いい加減に長過ぎるこれまでのあらすじ
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さて、
体当たり的な感じで連絡を取ったエリックからは
案外すぐに返事が来た。
「こんにちは!ぜひ近い内にご飯でもご一緒しましょう!
イギリス料理は何が好きですか?」
いえ、何も好きじゃないです。
とはさすがの私も言えず、
とりあえず
「イギリスのパイは好きです・・・」
と紅茶を濁し、
トントン拍子に日程が決まった。
何故か当日に突然心配性を発揮したモゥから、
「グラスゴーに着いたら相手の写メを撮って私に送ってね。
万が一あなたが行方不明になったら、
その写真を持って警察に駆け込むわ!」
と冗談か本気か分からない忠告をもらいつつ、
エリック氏との初対面である。
第一印象
「誰やあんた・・・」
いや、別に婚活ではないので
プロフィール写真はどうでも良いのだが、
それにしても写真と印象が違い過ぎていて、
一瞬誰か分からなかった私。
一方エリック側の第一印象は
「背、低っ!!!」
だったらしい。
まぁ、私は150しかないので、
確かに日本人としてもチビの部類に入る。
イギリス基準なら子供だろう。
この日は二人でスコットランド名物ハギスを食べたり、
私のリクエストでクリスマスマーケットに行ったり、
新しい友人と素晴らしい一日を過ごした私。
見てくれ、モゥ。私のリアルが充実している風だぞ。
こんな感じで夕方までにエリック氏の印象は
「なんだこいつ、おもろいな」
にランクアップ。
まぁ正直この頃のエリック氏との日本語会話は
今以上に混迷を極めていた気がしなくもないが、
それはそれで良い思い出である。
そして忘れもしない
翌年4月の4日または5日、
(諸説ある)
車で牧場まで送ってくれたエリックと
車内で長々お喋りしていたところ、
唐突にエリックから
「これからももっと一緒に過ごしたい」
的なことを言われた。
まさにその時、車のバッテリーが上がった。
交通の神に見放されし二人組が誕生した瞬間である。