連日沢山のご予約を頂戴している目の下のクマの手術治療。
『目の下のクマ取り』とも呼ばれるため、膨らみを取ってしまいさえすればクマが取れると勘違いしている人も多いです。
でも、決して『クマ取り=膨らみ取り』ではありません。
どういうこと???
今回はこちらのお写真で解説。
クマがあります。
『なんかクマがあるなぁ』ですね。
『クマ』は、目の下がなんか変だぞ?ということを全部ひっくるめて『クマ』と呼ばれるので、原因や状態は千差万別。
『この人にとってのクマはどういう要素なのか?』
を的確に判断することが、治療を成功させる第一歩。
まずは皮膚の色のクマ。
厚みは1ミリもありません。0.4〜0.5mmくらいしないと言われています。
下まぶたの切開系手術をしていると、ハサミが皮膚の下に透けて見えます😳!
皮膚や皮膚の下にある毛細血管や、赤色の筋肉が透けて見えてしまうので、青グマや赤グマ(あるいは混合の紫グマ)といった色グマが出来てしまいます。
これは皮膚の薄さが原因ですので、手術的に色を取り去るのはほぼ不可能です。
もし治療するとしたら、コラーゲンを増やして真皮の厚みを増やす注入系施術などでコツコツと頑張る!という感じです。
さて、では、私のブログでもよくご紹介している眼窩脂肪の飛び出しによる『目袋』はどうでしょう?
赤い丸の部分辺りに、すこーし見えますね。
でも、その膨らみの周りはどうか?
それとの比較もあり、目玉の周りの眼窩(骨の無いエリア)がかなり奥まっています。
そして、膨らみ以外の組織は薄い。
目周りの肉付きが悪く、落ち窪んでいる中に、すこーしだけ膨らみがある、という状態。
青黒い色グマも、光が当たるとやや明るく見える(逆に光が当たらなくなると暗く見える)という性質があります。
そういった着目点でもう一度確認してみましょう。
膨らみも少しあります。
しかし、膨らみがある部分は、光が当たってくれているが故に周りより少しだけ色が薄い様にも見えます。
さて、手術です。
少し膨らみはありますので、経結膜脱脂術は行います。
下まぶたの裏の結膜を切開し、眼窩脂肪を過不足なく除去します。
経結膜脱脂術が終わった時点の様子です。
クマは取れていますか?
…うーん、かなり微妙です。
膨らみはなくなりましたが、落ち窪みが主張して、逆に凹んでクマっぽい。
凹むと、光が当たりにくくなるので、青黒さが余計に悪くなっている様にも見えます。
これでは『クマが取れた』とは言えません。
ここで登場するのが、マイクロCRF。
(マイクロコンデンスリッチファット)
太ももから採取し精製した良質な脂肪細胞を注入して、ボリュームを補う治療です。
このマイクロCRFを、目の下の痩せている部分に注入します。
こちらは、向かって右の目の下のみにマイクロCRFを注入し終わったところ。
違いは一目瞭然ですね。
目の下の大きな凹みは緩和されて、目頭から頬にかけて斜めに下りるハの字の線が目立たなくなっています。
そして、自然な膨らみができて適度に光が当たるようになったため、皮膚の青黒さもまるで改善しているように見えます。
直後は脂肪量はやや多く、腫れもありますので、膨らみが過剰ですが、2〜3ヶ月かけて徐々にスッキリ馴染んできます。
私は、『クマ取り』を『膨らみ取り』とは捉えていません。
『クマを取る』とは、『暗い印象を取る』ということだと考えています。
膨らみ以外に暗い印象の元となる要因があれば、それに対して治療を行わないと、余計に悪い印象(ゲッソリして見える・老けて見えるなど)となることが、今回の比較でお分かりいただけたかと思います。
クマでお悩みの方は、是非あじクリでご相談ください。
今回の施術について、インスタのストーリーズにまとめています。是非ご覧ください。
こちらのブログも同様の治療を行っています。
併せてご覧ください。
今回の施術の概要
☑︎施術名
経結膜脱脂術+マイクロCRF注入
☑︎ダウンタイムの症状・期間
術後数日をピークに痛み・異物感・目ヤニ・腫れ・内出血が生じ、およそ1〜2週間で概ね改善します。
脂肪採取部は1〜2週間程度痛み・腫れ・内出血が生じます。
☑︎リスク
出血・血腫・感染・結膜炎・結膜下出血・凹凸・左右差など。
☑︎料金(税込)
495,000円
モニター価格 396,000円
静脈麻酔 55,000円
ご希望があれば、術後の腫れや内出血を軽減させる効果のあるサプリメント『シンエック』を服用いただくことも可能です(税込5,500円)。














