” 私達の生命は「風」や「音」のようなもの…
生まれ、ひびきあい、消えていく ”
「風の谷のナウシカ」

How I make music----
People ask me how I make music. I tell them I just step into it. I t's like stepping into a river and joining the flow. Every moment in the river has its song. So I stay in the moment and listen.
and the beat of my heart holds it all together. When you join the flow, the music is inside and outside, and both are the same. As long as I can listen to the moment, I'll always have music.
人々は、どうやって僕が音楽を創り出すのかと尋ねる。僕はただそこに足を踏み入れるのだと言う。それはまるで川の中に足を踏み入れて、流れに加わっているようなものだ。いつの'時'でも川の中にはその歌があるんだ。だから、僕はその'時'に留まり聴くのだ。
この流れに加わるその時、音楽は内側にも外側にもある、両者は同じ物なんだ。僕がこの'時'を聴く事が出来る間は、僕はいつも音楽を心の中に持っているだろう。
innocence-----
there is a deep truth in innocence.
A baby looks in his mother's eyes, and all he sees is love.
その純粋無垢という中にこそ、深い真実があるのです。
赤ちゃんは、お母さんの瞳の中に愛情だけを見るのです。
from "Dancing The Dream" by Michael Jackson
「ダンシングザドリーム」マイケル・ジャクソン
気になることの断片

■マザリーズ Motherese・・・
MotherにeseをくっつけてMotherese。「お母さん言葉」と訳されている、母親が幼児に話しかける言葉。自然と口をついて出る、声の調子が高くゆったりとしたリズムの話し方をいう。
■クーイング Qooing・・・
「あっあっ」「えっえっ」「あうー」など、母音を使用する赤ちゃんの言葉。
生後数ヶ月から始まる。
その後多音節からなる音、「ばぶばぶ」などを発声するようになる。
■喃語・・・
乳児が発する意味のない声。言語を獲得する前段階で、声帯の使い方や発声される音を学習している。
■ンゴーマNgoma・・・
スワヒリ語で、アフリカ人にとっての音楽的なるものを意味する言葉。
太鼓を中心に行われる歌、踊り、呪術、憑依治療儀礼などに用いられる。
いっさいの合図の原初でもあり、いっさいの類推的模倣が出てくる原感覚。
全的感覚である「シキア」は、そこから派生する。
*スワヒリ語sikia スィキィアは、=一応、聞く、聞こえる。と訳されるが・・アフリカ人にとっては、全的感覚を指すというのが面白い。
ブルース、ソウル、ゴスペルも「ンゴーマ」から生まれてきた。
■ネオテニーneoteny・・・
ギリシア語の「若さ」(neos)と「延長する」(teino)とを合わせた造語。
動物において、性的に完全に成熟した個体でありながら、幼生や幼体の性質が残る現象のこと。幼形成熟、幼態成熟ともいう。
サルの成長にくらべてヒトの成長はひどくゆっくりしている。哺乳類中でヒトのように成長速度を遅らせた生物が言葉や知性をもつようになった。
人類が文化を創造しえたのは、ネオテニーによって成長を遅滞させ、長い「子供時代childhood」をもつことで、遊びや実験やコミュニケーションに夢中になり、創造性を養ったからである・・いう学説もある。
大人は成長を止めるが、子供は、「成長し続ける」・・。
■マイケリーズmichaelese・・・
マイケル語。ふと思いついた私的造語。
マイケルジャクソンの母国語。「アウッ」「ダッ」「パゥ」など、「英語」の歌の裂け目からこの母国語は、炸裂する。マイケルの母国とは、地球、あるいは宇宙。そのどこか「名もない場所」だ。
だから、「マイケリーズ」は、私たち全生命の共通語、内なるmuseなのである。
ドビュッシーの「牧神の午後」の
パンの笛・・・・
川岸の葦が、「風」と「音」と遊ぶ・・
彼の踊る姿を「観た」という人は、もうこの世には存在しないかもしれない。
ニジンスキーが残した舞踏譜。狂気がやってくる前に産んだ彼の一人児。
この解読によって「牧神の午後」は、再現され続けている。
1912年の初演から100年が経とうとしている。

パン神をイメージして生まれた「ピーターパン」、
大人になりたくない少年の物語も、Jバリーによって、
1900年代初頭から形を成し初め、加筆され続けた。
100年もの間、まだ人々の心の中で、その魅力は、瑞々しいまま成長し続けている。
ニジンスキーがこの世を去って、8年後にマイケルは生まれ、ステージで育った。
彼の舞台では、いつも背後でパン神が葦の笛を鳴らしていたのかもしれない。