息子は一蘭のラーメンが好きだ
一蘭のラーメンを食べるためなら
バスにも電車にも乗って出かけられる
 
 
慣れてきた道のりと店内
私の先を歩く彼の足取りは軽い
 
 
毎回、何をトッピングするか決めていく息子
辛味味噌は子ども向けではないようだが
挑戦したいと言うので半分入れることにして
食券と注文票を持って列に並んだ
 
 
 
後ろに並んでいた母親と子ども達も
注文票を書いている様子だった
 
 
その母親は子ども達に
トッピングの内容を確認をするのだが
最終的に何をトッピングするかを決めていたのは母親だった
子ども達に質問した後に
答えた内容にダメ出しをして母親が決めていたのだ
 
 
 
なぜ子どもに聞くのにダメ出しするのか?
なぜ子どもの希望を聞いた後に
こっちの方がいいと母親が決めるのか?
 
 
子どもたちがワクワクしながら書いた
その注文票に×がつけられていった
 
 
トッピングだけでなく
半替玉も却下されたその子は
文句を言いながらも
最後は下を向いて黙り
列に並んでいる間
話さなくなった
 
 
この子は母親の許可した範囲内でのみ
一蘭のラーメンを食べられる
 
 
夏休みなのにね
その子の様子を見て
ちょっと悲しくなった
 
 
 
息子は選んだトッピングの評価を
帰り道に話してくれた
辛味味噌は苦手だったらしい
彼のベストなチョイスは
青ネギと白ネギを両方入れて
半替え玉と追加トッピングのチャーシューだそうだ
 
 
いいねそれ
次は私が真似しよ