ショパンコンクール ガラコンサート エリック・ルー ピアノ | Wunderbar ! なまいにち

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まだまだひよっこですがクラシック大好きです。知識は浅いがいいたか放題・・・!?

2026. 1. 23(金)  19: 00 ~   福岡シンフォニーホールにて

 

<第19回 ショパン国際ピアノ・コンクール  入賞者ガラコンサート>

~オール・ショパン~

 

ノクターン第18番 ホ長調 Op.62-2
ワルツ第5番 変イ長調 Op. 42 ・・・ ピォトル・アレクセヴィチ

 

4つのマズルカ Op.41より:第1番 ホ短調/第2番 ロ長調/第3番 変イ長調/第4番 嬰ハ短調

 ・・・ ヴィンセント・オン

 

スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 Op.39 ・・・ 桑原志織

 

幻想曲 ヘ短調 Op.49 ・・・ ワン・ズートン

 

ポロネーズ第6番 「英雄」 変イ長調 Op.53 ・・・ ケヴィン・チェン

 

ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 Op.21 ・・・ エリック・ルー

 

ピアノ:エリック・ルー (第1位/アメリカ)、ケヴィン・チェン (第2位/カナダ)、

ワン・ズートン (第3位・ソナタ賞/中国)、桑原志織 (第4位/日本)、

ヴィンセント・オン (第5位/マレーシア)、ピォトル・アレクセヴィチ (第5位/ポーランド)

 

指揮:アントニ・ヴィット

ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団

 

 

  

 

また1か月以上が経ってしまいましたが、私にとっては今年初のコンサートでした飛び出すハート

 

昨年開催されたショパン国際ピアノコンクールの上位入賞者によるガラコンサート。

私は発売日にチケットをゲットしたが(その時点ではまだコンクール開催前)、そのときは座席はガラガラだった。 でもコンクールの開催の頃からだんだんと埋まっていき、終わるころには満席になっていた。

 

前回もこのガラコンサートのチケットを取っていたのだが、前回はコロナ禍で開催が中止となってしまって超残念だったしくしく(反田さんやブルース・リウ、ガルガルくんなどがいたからぜひ聴きたかったんですけどね~がくっ)

 

ショパンの生涯については彼の命日の10月17日や恋人だったサンドの記事内に以前書いたことがあります下差し

 

 

 

 

 

前回のコンクールは反田さんをはじめかてぃんさんなど話題の日本人が出場していたこともあって、熱心に配信を視聴していたが、今回のコンクールはちょびっとしか観ていない。なので、この日初めて聴いたピアニストのかたがほとんどだった。

 

 

前半はソロ演奏で後半はコンツェルト。

 

前半で一番印象に残ったのはケヴィン・チェンさんの「英雄ポロネーズ」。

普通よく聴く演奏ではない、なんだか意表をつく英雄ポロネーズで、インパクト大!ハッ しかもやはりめちゃめちゃ上手いし、その技術をことさらにアピールするわけでもなく自然と弾いているところがすごい。最後の一音なんかバン!と強打せずにやや軽め。にくいねぇ~ぷ

彼は優勝候補と言われていたし、私も彼が優勝するのかなと思っていた。

他を圧倒する技術だけではない聴く者を惹きつける魅力があると思う。1曲聴いただけでもそう思った。 リサイタルも聴いてみたい。

 

二番目に印象に残ったのは桑原志織さん。スケルツォ第3番を弾いたが、前お二人に比べてより美しく爽快な音色!特に強めの打鍵が力がまっすぐに鍵盤に伝わってる気がして非常に美しいと思った。

 

他の3人については、この1曲だけでは評価するのは難しいと思った。

3人のこの日の演奏だけでは際立った印象は(個人的には)残らなかったものの、例えばこの日マズルカを弾いたヴィンセント・オンさんなんかはコンクールの予選のときの独特な演奏(歌い回し的なところ)は印象に残っていたので、皆さん何曲か聴いてみたいな~と思った。

