治療しているのに
切れ痔が治らない![]()
一旦治ってもまた切れる![]()
どんどんひどくなる![]()
便が細くなってきた![]()
という症状で数ヶ月、いや何年も悩み続け、やっとの思いで私の外来に来られる患者さんが多いです。
そして切れ痔と言えば
よく出される薬が
酸化マグネシウム
マグミット
マグラックス
などの軟便剤。
そして
ボラザGや強力ポステリザンなどの注入軟膏。
しばらくお薬を飲んで注入軟膏を入れていたら痛みや出血がマシになるのですが、また切れる。
切れる度に通院して同じような薬をもらってまた使う。
その繰り返し。
そのうちだんだん治りが悪くなって、以前なら薬をもらって1〜2週間も使ったら痛みも出血も無くなっていたのに、最近は治るのに1か月近くかかるようになってきた![]()
そして治ってからまた切れるまでの期間が短くなってきて、調子の良い時期が減ってきた。
もっと薬を飲まなくっちゃ!
と思って薬の量を増やしたら、排便後の痛みがさらにひどくなり持続するように![]()
出てくる便がどんどん細くなって、昔のウンコがなつかしい・・・![]()
なんていう人も本当に多いです![]()
このブログ↓↓
酸化マグネシウムは「便を出す」薬じゃなくて「やわらかい便を作る」薬ですよ
にも書きましたが、酸化マグネシウムは便の水分を増やして「やわらかい便を作る」薬です。
これを飲んだからって便が出るわけじゃない。
そして口から入る全ての下剤は
「これから作られる便」には効きますが「既に出来上がった便」や、ましてや「出し残した便(出残り便)」には効きません。
だから酸化マグネシウムを飲んでいるのに出始めだけ硬かったりするんですよ。
だって出始めの便は昨日の出残り便なんですもん
それにね
酸化マグネシウムは「ねちょっとした便」になるため、かえってスッキリ出ずに肛門に残りやすかったりするんです
やわらかい便ほど傷に入り込みやすいですからね
いくら注入軟膏を肛門内に入れても、肛門の中が便まみれだと効果も半減です。
切れ痔の患者さんの多くが「硬い便だと切れるから」という理由で酸化マグネシウムを飲んでいます。
ある意味正解だし、それで治っている人は問題ありません。
だけど
酸化マグネシウムを飲めば飲むほど症状が悪化している場合は、出口の排泄がうまくいってないんじゃないかって疑ってみて下さい。
酸化マグネシウムをやめたらお尻の調子が良くなった
というケースも意外と多いもの。
酸化マグネシウムが悪いわけじゃないんですよ。
酸化マグネシウムがあなたに合ってないだけなんです。
酸化マグネシウムがピッタリ合うタイプの患者さんは軟便にも下痢にも頻便にもならず、おなかもはらないし、便をスッキリ出し切れています。
そういう人は私の外来では少ないですね(^^;)
だって
肛門にトラブルを抱えている人が受診するから。
肛門でトラブルが起こっていると言うことは、出口の排泄に何か問題があるってこと。
実際そういう人がほとんどです。
問題はお腹(腸)ではなく出口(肛門)で起こってるので、口から入る薬が必要な人は私の患者さんでは少ないです。
酸化マグネシウムは本当に必要ですか?
酸化マグネシウムはあなたに合っていますか?
酸化マグネシウムを飲んだせいで切れ痔を悪化させていませんか?
今一度、見直してみて下さい
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