息子が昨夜泣いていた

声を殺して泣いていた

 

 

離れたところにいたけれど

泣き声が聞こえてきて

様子を見に行くと

顔をゆがめて泣いていた

 

 

少し時間が経ってから

「どうしたの?泣いていたの?」と聞くが

「泣いてない」と息子は言う

 

 

「そうなの?」と息子の顔をのぞきこんで

頭を撫でると

「本当は泣いてた。」と言う

 

 

「僕が不登校になったあの日のこと、今でも思い出すんだ。

あの日、僕の言うことを誰も聞こうとしてくれなくて

泣いても叫んでも痛いと暴れても

先生たちは笑いながら僕を引きずるんだ。

 

僕がこうして不登校になってるって、あの人たちはどう思ってるのかな。

何とも思わないのかな。

僕の精神を潰したあいつらが許せない。

仕返ししてやりたいけど、もうあいつらはいないし

仕返しして自分が犯罪者になるのは嫌だ。

 

でも悔しいし、ムカつくし、苦しい。

あの日の映像が残っていたら、あいつらに見せて

お前らがしたことはこんなことだって叩きつけてやりたい。」

 

 

 

「あいつら」の中には

間接的に私(母親)も含まれている

 

 

息子は私を愛してくれているが

私のしてきたことは許してはいない

 

 

こうして思い出しては

時々泣いてる姿を見て

 

自分のすべきことがわかっていても

感情が引っ張られる

 

 

 

不登校で関わってきた専門家たちのいい加減さを

思い出す

 

 

大人の立場を擁護して

学校は我慢を覚えるところで

あれもダメ、これもダメと

息子を否定的に捉える

 

 

掛けられた言葉を思い返しても

吐き気がする

 

 

そして私が息子に掛けてきた言葉にも

吐き気がする

 

 

そんな時に

短期間で不登校を解消し

学校へ復学する支援機関のニュースを見てしまう

 

 

家庭内で子どもの生活に制限をかける方法で

実際に復学した小学生がインタビューに答えていた

 

 

息が苦しくなる

 

いや

でもわかっている

 

 

この方法が有効な子どももいて

学校へ戻っていけるきっかけになっているなら

いいと思う

 

 

全ての不登校児に

このやり方が有効ではないこともわかる

 

 

このやり方で一時的に復学しても

解決するのは「学校に行っていない状態の解消」なだけで

根本は変わっていないということもある

 

 

 

息子と歩んできた不登校生活は

良い方向に進んでいると感じているのだから

 

 

ざわつく自分の気持ちと

葛藤する息子の感情を

否定しないで

見て見ぬふりをしないで

しっかりと感じたい

 

 

 

はあ魂が抜ける魂が抜ける魂が抜ける

 

 

 

息子は最近しきりに

「ゲームを作りたい!」と言って

ストーリーや設定などを考えている

それを考えている時間はとても楽しいようで

 

「本当に作れなくても

こうして考えている時間がすごくいい」そうだ

 

 

ゲーム作りにつながりそうな

習い事でも探してみようかな