【目次】
■ 裏ハムラ+脂肪注入は本当に良い治療なのか?
最近、裏ハムラと脂肪注入を同時に行うよう“当たり前のように”勧めてくるクリニックがかなり増えているようです。
「あなたは皮膚の色も悪い。脂肪注入すると色も良くなるから同時にやりましょう!」
そう説明された、という患者さんが多数受診されます。
ではそれは、本当に患者さんにとって合理的な治療なのでしょうか?
■ 裏ハムラ単独でも皮膚の色は改善する!
まず前提として知っておいていただきたいことがあります。
裏ハムラ単独でも、皮膚の色は改善して見えます。
(正確には、見えることが多い、ですね。)
実際に、あじクリで裏ハムラのみをお受けになられたモニター様を何例かご紹介します。
いずれも脂肪注入は行っていません。
ですが、皮膚の色は良くなっています。
いえ、良くなって見える、と言った方が正しいかもしれません。
これにはいくつかのメカニズムが考え得るのですが、最も強く関与しているのは、光の当たり方が良くなったからだと私は考えています。
目の下のクマは、主に
・脂肪の突出=膨らみ
・靭帯による引き込み=凹み
という構造で強調されます。
裏ハムラはこれらの凹凸を整える手術です。
凹凸が滑らかになることで光の反射が均一になり、
結果として「色が良くなったように見える」。
というわけです。
では、なぜ裏ハムラと同時に脂肪注入をうけるよう勧められるのでしょうか?
■ 同時施術が勧められる理由
理由はシンプルです。
その方が単価が上がる=儲かるからです。
裏ハムラは、正しく行えば非常に効果が高い素晴らしい手術方法と考えます。
単純に考えて、膨らんでいる脂肪を凹みに移動させるのですから、脱脂も脂肪注入も省けるし、靭帯の引き込みという根本的構造まで改変できるのです。
私は、ほとんどの場合は、「まず裏ハムラをやりましょう。術後しばらく経ってから、痩せていることでボリュームが足りなかったり、皮膚の色が気になるなら、それに対して治療を追加していきましょう。」と説明しています。
裏ハムラ単独で満足されれば、追加施術は不要になります。患者さんとしては、余計なダメージや出費を抑えられる。
しかし同時に提案すれば、その場で売上は確定します。
本当は裏ハムラだけで綺麗になるはずなのに、余計なものを追加して、さもそれで綺麗になった、脂肪注入やってよかったね!みたいな空気感を出すわけですね。せこい。
もう一つは、
裏ハムラの結果を誤魔化すため。
裏ハムラは高度な技術が必要な手術です。
裏ハムラを行う技術が十分でないドクターが、結果を誤魔化すために、脂肪をかぶせて何となくふっくら仕上げている、というケースもあるようです。ニセハムラ、というやつですね。
裏ハムラと言えば集客できるので、実際は脱脂でもやっているのは裏ハムラ、という…よく医師を語れるものです。
■ 同時施術が抱える構造的な問題
私が同時施術をあまり勧めない理由がもう一つあります。
裏ハムラは、深部組織を広範囲に操作する手術。
剥離したスペースにクリーム状の脂肪を注入しても散っていってしまったため、 厳密な形態調整は難しくなるのです。
注入層は浅い層のみに限定されるので、脂肪注入本来の効果を十分に発揮しにくい状況になります。
さらに、術後変化が安定していない段階でボリュームを足すため、その評価が曖昧になります。
つまり、
・何がどこまで必要だったのか
・どこが過不足なのか
その判断が雑になります。
「1回で済む」というメリットの裏で、設計の精度は下がる可能性があります。
■ 本来あるべき治療設計
私の考え方は、
①まず構造を整える。
②それで足りなければ、後から補う。
裏ハムラは寿司
脂肪注入はラーメン
のようなものだと思います。
一流の寿司(高度な裏ハムラ)で満足できるなら、それだけが良い。その余韻に浸る方がいい。
万が一物足りなければ、後でラーメンを食べればいい。
一流の寿司とラーメンを一緒に食べる必要はありません。
むしろ、台無しになる可能性すらあるのです。
「一緒にやった方がいい」
その一言で済ませていいほど、
この治療は単純ではありません。
治療で大切なのは、設計と順序です。
私は皆さんに、最高の治療と同時に、必要最低限の治療をお勧めしたいと考えています。
特に手術においてはリスクや体への影響も考えなければなりません。
美肌治療とは立ち位置がちょっと違いますね。
やればやるだけいいというものではない。
この考え方にご納得いただける方は、ぜひあじクリでクマ治療をお受けになられてください。
今回の施術の概要
裏ハムラ法
下まぶたの裏側(結膜)を切開し、リガメント剥離や眼窩脂肪移動などの組織処理を行いクマを改善させる。
495,000円
(静脈麻酔代別途55,000円)
お得な料金で治療出来る
モニターは随時募集中です!
(モニターの適用には審査があります)



