
history tour(1996年/9/7プラハ~1997/1/4ホノルル、1997/5/31ブレーメン独~10/15ターバン南アフリカ)は、世界35カ国、延べ450万人を動員した。
ツアー中、シドニーでデビー・ローと極秘結婚('96/11/14)し、第一子プリンス君(BD'97/2/13)を授かっている。ツアー後半では、第二子パリスの妊娠もわかる。
パパになったマイケルが、革命後間もない東欧を皮切りに、ユーラシア大陸、オーストラリア、アフリカ大陸を怒涛の勢いで駆け巡り、これは、結果的に最後の世界ツアーとなった。
ちょうど、マイケル39歳の誕生日(コペンハーゲンのステージでBDを祝ってもらう映像が残されている)の直後、このツアーは、予定外の数日のインターバルが空く。
1997年8月31日、ダイアナ妃(享年36歳)がパリでパパラッチの追跡から逃走中、事故死するという悲劇が起こった為だ。
彼女の死に、マイケルは実際、失神するほどの衝撃を受け、ベルギーでのステージは延期され、その後の2公演は、ダイアナ妃に捧げられた。
彼女は、対人地雷廃止運動やエイズ啓発活動などの人道活動を行い、常にマスコミに追われる公人としての立場などマイケルとの共通点も多く、「皆が思うよりも私たちは、頻繁に連絡を取り合う親しい交友を持っていた」とマイケルは明かしている。
彼は、彼女の死に際して、直感的に、自分自身の身の危険も感じ恐怖したということも、インタビュー(Bウォルターズ)で述べている。
彼女の死は、イギリス(エジプト系)の大富豪ドディ・アルファイド氏との婚約が整う直前の出来事であったとされ、妊娠中であったことも伝えられている。
授かった子は、死を免れられていれば、パリスと同い年だったのだ。
私は、その直後、イギリスのハロッズを訪れる機会があったが、フロアーに特別なコーナーが設けられ、ガラスのショーケースには、送られるはずであった婚約指輪や、彼女の写真が飾られ、溢れかえるほどの薔薇の花の献花が手向けられていた。彼女の死を悼み世界中が、涙していた。
それを再現したような、それ以上の衝撃が、12年後に起こる。マイケルの死。
2003年から2005年の過酷な裁判を乗り越え、その後、亡命するかのようにアメリカを離れていた際、彼は、ダイアナ妃と共に事故死したドディの父、モハメド・アルファイド氏(映画プロデューサーでもあり、「フック」というピーターパンとフック船長のファンタジー活劇を制作している)とは、側近を廃して極プライベートな会談を持っていたこともある。モハメド氏は、息子とダイアナ妃の死因を事故死と信じず、独自の調査を継続していた。彼女の死は未だ謎のままだ。
ここまで書いて、ふと思ったが、「Who is it」に登場する「Diana」のカードについて、以前のエントリでは、Dロスのことを示すと書いたが・・「Diana」以外に、そこに示唆されると考えたMモンロー、Gケリーの存在に並ぶのは、同じく後に「謎の死」を遂げたダイアナ妃ではないかと思い直した。彼女もマイケルと同様、常に暗殺の危険を感じながら、信念に従い、慈善活動を行なう一人だったのだから。
エルトン・ジョンがダイアナへの追悼曲として捧げた「Candle in the Wind」・・
この歌には、別題がある。「風の中の火のように(孤独な歌手、ノーマ・ジーン)」。ノーマ・ジーンとは、マリリン・モンローの本名である。元は、モンローを歌った歌なのだ。
今、マイケルの死因をめぐる裁判の準備が進行中である中、『Don't Walk Away』を聴く。
当時の、個人的な愛する人の「死」を目の当たりにした、彼の心境を感じずにいられない。同志ともいえる友人を失った痛みを感じる。
「何もすべきことは残されていない」・・というフレーズが重い。その通りなのだろう。
おそらく、マイケルの死も明らかになる可能性はないと思う。彼の死は暗殺だ。
政治的、宗教的または実利的な理由により、要人殺害を密かに計画・立案し、不意打ちを狙って実行する殺人行為(謀殺)=暗殺が、彼の身に起こったと思っている。
しかし、彼の遺したものによって、ここで今も彼のメッセージを聴く私たちにとって、
彼は永遠に、you will always be・・なのだ。
Don't Walk Away・・Michael Jackson!
Don't Walk Away
written by Michael Jackson, Teddy Riley, Richard Carlton Stites & Reed Vertelney
Don't walk away
See I just can't find the right thing to say
I tried but all my pain gets in the way
Tell me what I have to do so you'll stay
Should I get down on my knees and pray
行かないでおくれ
ごらん 僕はいうべき正しいことさえ見つけられない
言おうとしても 僕の全ての痛みがその道を奪う
君がとどまってくれるよう僕のすべきことは何なのか教えてほしい
ひざまずき祈るべきなのか?
[CHORUS 1]
And how can I stop losing you
How can I begin to say
When there's nothing left to do but walk away
そして、君を失うのを止めるのに僕にどんなことができるのか?
僕はどのように言い出せるのか?
立ち去る以外するべきことが何も残されていない時に
I close my eyes
Just to try and see you smile one more time
But it's been so long now all I do is cry
Can't we find some love to take this away
'Cause the pain gets stronger every day
僕は目を閉じる
ただもう一度、君が笑うのを見ようとして
でも、それはあまりに長く前のこと、今となって僕がするのは泣くだけさ
僕たちは、これを取り去るための 何らかの愛を見つけられないのか?
なぜなら、この痛みが日に日に強くなるんだ
[CHORUS 2]
How can I begin again
How am I to understand
When there's nothing left to do but walk away
再び始める為に 僕にどのようなことができるのか?
どうしたら理解できるのか?
立ち去る以外するべきことが何も残されていない時に
See now why
All my dreams been broken
I don't know where we're going
Everything we said and all we done now
Don't let go, I don't wanna walk away
Now why
All my dreams been broken
Don't know where we're going
Everything begins to set us free
Can't you see, I don't wanna walk away
ごらんよ さあ 何故なんだ
僕の夢の全ては壊れた
僕たちはどこに行くのか 僕にはわからない
今では、僕たちの言ったこと全て そして、してきたこと全てが
行かせないでおくれ 僕は立ち去りたくないよ
さあ 何故なんだ
僕の夢の全ては壊れた
僕たちはどこに行くのかわからない
全てが僕たちを離れさせ始めている
君にはわからないんだね? 僕は立ち去りたくないんだ
If you go, I won't forget you girl
Can't you see that you will always be
Even though I had to let you go
There' nothing left to do
Don't walk away
もし君が行くのなら 僕は君を忘れないだろう 少女よ
君にはわからないね?きみがいつも存在しているっていうことを
たとえ、僕が君を手放さざるを得ないとしても
何もすべきことは残されていない
行かないでおくれ