マイケルの「Jew me」の真意とは? ~『イスラエルとは何か』 | ☆Dancing the Dream ☆

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※They Don't Care About Us(子供の声含む和訳) (和訳はこちらをクリック)

1995年のマイケルのアルバム「History」の
"They Don't Care About Us" のオリジナル版の歌詞、
“Jew me, sue me, kick me, kike me....” が、
波紋を呼んだ!

SWCサイモン・ヴィーゼンタール・センター(※下記)は、
ユダヤ人に対するステロタイプの差別養護であると即座に抗議し、
マイケルは、これに謝罪し、その部分を別の言葉に修正して録音し直しました。

マイケルの謝罪文(下)は、今も、
サイモン・ヴィーゼンタール・センターに展示され、
見ることができるのだそうです。

"Unfortunately, my choice of words may have unintentionally hurt the people I wanted to stand in solidarity with ... I intend to include in all albums that have not been shipped as of this date, the paragraphs above so that no one can listen to my music and misconstrue my intentions."

「残念なことに、私の言葉の選択が、意図ぜず、連帯したい人々を
 傷つけてしまったかもしれません。
 私は、この日、出荷していない全てのアルバムを含め、
 上記の言葉、私の音楽と解釈を誤った私の意図を
 誰も聞けないようにするつもりです。」


マイケルのこの作品はユダヤ人であるスピルバーグを激怒させたということで、
マイケルは、彼との溝を埋める為、スピルバーグと同席して謝罪会見を行うことを
申し出たそうですが実現はしませんでした。

当時は、落ち目のマイケル側がセンセーショナルな話題作りを狙って
意図的に行ったものだと揶揄されました。

マイケルは、ユダヤ人の隣人、友人、仕事仲間も多く、
決して、人種差別や反ユダヤの意図はないとのことでしたが、

「jew me」 「kike me」 は、
Urban Dictionaryによると、
そもそも「一般の店よりも、ユダヤ人の店では割高に売る」ことから、
「騙す」 という意味で使われているとのこと。

"They Don't Care About Us"でも
「jew me」 「kike me」は、「私を騙す」という意味という事になるのですが、、

さて、、マイケルの真意はどうだったのでしょう?
思うに・・
クリントンとの関係からも解るように、
マイケルは、デンジャラス期から中東問題に注視し、
世界の平和のために政治的芸術活動を行ってました。
特に、この時期、中東和平交渉への動きは、マイケルも注目していたのは明白です。

つまり、マイケルが、
「jew me」 「kike me」という言葉を、なんの思慮もなく
用いたとは到底思えませんし、まして、単純に注目を集めるためというのは片腹痛い!
むしろ、「マイケルジャクソン」という名を利用して、
人々の関心を世界情勢に開こうとしたのではないでしょうか?



  ※the Simon Wiesenthal Center
  the Simon Wiesenthal Centerは
  「ホロコーストの記憶を風化させないための施設」。
  サイモン・ヴィーゼンタールは、オーストリア=ハンガリー帝国出身のユダヤ人。
  第二次世界大戦中にはナチス党政権下のドイツによって、
  各地の強制収容所に収容されていた。
  ドイツ敗戦後まで生き延び、逃亡した戦争犯罪の疑いがあるナチス党員を追及。
  生涯で約1100人のドイツを中心としたナチス党員の犯罪者や、
  ドイツ軍の戦犯の逮捕に貢献したと言われる。

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サイモン・ヴィーゼンタール・センターに
マイケルも訪問したそうです。

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IWJの岩上さんの、菅野賢治教授へのインタビューに、注目です!
私たちの「ユダヤ」というイメージは、誤っているということを
語られています。

植民地主義の「イスラエル」と、
平和主義の「伝統的ユダヤ教徒」は、違うものなのだ!

ということなのです目

マイケルが、
「jew me」 「kike me」と歌いながらも、
ユダヤ人を差別する意図などない!というのは、
そういうことなのではないかと、なんだか納得しました。


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 ======= IWJより転載 =======

2013/10/07 「人工国家」イスラエルの真実――シオニストの植民地主義と伝統的ユダヤ教徒の絶対的平和主義 ~岩上安身による菅野賢治氏インタビュー


中東一の軍事国家、イスラエル。ヨーロッパ各地に離散していたユダヤ人が、1948年、聖地エルサレムのあるパレスティナの土地に帰還してイスラエルを建国して以降、エジプト、イラン、シリアといったイスラム国と対立してきた。米国を中心とする西側諸国は、イスラエルに対して軍事援助を行い、核兵器の保有さえも黙認してきた。

 なぜ、イスラエルはこれほどまでの軍事大国になったのか。そして、ナチス・ドイツによるホロコーストやロシアによるポグロムといった惨劇を経験しながら、周囲のイスラム国に対して攻撃を仕掛けるのはなぜなのか。



 ヤコブ・M・ラブキン著『トーラーの名のおいて』(平凡社、2010.04.02)、『イスラエルとは何か』(平凡社新書、2012.06.17)の翻訳を手がけた東京理科大学教授の菅野賢治氏(専門はフランス文学)は、「私たちがユダヤ人に対して抱いているイメージは、西欧や米国のキリスト教世界で醸成されたものであり、”"産地直送”"のようなかたちで彼らを見ているわけではありません」と説明する。

 「イェフディ(ユダヤ人)には三種類あります。一つ目が、ユダヤ教の信仰を捨てた『世俗的ユダヤ人』。イスラエル国民の大半がこの『世俗的ユダヤ人』にあてはまります。彼らは、聖書も読まなければシナゴーグにも行きません。

 二つ目が、ユダヤ教の最低限の戒律を守り、ヘブライ語の聖書も少し読めるような人々。彼らは『世俗的ユダヤ人』と同族意識を持っています。

 三つ目が、ハレーディーと呼ばれる伝統的ユダヤ教徒です。戒律を厳守し、ヘブライ語の聖書を徹底的に読み込んでいる。キリスト教世界が作るユダヤ人のイメージは、このハレーディを捨象しています」

 菅野氏によれば、伝統的ユダヤ教徒であるハレーディたちは、シオニストやイスラエルに対して、支持するどころか、強い懸念の意を表しているのだという。

 「本来、ユダヤ教徒は国家を持ちません。なぜなら、国家という偶像崇拝を避けるためです。人為で国家をつくるなどということは、神の意志に反する、と彼らは考える。つまりユダヤ教徒というのは、国家を捨てることを選んだ流浪の民なのです。したがって、イスラエルの存在を支持するはずがありません」

 話題は他にも、宗教革命がユダヤ人に与えた影響、米国のキリスト教福音主義者の思想、イスラエルの植民地主義とユダヤの絶対的平和主義の違いなど、非常に多岐にわたった。(IWJ・平山)