アンジーさんは対面セッションで

「母親と向き合う」最後の扉を開けてくれた

 

私一人では開けない扉だった

 

 

 

 

 

母は私が6歳の時に蒸発した

 

母に関する記憶は

片手で数えられる程しか残っていない

 

 

 

その記憶から

母に対するイメージはと言うと

 

 

距離感があり

冷めた表情の印象だか

顔もぼやけていてわからない

 

まるで

記憶に植え付けられた

架空の人物のようにすら思える

 

 

人間的な温かみが無く

実在していたかどうか怪しい

実体を感じられない

 

 

 

さらに不思議なのは

母に対して

 

怒りとか

悲しみとか

 

そういった感情が全く湧かない

全く無いのだ

 

 

 

 

そのため

「母親と向き合う・母親を理解する」

 

この作業は

実の母に向けてではなく

 

 

 

私を育てた

自己犠牲の過干渉な祖母と

 

その祖母に育てられた人間力の弱い父

 

非ダイヤに育った姉弟で

ジャッジし合うことになった元ヤンの弟

 

 

 

このメンツと向き合って

発散をして

背景を理解し

 

 

即答で彼らを

ダイヤだと言える状態になっている

 

 

私の母親問題と理解はやり切ったな、と

すっかり思ってたが

 

 

 

記憶も少なく

何の感情も湧かない

実の母に対しても

向き合った方がいいのではないか

 

 

 

そうアンジーさんが

味噌オフ会で言ってくれたことと

 

 

先にアンジーさんのセッションを受けた方が

出せていない感情を指摘され

母親と再び向き合っている話を聞いたことで

 

 

私もセッションを申し込んだ

 

 

 

 

母が6歳まで私を育てたことは

事実なのに

 

 

なぜ

こんなにも記憶が無いのか

冷たい印象を持っているのか

何の感情も湧いてこないのか

 

 

 

それを深掘っていくために

 

 

アンジーさんは

私の過去の記憶や状況などを

ひとつひとつ丁寧に

聞き出してくれた

 

 

その過程で

整理されてきた過去として

 

 

母の蒸発直後に

母の形跡を

父や祖母が丸ごと消してしまったこと

(母の写真や日用品など、母に関する全ての物を捨ててしまった)

 

 

 

祖母が母のことを

「かわいそうで哀れな人」と

何度も言い聞かせてきたこと

 

 

 

それに反して父は

一切、母について話してくれず

しんどそうだったり

家にいる印象があまりなかったこと

 

 

 

「母は良くないことをした

母のせいで家族が悲しい思いをしている」と

 

 

 

家族の様子を見て

察して

気遣って

自分の悲しみや寂しさを

抑え込んだのではないか

 

 

母がいなくなったことで

悲しんでいる様子を

家族に見せないようにした方がいいと

感じ取って

 

 

感情を心の奥深いところへ

押し込んだのではないか

 

 

 

だからこそ

母がまるで

実体の無いもののように感じられ

 

 

さらには

実体の無いものに対して

(そう思い込んでいるから)

感情が湧かなくても当然なのではないか

 

 

 

順を追って

話を導いてくれた

アンジーさん

 

 

これは

一人でノートしていても

来れない場所だと思った

 

 

 

 

さらには

母についての記憶が

頭をよぎる

 

 

 

蒸発後に居場所がわかって

連絡が取れるようになった母から

 

 

私や弟の声を聞こうと

度々電話がかかってきたり

 

 

おそらく誕生日やクリスマスなどの

イベントのたびにプレゼントをくれたり

(たぶん郵送で)

 

 

 

「家に戻ることはできないけど

せめて私と弟のそばで暮らしたいから

近くに住みたい」

 

 

このようなことを母が言っていたと

祖母が教えてくれたことを思い出す

 

 

 

アンジーさんに

思い出したことを話しているうちに

 

 

 

「子どもを愛する母として

お母さんは確かに実在していた」

 

 

 

そんな感覚がぶわーっと

体の中を駆け巡り

 

 

過呼吸になったみたいに

一瞬、言葉を発することが

出来なくなった

 

 

 

そして涙が溢れ出す

 

 

 

冷たく実体のない

どこかの誰かのような母の記憶は

色が付いたイメージに変わり

 

 

もう

色の無い記憶には

戻らないだろうとさえ思えた

 

 

「お母さんは確かにお母さんだった」

 

 

おかしなことを言ってるようだけど

そんな感じなのだ

 

 

 

母に会って初めて

私の抑え込んでいた感情が出てくるだろうし

そこからまた発散が始まるんじゃないか

 

 

そう言ってくれる

アンジーさんの言葉を聞いて

 

 

 

母に会って直接話したい

 

 

会ってくれないかもしれない

もしかしたら亡くなっているかもしれない

連絡先を知ることすらできないかもしれない

 

 

どんな結果になってもいい

 

お母さんを探そう

 

そう決めた

 

 

 

※長くなるので次回に続きます