「桜が見たい」と妻が言う。

「桜ならそこら中に咲いているよ」と私が返す。

 

現に、直ぐそばの寺にも大きな桜の木が何本もある。

公園や学校だけでなく、あちらこちらの民家でさえ綺麗に咲いている。

 

この時期になると、こんなところにも桜があったのか気づかされることが多い。

車で数分のところには、隠れた名所である桜並木もある。

 

「そうじゃない」とさらに妻が言う。

どこそこの一本桜がいいとか、どこそこの枝垂桜が綺麗なんだとか・・

 

桜もさることながら、要は、遠出をしたいのだということは、容易に想像できた。

 

緊急事態宣言を受けて、期間中はどこへも行かず、かなりフラストレーションが溜まっているご様子。

 

妻も、ちょうど、この3月で完全に退職することだし、久しぶりに重い腰を上げるとするか。

 

とはいえ、今年は桜の開花が例年より早い。

お目当ての地は、ピークを過ぎる頃だ。

 

いっそ、北に向かおうか・・・

 

 

 

 

ффффффффффффффф

 

 

 

 

妻が仕事に出ていると、会社内での人間関係、仕事上のトラブル、通勤上の事故等々、心配な種が多い。

 

気にしていると、本人以上にストレスを感じることにもなる。

 

明日からそれが無くなると思うと、ほっとする。

 

そのかわり、今度は24時間、ずっと、妻と一緒になるので、違うストレスが発生することも心配といえば心配だ(笑)。

 

とりあえず、今は、家事の合間の一休み。

 

つかの間の一人の時間をJAZZで楽しむ。

 

 

デクスター・ゴードンの野太く、温かみのあるテナーの音色が沁みる。

 

昨年発売された『The Montmartre Collection』は、ケニー・ドリュー(ピアノ)、ニールス・ぺデルセン(ベース)、アルバート・ヒース(ドラム)という最強の布陣と競演したライヴ・アルバムである。

 


他のライヴ・アルバムでも感じるが、薬禍から立ち直った60年代の演奏がいい。

歌心溢れ、情感あふれるソロ・ワークが素晴らしい。

 


スタジオ録音の『GO!』も聴きやすいアルバムである。

オリジナル曲の「Cheese Cake」は耳馴染みのいい曲で、彼を知らない頃から既に聴き覚えがあった。



 

 

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