ただ興味深かったのは、皆さん同じピアノを弾いているのにそれぞれ音色が違って聴こえるということ。同じように鍵盤を叩いても違うんだよなぁ。面白いハート

 

 

 

 

後半はコンクールの優勝者、エリック・ルーさんによるコンツェルト第2番。

こ、こ、これが・・・ めちゃめちゃ素晴らしかったーーービックリマークビックリマークビックリマーク泣く泣く泣く

 

いや、実はコンクールのときにルーさんの演奏自体はそこまで注視していなかったので、彼の演奏は予選~ファイナルを通じて全く聴いてない(←おいw)のだが、初めての彼の演奏、しかも生演奏を聴いて非常に感動した泣く泣く

 

これに先立っての東京でのソロ・リサイタルの感想を見てたら、「うまいけど感動には至らなかった」的なものが目立つ気がして、そんな感じなんかな~と思いつつ今回聴いてみたら、私の感想は全然違っていた。

 

第1楽章の途中までは特筆すべきことも特段なく、オケともそこまでしっくりこない気がしないでもなかったが、その後はオケ、ピアノともに尻上がりにどんどん調子を上げたように思えた(あくまで主観)。

第2楽章は叙情あふれる(だけど感情に溺れない)演奏、しかもオケがめちゃ素晴らしくてまさに人馬一体、いえ、オケとピアノが一体となっていてむちゃむちゃ感動~泣く泣く

その勢いは最終楽章になると両者ともに”動”のパワーとなって爆発!

いやもう(何度も書いてしつこいけどw)めちゃめちゃよかったビックリマークビックリマークきゃーきゃー

ワルシャワ・フィルって今回で3度目か4度目だったと思うけど、ほんといいオケだなぁ。

この日の演奏を聴いて、ルーさんが優勝者というのもすごく納得。

第2番はシャムランさん (シャルル・リシャールアムラン)、ガルシア・ガルシアさん、ブルース・リウさんなどで聴いてきたが、皆さんいずれも素晴らしい演奏だった。「素晴らしさ」という意味では皆さん甲乙つけがたいが、「感動」ぐあい、という意味では今回が一番だったかもしれない。

 

他所のガラコンサートではコンツェルトのソリストやソロ演奏の曲目なども異なっていたようなのでそれも興味深いが、福岡でルーさんのコンツェルトを聴けたのは本当にラッキーだと思った。

 

 

この公演前に今回のショパン・コンクールのドキュメンタリー番組をEテレで観たが、ルーさんってものすごく繊細なんですよね。コンクールの開催期間中は一切のインタビューも受けなかったそう。開催後のインタビューでも「これでやっと食事ができる」的なことをおっしゃっていた。期間中は食事がのどを通らないのももちろん、眠れない、息をするのも苦しかった、とおっしゃっていて、ええそんなにも!?ハッと驚いた。

もちろんコンテスタント全員が程度の差はあれど同様の緊張の時間を過ごしていただろうが、ルーさんは極度のレベルのように思えた。予選でも一度体調不良でこのまま参加しつづけることができるのかな、ということがありましたよね。

 

ルーさん、一切の妥協を許さない完璧主義なのかもしれないけれど、今後ソリストとして活躍していく上でコンサート活動の”ビジネス”的な側面にもまれていって精神的に大丈夫かなとちょっと心配。招聘会社も結構こきつかってどんどん公演入れていきますもんねaya 

とても細身なルーさんなので、もうちょっとお肉をつけてw 周囲のゴリゴリした大人たちに振り回されて本当に精神を病んでしまわないように、ご自分を大事にしてマイペースでご活躍していただきたいと思いますshokopon

 

この日聴いた若いピアニストの方々が、これからもハッピーでご活躍されることを心から祈ってやみません花束

 

 

 

 

これは他公演ですが、お水係、おもしろいw 

皆さんずっと一緒なので仲良くなるんでしょうね~ツラスカル