でございますので、
しばらくお待ちください。」
議長 「いいんだな?」
事務総長「ちょっと、ちょっと待ってください。
いま議長にご発言頂きますので、ちょっとお待ちください。」
議長 「誰に?」
事務総長「議長に。今原稿を渡します。
今、まとまったんで…」
議長 「持ってこいよ。お前、もう、ほんとにー💢」
事務総長「はい、これでお願いします。」
(紙を渡す)
議長 「只今の山本くんの発言につきましては、
速記録を調査の上、議長において適切に対応したいと思います。」
【参議院本会議】

参議院議長 伊達忠一 (自民党) 参議院事務総長 郷原悟

理事 石田昌宏 (自民)

理事 塚田一郎 (自民)

理事 牧野たかお (自民)

理事 石川博崇 (公明)

理事 東徹 (維新)
参議院議院運営委員会
http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kousei/konkokkai/current/list/l0029.htm
委員長 山本順三 (自民)
理事 石田昌宏 (自民)
理事 塚田一郎 (自民)
理事 牧野たかお (自民)
理事 浜野喜史 (民進)
理事 吉川沙織 (民進)
理事 石川博崇 (公明)
理事 仁比聡平 (共産)
理事 東徹 (維新)
**********
議事録の削除の根拠になる法律は、
こちらですね。
【参議院規則】
第10章 会議録
第156条 会議録には、速記法によつて、すべての議事を記載しなければならない。
第157条 国会法に特別の規定があるもの、特に議院の議決を経たもの及び
議長において必要と認めたものは、これを会議録に掲載する。
第158条 発言した議員は、会議録配付の日の翌日の午後五時までに
発言の訂正を求めることができる。
但し、訂正は字句に限るものとし、発言の趣旨を変更することが
できない。国務大臣、内閣官房副長官、副大臣、大臣政務官、
政府特別補佐人その他会議において発言した者について、
また、同様とする。
会議録に記載した事項及び会議録の訂正に対して、
議員が異議を申し立てたときは、議長は、討論を用いないで、
議院に諮りこれを決する。
第159条 事務局に保存する会議録は、議長又は当日の会議を整理した副議長
若しくは仮議長及び事務総長又はその代理者である参事が、
これに署名する。
第160条 会議録は印刷して各議員に配付し、且つ、一般に頒布する。
第161条 配付及び頒布する会議録には、*国会法第63条により
秘密を要するものと議決した部分及び*同法第116条により
議長が取消を命じた発言は、これを掲載しない。
【国会法】
*国会法第63条
秘密会議の記録中、特に秘密を要するものと
その院において議決した部分は、これを公表しないことができる。
*国会法第116条
会議中議員がこの法律又は議事規則に違いその他議場の秩序をみだし
又は議院の品位を傷けるときは、議長は、これを警戒し、又は制止し、
又は発言を取り消させる。
命に従わないときは、議長は、当日の会議を終るまで、
又は議事が翌日に継続した場合はその議事を終るまで、発言を禁止し、
又は議場の外に退去させることができる。
**********
2015年4月1日の参院予算員会での
福島瑞穂さんの「鉄面皮」「戦争法案」という
政府への批判的な発言に対し、
議事録の修正という異例の要求が行われました。
野党議員が政府への批判的発言は、あって当然のものであり、
それがなければ存在意義はありませんが、
岸宏一予算委員長は、
「不適切と認められるような言辞があったように思われる。
理事会で速記録を調査の上、適当な処置をとる」としました。
これには、福島さんは、これに断固反対しましたが、
結果的に議事録にはどう書かれたのでしょう?
国会議事録は、こちら↓で確認できます。
http://kokkai.ndl.go.jp
該当の議事録↓を見てみました。
かなり下段の方にあります。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/189/0014/18904010014015a.html
福島さんの言葉は、そのまま議事録に残されたようです。
「鉄面皮」「戦争法案」どちらの言葉も記録されています。
「議事録の正式な掲載は、理事会での全会一致が原則」なのだそうです。
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【議事録改竄・事始め】
明治23年第一回帝国議会で、議長の許可しない発言は、
速記録に掲載しないことが宣言されました。
翌明治24年、初めて国会での発言が速記録から削除されたのは、
農民とともに《足尾銅山の鉱毒問題》を闘った田中正造のものでした。
田中正造が、「議長!」と叫んで立ち、
彼の発言は、不穏当として「狂人、狂人」と罵倒されたと言います。
その後、明治34年、田中正造が、明治天皇に直訴を行ない、
日本初の公害問題に取り組んだ政治家として有名です。
【議事録削除の慣例化 】
秩序保持権(国会法第19条)や議事整理権など、
国会の議長がもつ権限による議事録の改竄が
慣例化されるようになった事例は、
昭和42年、「黒い霧事件」で求心力を欠いた佐藤政権が、
「官房機密費を国会対策費に使った」
つまり、野党と裏取引を行って、
強行採決や乱闘などを事前の筋書き通りに行い、
双方の支持団体に「面目が立つ」ようにして、
国会の運営を円滑にしていたという疑惑があり、
これに対して追求した矢野絢也議員の発言が、
「不穏当である」として、議事録から削除されました。
以降、この例にならって、「速記録を調査して処置する」として、
議事録を削除することが慣例化していったのだそうです。
http://repo.komazawa-u.ac.jp/opac/repository/all/16912/KJ00000052623.pdf