シリア攻撃延期 ~アメリカとイスラエルを学ぶ | ☆Dancing the Dream ☆

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◆中東問題・エジプトの情勢を高橋和夫先生の学ぼう!

*エジプト問題
エジプト・ムルシー大統領=ムスリム同胞団(1928に発足。イギリス支配の矛盾、イスラム精神の復興を考える。貧しい人を助けるドブ板的活動。弾圧され続けるが存続し、
軍事政権ムバラク(親英米・親イスラエル)を打倒、革命を成功させる。)の議員団長。
ムスリム同胞団を母体とする「自由と公正党」の初代党首などを歴任した。
その後、ムスリム同胞団に革命の成果(政権)をさらわれた不満をもつ、
「反ムスリム同胞団(革命の初期の主体層)」と、利権をムスリム同胞団に奪われるのではないかと懸念した「軍(ムバラク時代の旧官僚組織・軍組織)」が結びついて、クーデターにより解任された。軍の傀儡エルバラダイが外交担当の暫定副大統領に起用された。しかし、暫定政権による旧政権支持者のデモに対する攻撃で死傷者が出た事に抗議し辞任した。

ムルシー大統領支持派(ムスリム同胞団)VS 反ムスリム同胞団+軍


*イスラエル・パレスチナ問題・中東和平について
パレスチナは、ハマスのガザ地区と、ファタハ(アラファト直系)ヨルダン川西岸地区に分裂している。
中東和平とは、ヨルダン川西岸地区にパレスチナ人の国を作り、パレスチナ人とイスラエル人が共存することを目指すものである。
ところが、土地を分ける交渉の前に、すでにイスラエル人が、西岸地区に入植地を作ってニュータウンを作っている。これにパレスチナ側が反発し和平は中断していた。
オバマは、イスラエルにパレスチナ入植を凍結するよう要求するが、米国内のイスラエル支持ロビーストの反発を買い、要求を引っ込めた。
ケリー国務長官の交渉により、イスラエルに収監されていたパレスチナ人104人を解放することによって、和平再開となる。しかし、イスラエルのパレスチナ入植行動の凍結には至らなかった。
イスラエルは、エルサレム近郊地は、交渉以前に必ず取りたいという意志を持っており、
占領地でありながら、もはや政府の誘導でユダヤ人のニュータウンが広がっている。

*イスラエル・パレスチナを取り巻く状況
ハマス和平反対←シリアがハマスを支援←イランがシリアを支援しているという構造。

内戦が続くシリアは、少数アラウィー派(イスラムではないと差別を受けてきた山岳地帯のマイノリティ。仏の第一次対戦シリア支配の軍隊に入り、少数派はクーデターを起こし主権を取った。)が実権を握っている。アラブの春の波に国民は民主化を求め、アラウィー派はこれに武力反発し、内戦状態となっている。
シリアは、国民の一割がアラウィー派、2割がキリスト教徒とシーア派。
アサド政権反対派は、7割のスンニー派、プラス、イラクからの応援団、イラクでアメリカ軍と戦っていたアルカイダのような過激派であり、
これら反アサド、親アサド、その他という構造である。
しかし、国民の大半は、平和を望み、難民としてヨルダン、レバノン、トルコに逃げている。

そして、この状況に大国が介入しようとしている。
シリアには、ロシア軍の影響があるが、それにアメリカが、反政府軍に味方をし介入しようという動きがある。また、反政府側には、トルコ、サウジアラビア、カタールが資金援助している。  
そして、アサド政権側には、反イスラエルのレバノンのシーア派、ヒズボラ(ヒズボラのバックにイラン勢力があり、イランの軍事顧問団が組織されている。アラウィン派をイランはシーア派と認定している。)が応援に入っている。

しかし、この内戦の反政府側は、一枚岩ではなく、アルカイダ派は主権を持つアラウィー派過激行動に走りがちで、内部にも争いがある。アラウィー派は、権力を手放した後の報復を怖れ、事態に収拾がつかない。

この緊張したシリアは、すでにアサド・アラウィー派の統一という展望は望めず、
国が、アラウィー派、中部スンニー派、北部のクルドに分裂しつつあり、
シリアという一国のまとまりは失われつつある。

