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声のドクター®江頭幸宏です。
今日は語感の話をします。
語感って、
改めて何でしょう?
と、問われると、
うっ…ってなってしまいませんか?
調べてみると、
語感とは、
・言葉の持つ微妙な感じ。
・言葉から受ける主観的な印象。
・言葉に対する感覚。
・語が与える論理的な意味以外の、主観的な印象。
など、出てきます。
僕は今回は、
言葉が人に与える感覚のこと、
と定義して今回のブログは書きたいと思います。
辞典には、
主観的な印象と書かれているので、
人によって受け取りが違うと思っていたのですが、
どうやらそうでもなさそうなのです。
つまり、言葉によって与える語感で、
人が受け取る感覚は確かにある程度、
規定されるのではないか?
ということです。
考える一助として、
お読みいただければと思います。
(
今回の定義にした参考文献です。)
語感に興味を持ったのは、
声のプロとして、
職業的な興味が半分、
もう半分は、
名付けのため、
です。
はい、、、、
僕には4人の子どもがいるのですが、
もうまもなく5人目が誕生
します。
というわけで、
名付けをせねばなりません。
長男には、
優しい音を奏でて欲しいという意味合いをこめ、
名前を付けました。
長女から三女は、
僕と妻の字を一文字ずつ取って、
それぞれ名前を付けました。
で、5人目が末っ子の男の子になります。
困りました。。。
妻と僕の名を一文字ずつ取るという戦略が、
もう通じません。
というか、
パターンが制限されすぎて、
ネーミング的に良いのが思い浮かびません。
ともひろ、
ひろみ、
ひろとも、
ひろと、
みひろ、
うーむ。。。。
あれやこれやしているうちに予定日も近づいて参りました。
さて、
どうしたものか?
と、思っていた時に出会ったのが、
語感です。
1991年時点では、
言語学の領域で語感における学問は、
音韻象徴論というかたちで辺境にあったようです。
音韻が象徴的に働くという考えに否定的で、
現代言語学の祖であるソシュールは、
「言語の音声面と意味内容面に自然な結びつきは存在しない」と、
大辞林にも載っているらしく。。。
(本書37ページより。)
とはいえ、語感は確かに、
人の印象に影響を与えると信じて疑わなかった著者は、
その後、言語学から心理学に、
答えを求めてみたといいます。
そこで有名なブーバキキ効果に出会います。
皆さんも、
やってみてください。
どっちがブーバで、どっちがキキでしょう?
被験者の母語も年齢も関係なく、
実に98%の人が同じ答えを言うそうです。
そう、、、
左…ブーバ
右…キキ
です。
国を変えても、
98%がブーバとキキを正しく当てるとなると、
やはり語感の与える影響に客観性はあると思うのです。
音韻が脳に与える印象は確かにそこにある、
ということで本書は進められます。
読みながら(難解なのですが)、
自分の周りの日常と照らし合わせましてが、
実に音韻と印象が一致することが、
多々あり、興味から関心に変わり、
勉強するようになりました。
もちろんまだまだ、
十分に語れるほどではないのですが、
ある程度、感覚をつかめることが分かりました。
例えば、
長男と長女は、
YとKから名前が始まります。
Yから始まる言葉は、
お腹に力がグッと入ります。
Kから始まる言葉は、
少し尖った発声になります。
なので怒るとき、
(あまり怒りませんが)
長男には力が入りますし、
長女にはキツくなりがちです。
次女は、Hで始まり、
三女はSで始まります。
HもSも、
息を大量に使う言葉なので、
発声した瞬間に息を吐くので緩みます。
従って、怒ってもすぐに緩んでしまうのです。
また次女の名前は「ひ」から始まるのですが、
「ひ」は日本語の音韻では、
最も熱く(喉にぶつかった際)、
そして冷たい音(唇に当たったとき)。
「ひ」は火と冷えの両方の意味に使われ、
火…情熱
冷え…冷静
が共存し、クールなのに熱いみたいな感じで、
カリスマ性が出やすいそうなのです。
(本書46ページより)
確かに次女は、
あまり喋るタイプでないですし、
外ではほぼ喋らないのですが、
何故か幼児教室では去年も今年も大人気です。
しかもその人気っぷりが、
H(次女)がやることや、
口癖などを周りの女の子が真似すると言うのですから、
親バカでなく笑、そんな要素があるのだと思います。
また、「たか」には、
タが口腔がもっとも高く上がる音、
カは2番目に高く上がる音。
また、
タは舌がもっとも硬くなる音、
カは喉がもっとも硬くなる音。
すなはち、
気高く高い語感があるそうです。
というわけで、
名付けは98%完了しました![]()
。
1、男の子なので、
50歳になったときもしっくりくる名前にしたい。
2、カリスマ性を持ち、
気高く生きて欲しい。
との願いから、
「ひ」と、
「たか」を使うことにしましたー!
そしてここから、
漢字を決定し、
字画を見ていきます。
語感、面白くないですか?
興味を持った方は、
ことばのトリセツ、
オススメですよー。
そして語感を勉強し始め、
言葉の語感を大切に発声するようになりました。
筋トレも、
どこを鍛えてるか?意識してやるのと、
そうでないのと結果の出方が全然違いますが、
発声も同じです。
語感を大切に発声するのと、
何となく声を発するのでは、
やはり全然違いますね。
今日のブログは以上です。
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