災害の時に真っ先に困ることは・・・ | みのり先生の診察室

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肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

今日は関西に住む人にとっては忘れられない特別な日。

 

1995年1月17日(火)午前5時46分、阪神・淡路大震災が発生。

 

 

成人の日の連休明けの平日、いつもの朝を迎えるはずでした。

 

すごい爆音と震動で目が覚めました。

 

まず縦にドスンと揺れ、というよりも地面が下がり、その時に自分の身体が宙に浮くのが分かりました。

 

その後、ドンドンドンドンドンと大きな縦揺れが続き、次にゆさゆさと揺さぶられるような横揺れに変わりました。

 

どれくらいの時間だったのでしょう。

 

とても長く感じました。

 

全く身動きができなかったからでしょうか。

 

家ごとシェイクされているような感じ。

 

あらゆる家具が倒れました。

 

幸い、家具を置いていない所で寝ていたので助かりました。

 

1月の早朝、外は真っ暗。

 

停電したのでしょう。

 

電気が付きません。

 

当時は携帯電話がなかった時代ですから、暗闇の中、動くと危ないので世が明けるのをじっと待ちました。

 

暖房も切れて寒かったです。

 

ちょっと空が明るくなり始めて階下にいる両親の無事を確認。

 

停電しているのでテレビも付かない。

 

情報がない。

 

そこで役に立ったのがラジオ。

 

大きな地震があったことが報じられるも震源地は分からない。

 

水も出ない、ガスも付かない。

 

そんな状況で一番最初に困ったことは何だったか分かりますか?

 

水でも食料でもありません。

 

切羽詰まって最初に困ったのが・・・トイレです。

 

喉の渇きや空腹は我慢できるのですが、絶対に我慢できないのがトイレでした汗

 

小も大もあせる

 

 

幸い、一軒家に住んでいてトイレが1階にあったので、排管が破損していても1回くらいなら大丈夫だろう・・・ということで用を足し、浴槽にためていた水で流しました。

 

幸い、震源地から離れていたこともあり、ライフラインはすぐに復旧し事なきを得たのですが、もしも何日も続いたら・・・と考えるとゾッとします。

 

 

実際、最近の少し大きめの地震でも、トイレの水を流したら階下に水漏れが起こったなんてことは聞きますから、マンション住まいの人は要注意。

 

階下に水漏れした場合、賠償金もかかりますからね汗

 

揺れが強い場合の地震のあとは、水を流す前に排管・配管が破損していないか確認しましょう。

 

 

災害に備えて水や食料を備蓄している人は多いですが、災害用トイレを準備している人は一体どれくらいいるのでしょうか?

 

 

アンケート調査によると2割に満たないという結果が出ています。

 

待ったなしで真っ先に困るのがトイレです。

 

 

コンビニや公共の建物のトイレを使わせてもらったいいじゃないか

 

 

震災レベルの災害だと周りの建物も壊れていてトイレは使えません。

 

 

避難所のトイレに行けばいい

 

 

避難所のトイレ、行ったことあります?

 

すんごい行列で30分〜1時間待ちのこともありますよ。

 

それに・・・

 

入りたくなくなるくらい汚くてクサいです汗

 

 

それだけではありません。

 

女性にとってはトイレは危険な場所。

 

災害時は屋外に非常用トイレが設置されていることが多いのですが、それが安全な場所とは限りません。

 

トイレでの性犯罪も多いので必ず複数人で行くようにしましょう。

 

 

また避難所での性犯罪もあるため、もしも自宅が倒壊の恐れがなく安全に過ごせるのであれば自宅避難という選択肢も考えられます。

 

私は自宅避難を想定して水・食料・避難用トイレを準備しています。

 

 

避難用トイレは用を足せるだけでなく、排泄物を臭わず漏れず安全に処理できることも必要。

 

そこで準備したトイレが組み立て式災害用トイレです。

 

詳しい解説はコチラにしていますので、是非お読み下さい。

 

 

 

今日という日を通して防災を考えてみましょう。

 

是非トイレの備えもしてくださいね。