さて、イスラエルにとっては、アサド政権は基本的に敵であるが、
この分裂状況で最も恐れているのは、シリアの化学兵器である。
イスラエルは、核兵器を持ち、シリアは核兵器を持っておらす、これに対抗するために、
大量の化学兵器を持っている。
アサド政権のみならず、コントロールの利かない反政府側に化学兵器が流出することは、
イスラエルにとって脅威である。
実際に、シリアでは、何度も化学兵器による攻撃が行われており、使用したのが政府側か、反政府側か解っていないことが問題である。

また、シリアの持つミサイルが、反政府側のアルカイダ、またレバノンのシーア派、ヒズボラの手に落ちることを懸念しており、
事実、イスラエルは、何度もシリアを爆撃しており、その理由は、ミサイルがレバノンに運ばれる可能性があったからだと説明している。

アメリカが「シリアの反体制派が化学兵器を使っている」というプロパガンダを発し、
介入をちらつかせるのは、イスラエルに害が及ぶことを懸念しているからに他ならないのだ。

しかし、アメリカ国民は、アフガニスタンからの肉体的精神的な重篤な負傷兵が増え、
戦争トラウマが強まり、これ以上の中東戦争に介入することは懲り懲りだという世論が広がっている。

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*2013年9月5日クローズアップ現代(高橋和夫・放送大学教授出演)
激しい内戦が続く中、「貧者の核兵器」とも呼ばれる化学兵器が使用され、1千人以上が死亡した疑惑が持ち上がったシリア。アメリカのオバマ大統領は、レッドライン・越えてはならない一線を越えたとしてアサド政権に対して即座の軍事行動に踏み切る構えを見せた。
しかし、イラク戦争の苦い経験を背景に、国際社会やアメリカ国内では反対世論が強まり、オバマ大統領は軍事行動を事実上先送りし、議会の承認を求めるという軌道修正を余儀なくされている。
アメリカが介入をためらう、もうひとつの理由は「シリア内戦の複雑化」だ。
アメリカが支援する反政府勢力内では、アルカイダ系の武装勢力が台頭し、
軍事行動をしても、シリア情勢の安定につながる展望は開けていない。
シリア内戦では、死者11万人以上、難民は200万人にのぼる。

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「アメリカのイスラエルパワー」を著したジェームズ・ペトラス(James petras)は言う。

「米国がイラク戦争を始めたのは決して石油の為ではない。―
 イスラエルの安全保障のためだ米国は共和党(右)と民主党(左)とを問わず、
 すべての政治家はイスラエルの国益と一体である。」

「イスラエルはパレスチナとの平和などまったく念頭にない。
 あるのはパレスチナ人のアパルトヘイト化。―
 中東でのあらゆる戦争は、すべてイスラエルによって、
 年月をかけて、周到に計画されているものである。」―と。

          ※注)著者は反ユダヤ主義者ではないため、イスラエルロビーを
             ユダヤ人ロビーとは呼ばない。
             イスラエル建国の理念である「シオニズム」を指す。
             このロビー団体は、1953年、シー・ケネンが設立した。
             当時は、「米国シオニスト公共問題委員会」と証していたが
             その後、「米国イスラエル公共問題委員会(AIPAC)」
             に改めた。
             米国の外交政策に対する最大の圧力団体である。
             歴代の大統領は、AIPACとの親密な関係を持ってきた。



◆シリアを青山弘之先生に学ぼう!

シリア(アサド)
パレスチナ(ハマス[ムスリム同胞団・スンニー派・ガザ地区])  露・中国・イラン

    VS  

イスラエル
レバノン(ヒズボラ[シーア派])              米・英・仏・日本(西側諸国)
イラン
イラク×
                                                                  








◆大統領選に望むブッシュの戦略とは?

 ブッシュ戦略(ウゥルカーヌス・グループ)=世界軍事支配
                     前身抑止・先制攻撃戦略(米軍再編)
                     「イラン・中国」が最大の敵

◆2001年911直後のアメリカの国防総省の本部ペンタゴンでの上層部軍人の会話。

 911直後、9月20日、ラムズフェルド国防長官の部下の軍上官は、
 かつての上司ウェスリー・クラーク元アメリカ陸軍大将に、
 イラク攻撃の不整合性をこう漏らした。

 「アルカイダとサダム・フセインの関係も見つけられていないが、
  我々は、イラクを攻めに行く。
  なぜ、イラクを攻めに行くのか解らない。」と。

 また、イラク攻撃のだけでなく、恐ろしい計画があることを語った。
  
 「7つの国(シリア・リビア・ヨルダン・レバノン・スーダン・ソマリア・イラン)
  を攻撃する計画書がある。」