とか
急にオシリが腫れてつぶれて膿が出たので痔瘻だと思うんです(>_<)
と言って来られた患者さんを診たら
痔瘻ではなく粉瘤(ふんりゅう)だった・・・
というケースが最近多いです。
てっきり痔瘻だと思ってました!
痔瘻じゃなくて良かった-!
と喜んで帰って行かれます^_^;
この粉瘤、「アテローマ」とも言います。
確かに症状が一見似てますから分かりにくいかもしれません。
痔瘻か粉瘤か鑑別に迷うケースも中にはあります。
だけどこの二つ、全く別の病気です。
ちゃんと分けて理解して欲しいです。
痔瘻は「痔疾患」ですが
粉瘤は「皮膚疾患」です。
痔瘻は肛門の中に原因がありますが
粉瘤は肛門の外の皮膚に原因があります。
そしてつぶれて出てくる膿も微妙に違ってるんですよ^_^;
私たちは見れば分かるんですけど、患者さんには分かりにくいでしょうか・・・。
粉瘤は黄色っぽい粥状の、ちょっとニオイのある内容物が出てきます。
この独特のニオイ、一度嗅ぐと忘れないんですけどね^_^;
だけど粉瘤が化膿して感染性粉瘤となると痔瘻と同じようにドロ~っとした膿が出るので、この場合は痔瘻との鑑別が難しいでしょう。
この粉瘤、全身どこにでも出来る可能性があります。
オシリ限定じゃありません^_^;
私が皮膚科医をしていた20年前頃は粉瘤を繰り返す人に「清潔にするように」と指導していましたが、
肛門周囲の粉瘤に関しては「洗いすぎ」の人が多いように思います(-_-;)
あと、肛門周囲や外陰部の陰毛を剃っている人やレーザー脱毛している人にもよく見かけます。
何か関係があるのでしょうか・・・。
また粉瘤を繰り返したり、体のあちこちに粉瘤が出来やすい人っておられます(;。;)
体質や肌質も関係している場合もあり、繰り返すこともあります。
化膿しなければ普段は痛みはありません。
だから手術は「絶対にしなければならない」ものではありません。
手術しても再発することもあります。
なので私はまずは経過観察としています。
繰り返したり、不便を感じるくらいなら切除します。
その場合は、粉瘤の内容物を入れている袋も完全にキレイに取り切らないと再発します。
また皮膚科では傷口をキレイに縫合する手術が普通でしたが、肛門科ではキレイに縫合するとダメです。
だって毎日排便で使う場所です。
便だって付くし、肛門は伸縮します。
キレイに縫うとダメなんです。
だから基本的には開放創としています。
その方がキレイに治ります(^_^)v
便にまみれても洗えばいいので大丈夫です(^_^)v
だから肛門周囲の粉瘤に関しては手術するなら肛門科の方がいいかもしれません。
でも、別に手術しなくても大丈夫ですよ(*^_^*)
痔瘻と勘違いされることの多い「粉瘤」という病気。
知っておいてくださいね。
慌てなくても大丈夫ですよ(*^_^*)
診療所のセラピードッグ「ラブ」
右端がラブです♥
トイプードルは大人気ですね
飼っている人も多いです
毛が抜けない、ニオイも少ない
陽気で明るくて人なつっこいので飼いやすいです(*^_^*)
右端がラブです♥
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