実は意外に麻酔に対する恐怖心を持ってる人も多いです。
肛門の周りにする局所麻酔(注射をブスブス刺す麻酔です)も評判悪いですが
意外なことに腰椎麻酔(腰からの麻酔)も痛い体験をされてる患者さんが多いことに驚きます。
だって肛門の局所麻酔よりも腰椎麻酔の方が痛くないから

腰がちょっと一瞬チクッとするくらいで
あっという間に麻酔が効いて下半身の感覚が無くなります。
だけど・・・
昔、腰椎麻酔を受けたけど死ぬほど痛かった
とか
麻酔に30分くらいかかって、その間、何度も何度も太い針を刺されてグリグリされて痛かった

とか
あんなに痛い麻酔を受けるくらいなら全身麻酔でお願いしたい

と言われることがあります。
麻酔も手術も
医師によって手法が違ったりしますからね・・・
ある意味、
「技術の違い」
なのかもしれません。
うちの診療所で手術を受けられた患者さんは
院長の腰椎麻酔に感動される人が多いです。
「たくさん手術受けてきたけど、先生が一番うまいわ!!」
と麻酔の時に絶賛してる患者さんもいましたね

まさにゴッドハンド!
とか
救急で運ばれて腰椎麻酔をすることになった時には
院長先生を呼びたい!
とか
腰椎麻酔だけは、どんな病気になっても、オシリ以外の手術でも、院長先生にお願いします!
って言って帰られた患者さんもたくさんいました

なぜ同じ麻酔なのに
こんなに違うのか?
考えられる理由はいくつかあります。
まず「細い針を使っている」ということ。
そして「何度も刺さない」ということでしょうか

だいたい1回刺すだけで入ります。
だから背中に局所麻酔もしません。
針を刺す部位に、あらかじめ局所麻酔をする先生もいるようですが
実はこの局所麻酔の方が痛かったりします

それに麻酔を打ったところが盛り上がって腫れて、穿刺部位がかえって分かりにくくなるので院長は局所麻酔はしません。
大体、一発で決めてますね

だから患者さんも
「点滴よりも痛くなかった!」
と言われることが多いです。
時間にして数十秒のことなので
「えっ?もう麻酔終わりなの?!」
と患者さんもビックリされます。
とは言え、ごくまれに、麻酔にてこずることもあります

腰の骨が曲がってる人や
体格のいい人は
腰の骨を触りにくい、
見えにくいため
一発で入らず手こずることがあります

そんな時、院長は
「僕の技術不足で一発で入らなくてごめんね」
っていつも患者さんに謝ってますね。
院長の一瞬で終わる痛みの少ない腰椎麻酔は
社会保険中央総合病院 大腸肛門病センターでの研修の賜物です。
ここで研修をした先生は皆、きっと同じような腰椎麻酔をしていると思います。
院長が社会保険中央総合病院 大腸肛門病センターで研修した20年前は、研修医が腰椎麻酔を一人で毎日1日10件くらいかけていたそうです。
日曜日も出張手術に付いて行っていたので、ほぼ毎日、ひたすら10件も腰椎麻酔をかけていたら上手くなります。
「目をつぶっていても麻酔できるかも!」って院長が言ってましたから

社保中出身の先生は本当に上手いですね。
私はそこまで上手くないので
うちの診療所では得意領域を活かし
院長は腰椎麻酔を担当し
私は痛みの少ない局所麻酔を担当しています。
最近は患者さんも色々と調べて受診されるようになったので
社保中出身者を調べて探して受診している人もいるようです。
社保中で研修したことは、
ある意味、肛門科医として「誇り」でもあるので
自分の「経歴・職歴」に記載している医師も多く見かけます。
ですが・・・
社保中で勤務したわけでもなく
研修したわけでもなく
ただ「見学」しただけで
「社会保険中央総合病院 大腸肛門病センターで研鑽を積む」
と記載している医師を多数見かけます。
これは患者さんにすれば「社保中出身の先生」と誤解してしまいます。
(いや、もしかして誤解させたいからそのような表現を使っているのかもしれませんが
)「研修(勤務)」と、ただ「お客さん」として見ただけの「見学」とは全然違います。
社保中出身の先生にかかりたいのであれば
その点だけはちゃんと確かめた方がいいでしょう。
ちなみに院長は社保中で3年間勤務しました。
私は勤務していません。
大阪肛門病院で研修をし
専門医を取得する時に「見学」に行きました。
その時のことも過去のブログに書いてます↓
「正しいこと=幸せ」ではない
だから私は「見学生」です。
医師の経歴が気になる方は
ちゃんと実態のある「研鑽」であるのか調べて、確かめて受診しましょう。
私たちはこれからも
感動してもらえる治療を目指して頑張りたいと思います!
診療所のセラピードッグ「ラブ」
話しかけると
耳をピンと立てて
一生懸命、聞こうとします
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