3歳女児放置死と夫の考え
また悲しい事件が起きてしまいました。お亡くなりになったお子さんには心からご冥福をお祈りいたします。こうした事件が起きると、どうしても亡くなった子どもたちの苦しかっただろう気持ちを考えてしまい、自分まで苦しくなってしまいます。そして、今後こんな悲しくて苦しい思いをする子どもが一人もいない世の中になることを強く願います。https://bunshun.jp/articles/-/38950この記事を読んでいた時に、夫が近くを通りかかりました。私は、この事件を知ったときから、きっとこの加害者である母親もなんらかの闇を抱えているのだろうと予想していました。この記事を読んでそれが確認でき、こういった負の連鎖はどうしたら断ち切れるのかなと漠然と考えていました。夫にはもしかしたらよいアイデアがあるかもしれないと、概要を説明してみました。そうしたら、意外な答えが返ってきたのです。夫の考えは要約すると、加害者の母親は、虐待の被害者ではあるかもしれないがそれは言い訳にすぎない。どんな理由があれ、幼い子どもを置き去りにして死に至らしめるなんて許されない。これを聞いて、思い出したことがありました。話はちょっとそれてしまいますが、以前夫と一緒に福山雅治さん主演の「そして父になる」を観たことがあります。これは観終わった後にとても考えさせられる映画です。少しあらすじを説明すると、病院の過失により同じ日に生まれた赤ちゃんが取り換えられてしまいます。子どもたちが6歳になったときにその事実が発覚し、それぞれの親の考え、子どもたちの考えが絡み合う様子が描かれています。私は、もし自分の子どもが取り換えられて6歳まで育てたときに、実は血がつながっていないという事実を知ったら、自分ならどうするか想像がつきませんでした。「血は争えない」という感覚があるので、やはり自分の血がつながった子どもを育ててみたい気持ちになるような気がしました。ところが、夫は「なにをそんなに悩むのか分からない」とあっさりしていました。「6年も一緒にいた子どもを手放せるはずないじゃないか」だそうです。夫は「自分の子」と認めたら、とことんまでお付き合いする人なんだと気づきました。だから、子どもを作ることにもとても慎重でした。自分たちの生活が安定するまでは、気軽に子どもを持つべきではないと言っていたのは、自分が犠牲になることをいとわないという覚悟の現れだったのかなと今にして思います。長男ちゃんは最近ティーンエイジャー特有の、おかしな行動をするときも丁寧にお付き合いするし、次男ちゃんは、夫とは正反対の性格をしているけど、気長にお付き合いしています。子どもを持つってそういうことだよな、と改めて夫を通して考えさせられました。自分の夫が特別すばらしい人であるとは思わないけれど、やはり親になるというのはいろいろな覚悟が必要なことなんだと思います。私も改めて覚悟を持って子どもたちにぶつかっていきたいなと思いました。写真を見る限り、本当にかわいい女の子が苦しい思いをしてこの世を去ってしまったことを考えると、胸が苦しくて涙が止まらなくなってしまいますが、この子の分まで自分は精いっぱい生きていきたいです。