「Nothin’But The Blues」
なんて訳すのだろう?
ブルース以外に何もない
ただ、ブルースがあるだけ
そんなところだろうか。
ジョニー・ウィンターがブルース界の大御所マディ・ウォーターズのアルバムをプロデュースしたのち、マディのアルバムに参加したミュージシャンらとレコーディングしたアルバムである。
マディをプロデュースしているうちに刺激を受けたのだろうか、それまでロックロール色の強いアルバムが多かったが、久々にどっぷりとブルースに浸った作品である。
「100万ドルのギタリスト」と呼ばれたジョニー・ウィンター。
当時としては破格の金額で契約したCBSから出したファーストアルバム『ジョニー・ウィンター』こそ、ブルース色の強いアルバムであったが、その後はリック・デリンジャーなどと組んだロックン・ロール中心のアルバムが続く。
ロックン・ロールがダメだということではなく、ジョニーが奏るとブルースでもロックン・ロールでもソウルでもすべてがかっこいい。
特に、『ジョニー・ウィンター・アンド』のライブ盤が圧巻である。
自分のテーマ・ソングのようなコテコテのロックン・ロール「ジョニー・B・グッド」でさえも、何の衒いもなくガンガン弾き倒して、歌いまくるから気持ちがいい。
でも、やっぱりジョニーはブルースがいい。
ブルースがよく似合うのさ。
晩年、迫力が無くなってしまったなと思っていたが、初来日を果たした2011年に発表された『Roots』や2014年70歳で亡くなった後に発表された『ステップ・バック』では、様々なアーティストのサポートを得ながらも元気なボーカルとギター演奏でブルースを聴かせてくれた。
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