カナダ在住から日本に戻った者が遭遇した出来事や文化の違いを綴っています。
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滋賀県の長浜市の文泉堂さんに行ってきました。
長浜といえば、羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)が初めて城持ち大名となって開いた城下町があったところ。
その長浜の文泉堂(本屋&カフェ)で行われたのが…
今村翔吾氏のサイン&トーク会!
今村翔吾氏といえば、現在『イクサガミ』がすんごいことになってますが。
今回のサイン会は『五葉のまつり』です。
サイン会場の文泉堂さん、とても素敵な本屋さんでした。
この日はいきなり寒波が来まして。
サイン会場、結構、寒かったんです。
ふへええええ。と思ってたんですが。
ひとたび、今村氏のトークが始まると、あっつーいッ!
今村氏、汗をかいての熱弁。
話しがうまい!
そして、引き出し多いッ!
さらに話を時間内にきっちり収めるテクニック!
トーク&プレゼンスキル、凄いッ!
自分は今村氏を生で見るのは初めてだったんですが。
オフィシャルサイトの背景はブラックだし
↑個人の偏見です
車はマセラティだし
↑個人の偏見です
気取った人なのかと思っていたら、全然違いました。
むしろ、熱いッ!熱いッ!!熱いッ!!!
サービス精神とエンタメ精神と、京都文化人はんなりさと近江商人魂と狡猾さと儀と義を併せ持つ、策士でした。
凄まじき、人たらしッ!
↑褒めてます。
会場の皆さん、ますますファンになっちゃったのではないでしょうか?
以下、トーク内容を載せていますが、私の記憶の中ですので、やりとりは不正確です。
自分のトリアタマが憎い。
『こういう感じだった』という雰囲気を味わってもらえれば。
あと、書いちゃいけないであろうトークもあったのでw、そこは省いています。
トークは顔バレしてる話や、県民性とか滋賀に纏わる話に始まり、いろんなところに広がっていくという。
年齢問わず、性別問わず、楽しめる内容でした。
また、話し方がうまいんですよ…
『八本目の槍』、『五葉のまつり』と同じ人物を二冊以上、主題に描くのは石田三成が初めてだそうです。
実は、三作目もあるらしく。タイトルには三が入るらしいです。
関ヶ原の戦いは、描かないそうです。
関ヶ原の戦いを書かないことで関ヶ原の戦いが個々の脳内に浮かぶわけで。
なので、NHKさん、この三部作の発刊後に石田三成大河ドラマ化はどうでしょうか?
ちなみに今村氏は、映像化のことを考えて、海、合戦の描写は避けているそうです。
映像化にお金がかかるので。
氏いわく、これは媚びている訳ではなく、描写の制限の負荷をかける挑戦になっているそうな。
すんごい策士じゃないですか?
「三成の凄いところは兵站」って仰ってましたが、今村翔吾氏本人が引き出しとリンクが多いなあ。
ちなみに兵站(へいたん)とは、補給・輸送・管理という3つの要素から成立つ総合的な軍事業務なことだそうです。
↑サイン会後にググりました。
つまり、Military Logisticsですね。
↑海外帰りのヤな人発言?
「時代考証はどれくらいのウェイトを置いてますか?」の問いに…
「他の人と比べてどれくらいっていうのはわからないけれど、主要武将がいつ何をしたかっていうのは頭に入っています」と。
で、例を出されたんですけど。『年だけでなく日付もなんかーッ!』ってちょっと驚愕。
日付という点があることで歴史という線になるっていうのがよくわかる例でした。
ご自分で「記憶力はいい」と仰ってましたが。
そんな人っているんだ、と。
小説の中で「そんなことしないよね」っていう事が実は史実だったりするそうですが、そういうものを言及せず、散りばめているそうです。
作曲をしている方から「行き詰まることがある時にどうされていますか?」みたいな問いに…
「オーケストラタイプだよね?」
との頷く質問者。
「僕は即興とかその場で作っちゃうタイプ」
小説もプロットを全部書いてから書く人もいるけど、今村氏は「よーいドン!」的に書き始めるそうです。
「すごいでしょ?!天才だよね!」
と自分で言った後、自分で照れてました。
え、チャーミング過ぎるでしょ…ッ!
その人にあったやり方があるので、行き詰まることが多いなら、それは今のやり方がベストではないのかもしれない、みたいなことを仰ってました。
自分でベストのルーティン、メソッドを見つけ出していくといいのでは?とのこと。
これって創作とかに限らず、全ての作業に言えるよなあ、と。
その他、新庄市(山形県)と大津市(滋賀県)の今村氏囲い込み作戦とか、いろいろ楽しい話がいっぱい。
熱く楽しく面白いトーク会は幕を閉じたのでした。
今村氏用に用意されていた椅子が畳間の背の低い椅子だったので、「後ろの方、見えないですよね?」とすぐさま立ってトークを始めるとか、もう気遣いが凄い!
そして、文泉堂さんの司会進行も素敵でした。
サイン本に名前を入れて頂きました。
イェーイ!
トークショー、むちゃくちゃ面白かったです。
今村氏、文泉堂さん、スタッフの方々、サイン会&トークショーに携わったすべての方々に感謝です。
ありがとうございました!
今村氏がトーク会で「本の良さを他の人に伝えて頂きたい」って仰っていたので…
紙の本だと電気がなくても読めるよ!
デバイスやサービスが終了して読めなくなるってことがないよ!
本に囲まれていると落ち着くよ!
本の出会いは一期一会!
読みたい本があれば買っておきましょう!
そしてできるなら地元の本屋さんで買ってください!
紙の質感とかが好き。
厚い本も、持ち歩ける薄さの文庫本も、全てが愛しい。
本が一番、後世に『残る』気がします。
実際、残ってますし。
↓長浜に向う電車の窓から。琵琶湖が見えています。
↓長浜の黒壁スクエア。
↓トーク会場。座敷と土間に椅子が置かれていました。
↓夜の黒壁スクエア。
駅まですぐだったのに、トークショー&サイン会の余韻に浸って曲がる道を通り過ぎてしまい、引き返したっていう…
気がついたら「ここ、どこ?」状態になってました。
↓今村翔吾氏、作家志望者のデビュー応援するため、「日本ドラフト文学賞」創設されました!
Instagram: drippingofpoison









