年齢を重ねると、本人はまだまだ現場での取材や原稿書きができると思っていても、そうした仕事は、従来からの知り合いを除いて、まずなくなってしまいます。というか、ボク自身、もともと自分で書きたいというライター志望ではなく、編集者で、その作業のなかで取材をしたり、原稿を書いたりという仕事が発生していただけで、あくまで編集業の一部なのではありますが……。
昨日あるところから、突然電話があり、小冊子の監修を頼まれました。都内の建築の特集をしたいとのことでした。今日、担当者がうちの事務所に訪れ、話をお聞きすると、ボク自身が書いてしまった方が明らかに早いし、効率がいい、と思いながらも、依頼はあくまで、監修。だんだんと、実社会から引き離されていっています。ボクの本の愛読者というのはありがたいんですが……。