消費者庁が新型コロナウイルスの予防効果を謳った商品(健康食品や空気清浄機など)に気を付けるよう一般消費者に注意喚起を行いました。
どうせ胡散臭いサプリや便乗商品なんだろう・・・と思ってよく読んでみると・・・
なんと
先日、国際オーソモレキュラー医学会が緊急速報を出したタイトル「ビタミンCはコロナウイルスから体を守る」がそのまま掲載されていてビックリしました![]()
この文言でサプリを売っていた業者がいるのでしょうか・・・。
また国際オーソモレキュラー医学会が出した緊急速報の内容に記載されていた「ウイルス感染の予防、症状軽減にはビタミンC、ビタミンD、亜鉛、マグネシウム、セレンの摂取が重要」という文言まで消費者庁のリストにあがっています。
しばし呆然となり、何度も消費者庁のレターを読み返しました。
これじゃあまるで
ビタミンCは効果がない
ビタミンDも亜鉛もマグネシウムもセレンも効かないよ
というメッセージに受け取ってしまいかねません。
だとしたら大問題です。
でも丁寧に読み解くと意味が分かりました。
「ビタミンCは効果がない」と言いたいわけじゃなく、「コロナウイルスにビタミンCが効きますよ〜」と言って、あるいはPOPなどを付けて商品を販売しちゃダメだと言ってるわけです。
コロナウイルス感染を心配している人が見たら飛びついてしまうので、こういう表現はやめてね・・・っていうこと。
ビタミンCなんてコロナに効かないよ![]()
何言ってんねん![]()
と内容を否定しているわけではなかったのです。
消費者庁が言いたいのは「こういう売り方やめてね」ってことと、「こういう風に宣伝してる商品に気を付けてね」ということ。
決して内容を否定しているわけではない。
だけどネットニュースでは、あたかも「内容が間違っている」かのように報道されており、これを読んだ消費者が誤解することによる不利益が心配です。
ビタミンCが風邪の予防になることは広く知られていますよね。
レモンやミカンなどを食べたり、サプリという形で摂取したりしている人も多いと思います。
医師の間では医学的なエビデンスがないという批判的な意見の人も結構いますが、「科学は事実の後追い」ですからね。
飲んでみて元気になる人もいるだろうし、全く効果を感じないという人もいるでしょう。
摂る摂らないは個人の自由。
しかも薬じゃないので副作用も心配する必要なし。
食事から十分量摂っている人には不要。
でもこんなデータがあります。
チリのアスリートの合宿所で10日間の運動プログラムに参加する学生の風邪症状に対してビタミンCの投与を行いました。
1990年は463人の学生が参加。
風邪症状にはビタミンCを使わず解熱剤か感冒薬を服用。
1991年は252人の学生が参加。
風邪症状にビタミンC1gを1時間毎に6回、2日目以降は1日3回投与し、無症状の学生にもビタミンC1gを1日3回投与しました。(つまり参加者全員にビタミンCを投与したわけですね)
その結果・・・
ビタミンC無しの場合は解熱剤や感冒薬で症状が改善するも、合宿中にうつされる学生もいるため、風邪の学生は減ったり増えたりして、合宿最終日には開始日よりも増えています。
ところがビタミンCを投与した場合は・・・
なんと、日が経つにつれてどんどん風邪の学生が減っていき、合宿終了日にはゼロになっています。
ここでのポイントは風邪をひいている学生だけでなく、風邪をひいていない学生にもビタミンCを投与したという点です。
つまり風邪症状を緩和するだけでなく、風邪をひいていない学生がうつされないよう予防にもなったと言うわけです。
だからビタミンCが風邪に効果がない、そんなエビデンスはないとは言えないと主張したいです。
効く効かないは人によって違うでしょう。
個体差もあるでしょうから。
でも実際に摂ってみて「体調が良い」「元気になった」「風邪をひかなくなった」「風邪をひいてもすぐに治った」という患者さんをたくさん診ています。
否定する人は摂らなければいいだけのこと。
良かれと思って摂っている人に「そんなものは効かないから飲むのをやめなさい
」というのもおかしな話ですし、摂ってない人に「なんで飲まないの
効果があるのに。飲みなさいよ
」と言うのも変ですよね。
ビタミンCを摂る摂らないは個人の自由です。
情報も同じ。
真逆の情報が飛び交う現状。
何を取捨選択し、何を信じるか、誰を信じるかも個人の自由です。
自分と主義主張が違うからと言って相手を、相手の人間性や人格まで否定することがないよう、人は人、自分は自分というスタンスでありたいものですね。
意見が違うことと
好きか嫌いかも別問題ですしね。
新型コロナウイルスは様々な混乱を巻き起こし議論を呼んでいますが、ある意味、色々なことがあぶり出されているなぁと感じます。
私の情報もそうですよ。
私のこと嫌いな人もおられるでしょうから、そういう人は読まなくていいですし、読んでってお願いしていません。
そもそもこのブログは私の大切な患者さんのために書いています。
診察室での出来事
診察室で話したこと
患者さんから書いてってリクエストされたこと
患者さんから質問されたこと
などを中心に書いています。
患者さん以外の人が参考にされるのは全然結構ですし、何かお役に立てたりヒントになれば嬉しいです。
最近、痔や便秘の話ではなくコロナの話ばかり書いているのは患者さんから要望があったからです。
このブログは2017年5月に一旦アメブロをやめるまでに痔や便秘の解説記事をたくさん書いてきました。
千記事を越えていますので、痔や便秘でお悩みの方は是非とも過去のブログを読んでください![]()
十分伝えきったと思えるくらい書きました。
初めて私の外来に来られる患者さんの中には、「このブログの記事全部読みました」「ブログを読んでから来ました」とおっしゃる方も多いです。
私の治療に対する考え方は今も昔も一貫して何も変わっていませんので、過去のブログを読んで頂いても十分参考になると思います。
話は脱線しましたが、ビタミンCはウイルス感染に効くのか
という話題についてお届けしました。
ちなみに私個人の意見としてはビタミンCはウイルス感染に効果があると考えており、私自身は毎日リポソーム化したビタミンCを1日3g摂取して、ここ最近は高濃度ビタミンC点滴12.5gを週に2回受けています。
おかげさまで風邪をひきかけていたのですが、すっかり治って元気になりました![]()
診療所のセラピードッグ「ラブ」![]()
犬の栄養療法もあるんですよ
クリックお願いします![]()
患者さんのリクエストで復活させた
化粧品と発酵素するりの記事は
コチラ![]()



