Jbbbさんの今回のパスは、BEEGIE ADAIRであった。

 

BEEGIEで思い出すのは、ある上司のことである。

 

昔、親会社からの出向で年下ながら私の上司に着いた人がいた。

年下と言っても、さすがに見識や洞察も深く、社交的で顔も広い。

尊敬に値する人であった。

 

2年の期間であったが、後半の1年はいろいろあって、彼とは濃い日々を過ごすことになった。

 

そんな彼が自社に戻ることになった別れの日、急に思い立って、彼が好きだと言っていたBEEGIEのCDを数枚調達して、彼が出社する前に感謝の手紙を添えて机の上に置いておいた。

 

「これを見て、女子社員からのプレゼントだと思ったでしょ?」

手紙の出だしは、そんな内容だったと思う。

後日、本人に訊いたところ、一瞬、女子社員からかなと思って、ぬか喜びしたらしい。

 

今でも親交は続いているが、上司だったこともあり、その風格からも私より年上に思えてしまうのである(笑)。

 

 

 

 

 

さて、本日取り上げるアルバムは、ビリー・ジョエルの『TURNSTILES』(1976年)である。

 

ニューヨークが好きだというJbbbさん、私は行ったことはないけれど、ニューヨークで真っ先に思いつくのは、ニューヨーク生まれのビリー・ジョエル、そして彼の歌う「New York State Of Mind」だ。

 

この曲が入っているこのアルバムは、ソロ4作目目にあたる。

デビュー当時の活動拠点だったロサンゼルスを離れ、故郷のニューヨークに戻ったころに作成したらしい。

 

「Say Goodbye to Hollywood」、「Summer, Highland Falls」、「New York State of Mind」、「Miami 2017」などは、当時の心境やニューヨークへの想いを歌った曲とのことである。

 

商業的にはあまり振るわなかったようだが、いい曲ぞろいだし、「New York State of Mind」などは多くのアーティストにカヴァーされている。